企業市民活動
考え方
「真に働く」の企業理念に基づき、出光興産が事業活動を展開する国・地域社会の人々の暮らしを心豊かで平和なものとするため、企業市民活動推進ガイドラインを策定し、様々な企業市民活動に取り組んでいます。
方針
企業市民活動を行う意義・目的や活動における重点領域および大切にすることを当社の企業理念・ビジョンに則して明確にし、活動を通じた人の成長や社会への貢献を実現すべく2022年に以下の企業市民活動推進ガイドラインを策定しました。
企業市民活動推進ガイドライン
当社は、「真に働く」の企業理念に基づき、当社が事業活動を展開する国・地域社会の人々の暮らしを心豊かで平和なものとするため、「環境」「文化」を軸にさまざまな企業市民活動を行ってまいります。
1. 重点領域
「環境」 未来の地球環境を守る
「文化」 心の豊かさを育む
2. 重点活動
地域の自然環境を保全・再生する活動
芸術を通じて、人・地域・次世代をつなぐ活動
3. 大切にすること
(1)従業員の参画
従業員による自発的な参画を支援し、人の力を社会のために生かすこと。
(2)地域とのつながり
地域固有の環境や文化を尊重し、地域に暮らす人々を想い活動すること。
(3)グループの強みの活用
当社グループが持つ資産やノウハウなどの強みを活用すること。
(4)ステークホルダーとの共創
多様なステークホルダーと連携し、価値の共創に取り組むこと。
ガバナンス
取り組み
企業市民活動の実績
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※以下の内容を集計しています。
出光音楽賞、Idemitsu Art Award、環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」、みらいを奏でる音楽会、ふるさとプロジェクト、北海道出光こどもお絵かきコンテスト、出光生きもの探検隊「草木と貝の教室」、事業を展開する地域の環境保全・清掃活動など
環境:未来の地球環境を守る取り組み
宗像市・出光興産協働 宗像市ビーチクリーン&海洋プラ再生
海洋プラスチックごみ問題の解決と資源循環型社会の実現への貢献に向けて、創業者・出光佐三のゆかりの地である福岡県宗像市と協働し、地域共創型の環境活動を推進しています。2023年から毎年、当社グループ社員、特約販売店からの参加者、宗像市職員が一体となってビーチクリーン活動を実施し、宗像市大島の海岸に流れ着いた海洋ごみの回収に取り組んできました。
ビーチクリーン活動では、回収した海洋ごみの中から再生可能なプラスチックを参加者自らが分別し、資源として循環させることを重視しています。分別されたプラスチックの油化は、環境エネルギー株式会社および、該社と当社の合弁会社であるケミカルリサイクル・ジャパン株式会社(2026年10月1日に「出光ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社」へ社名変更)が共同で実施しました。独自のケミカルリサイクル技術を用いた油化処理を行い、プラスチック原料にも使用可能な再生油(CR油※)として生成しています。生成された再生油は宗像市へ寄贈され、地域内で活用されています。単なるごみ拾い活動にとどまらず、「回収」「分別」「再資源化」「地域での活用」までを一貫して行う点が特長です。当社グループの人の力と技術を活かすとともに地域社会と連携することで、持続可能な資源循環モデルを実現しています。
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CR油:ケミカルリサイクル油。使用済みプラスチックを油化して生産した軽質原油相当の油。
集合写真
再生油寄贈
(左:宗像市河野副市長 右:出光大江九州支店長)
集合写真
再生油寄贈
(左:宗像市河野副市長 右:出光大江九州支店長)
集合写真
再生油寄贈
(左:宗像市河野副市長 右:出光大江九州支店長)
この取り組みは、環境省が主催する「プラスマ・アワード2026」の「拾う」部門において、最優秀事例となる金賞を受賞しました。
授賞式の様子
授賞式の様子
授賞式の様子
袖ケ浦市・出光協働 バイオ炭(竹炭)づくりで里山再生とCO₂削減
2026年2月、千葉県袖ケ浦市との共催により、次世代技術研究所(平川グランド)において「バイオ炭(竹炭)づくり」を実施しました。
放置された竹林は、里山の環境を損なう地域課題となっています。伐採した竹を炭化してバイオ炭とすることで、本来は腐敗・燃焼により大気中に放出されるCO₂を炭素として固定できます。今回は約340kgの竹炭を作り、CO₂削減量に換算すると約612kgとなりました。当日は竹の伐採から炭焼きまでを参加者全員で体験し、バイオ炭づくりの意義やカーボンニュートラルへの理解を深める学びの場としました。
荒れた竹林
バイオ炭づくりの様子
集合写真
荒れた竹林
バイオ炭づくりの様子
集合写真
荒れた竹林
バイオ炭づくりの様子
集合写真
文化:心の豊かさを育む取り組み
企業市民として地域社会と密接に関わりながら、次世代を担う人たちの心の豊かさを育む活動を続けていくこと。それは、地域社会のより色鮮やかな未来への貢献につながります。
人のエネルギーを、社会のエネルギーへ。「出光音楽賞」をはじめとする文化活動を通じて、人と地域、そして次世代をつないでいきます。
海外における取り組み
出光オーストラリア(ブリスベン)では、マネジメントレベルによる「環境管理」「エネルギー管理」「文化遺産」「ステークホルダーエンゲージメント」の4つの方針の下、地域の社会問題解決に資する取り組みを長期的な視点で進めています。また当社グループは、各国・各地域の事業拠点においても、その土地の課題やニーズに寄り添った企業市民活動を展開しています。
●2025年度の主な活動実績
| 国・地域 | 2025年度の主な活動実績 |
|---|---|
| オーストラリア | 救急ヘリコプターと地域病院への支援、ボガブライ地域の老人ホーム9軒建設(2025年完工)、チャイルドケアセンターの継続支援 |
| インドネシア | スマトラ島の森林再生、マングローブ植林・保全(累計10,000本)、ペットボトル回収(年22,746本)、献血・寄付・災害支援 |
| ベトナム | ハノイなど5都市で「Community Day」を開催、ラオカイ省の幼稚園建設を支援 |
| タイ | 養鶏・農園づくりの学習支援、マングローブ保護・植林、高齢者の就労支援、ボトルキャップのリサイクル |
| インド | 高校生への教育支援(年約4,000人来所)、学校設備の寄贈、整備士への技術指導 |
| フィリピン | チャリティラン「Race for Life」への参加 |
| シンガポール | グループ各社合同の植樹活動(毎月実施) |
| 中国 | 恵州での清掃・リサイクル活動 |
| 米国 | 地域の警察・学校・福祉団体への支援、日米交流団体への寄付 |
| ノルウェー | ムンク美術館への寄付による日本・ノルウェーの文化交流支援(1991年~) |
インドネシアマングローブ植林の様子
インドネシアマングローブ植林の様子
インドネシアマングローブ植林の様子
製油所・事業所での取り組み
各製油所・事業所では操業開始以来、地域社会との結びつきを大切にし、企業市民として様々な地域活動に取り組んでいます。
取り組みの詳細は、リンク先のページをご覧ください。
グループ製油所における取り組みの詳細については、リンク先のページに掲載しています。