現在の
仕事内容について

アスファルト製品の技術営業を経て
材料・製品の物流を担う供給課へ。

入社後、機能舗装材事業部に配属され、東日本アスファルト販売課で、主に関東圏の特約販売店を通じたアスファルト製品の技術営業を3年間経験しました。技術営業では、当社製品を販売するパートナーである特約販売店と協力して目標を達成することがミッションとして求められています。特約販売店の売り先である道路会社などの需要家に同行営業し、主に技術的側面から商品の詳細を説明するほか、品質や機能に関する需要家の質問に答え、ニーズを捉えた提案を行い、受注に貢献します。
現在は製油所との出荷調整やアスファルト工場の運営・操業維持、海上出荷の配船オペレーション、ローリーによる陸上物流などの業務を担う供給課に所属し、私は主に陸上物流を担当しています。製油所から高機能アスファルト工場に、原料となるアスファルトを配送する手配を行うほか、高機能アスファルト製品が、需要家に届くまでの出荷調整も担当しています。また、物流に関するトラブルへの対応や課題の発見と解決も、供給課の重要な役割のひとつになります。私はまだ、供給課に異動して日が浅く、物流面の知識は十分ではありませんが、周囲の助言や運送会社の方々の協力を得ながら、安全に、安定してお届けすることを目指して業務に取り組んでいます。

私の
挑戦と失敗

自身の成長につながった
入社1年目の2つの経験。

技術営業は、お客様(特約販売店、需要家)と会社の間に立つ存在であり、会社で決められた方針をそのまま伝えているだけでは自分が介在する価値がありません。自分の意見を織り交ぜた改善提案を行うなど、付加価値を生み出すことで初めて自分がそこに存在する意味が見出せます。もちろん、最初から付加価値を生み出す提案ができるわけではありません。アスファルトの技術営業に求められる知識の習得は難易度が高く、当初は苦労しました。しかし、上司がお客様役となり何度もロールプレイのトレーニングをしてくれたお陰で、営業活動に対する自信が少しずつ生まれてきました。
入社1年目の秋に初めて上司の同行なしに営業に行き、自分の言葉で商品説明を行って受注に至った案件は忘れられない経験です。特約販売店の方に「SUZUKIさんが担当してくれてよかった」と言っていただき、それまでの苦労が報われた気持ちでした。ただ、納入が決まった後も、価格の交渉をしたり、サンプル試験をしたりと担当業務は山積みで、焦りから先輩や上司に回答を求めてしまい、まずは自分でじっくり考えるよう注意を受けました。初めはかなり苦労しましたが、段々と自分の中で様々な物事を結び付けて考えられるようになり、やりがいを感じられるようになりました。
また、同じ1年目の冬に獲得した新東名高速道路の舗装案件も思い出深いです。舗装に用いられる石材と当社のアスファルトを使用した、アスファルト混合物の上で車輪を往復させる試験を実施したところ、アスファルトが剥離するという課題が見つかり、このままでは他社製品に変更されてしまうという事態に陥りました。そこで研究所の方々に、マーケットの大きさや将来性を訴求して改良を依頼しました。私の熱意を汲んでくれた研究所の方々が、わずか1週間という短期間で商品改良に取り組んでくれたことで、再試験の結果、無事当社の製品を新東名高速道路の舗装に使用することができました。入社1年目に経験したこの2つの案件は、私の成長の原点です。

将来の目標・
キャリアビジョン

ビジネスの上流から下流までを経験し、
「世界と日本を繋ぐ」仕事を。

機能舗装材事業部は、商品企画から製造、出荷、販売までサプライチェーンの全体を担っていることが特徴です。これまで販売と供給(出荷)の2つを経験してきましたが、今後はさらに経験を積み、まずは機能舗装材事業のビジネス全体を理解し、上流から下流までのすべてを担えるようになりたいと思っています。
また、今後挑戦してみたい分野が2つあります。1つは入社前に目標としていた、「世界と日本を繋ぐ仕事」をすることです。具体的には原油の調達、輸送、トレーディング等、当社のビジネスにおける上流部分を担い、今以上にスケールの大きな仕事に携わりたいと考えています。2つ目は広報の仕事を通して、「会社の事業や方針などを社外に発信する仕事」に携わることです。私は芸術に興味があるので、これまでプライベートで培ってきた舞台経験などを活かして、芸術を通じた企業の広報活動などもしてみたいと考えています。

質問・回答 Q&A

Q 学生時代に学んだこと、注力したことは?

子どもの頃から習っていたダンスと歌(合唱)を活かしたいと、英語でミュージカルを行う劇団に所属していました。年齢も考え方も異なる約30名のチームをまとめ、ダンスコンテストで地区予選を勝ち抜き、全国大会に出場したことは今でもよい思い出です。

Q 出光の志望理由と入社の決め手は?

学生時代に経験したカナダ留学で、日本企業のプレゼンスの高さを実感し、誇りに思いました。そして父親がアメリカ人であるという国際的な背景を活かし、世界と日本を繋ぐ仲介者になりたいと考え、世界からエネルギーを調達し、日本企業を支えている出光興産を志望しました。

Q OFFの過ごし方は?

週に2回、ダンスレッスンに通っています。ミュージカルのオーディションに合格し、現在は本番の舞台に向けて猛練習中。もちろんアマチュアの舞台ですが、900名収容のホールで発表するので気合が入ります。

同僚からの声

皆から好かれる人気者!

後輩:Y.S

SUZUKIさんは社内外問わず、皆さんから好かれる人気者です。プライベートも充実されており、その分仕事にも一生懸命取り組んでいます。今は違うチームに異動になりましたが、当時新入社員だった私の様々な相談に親身になって対応してもらい、とても助かりました。慣れないことも多いと思いますが、持ち前の明るさと効率の良さで引き続き頑張ってください!

1日のスケジュール例 SCHEDULE

09:00
出社、勤務開始(週に1~2回出社)
メールチェック・TODOリストの作成。
10:00
朝会
課のメンバーと毎朝情報共有。出社しなくてもオンライン会議でコミュニケーション。
11:00
事務作業
経費の管理や請求書の処理等。
12:00
昼食
出社した際は同僚の皆さんと大手町付近のお店を開拓しています。
13:00
打ち合わせ
別の課との打ち合わせ。在宅の社員はオンラインで参加。対面・在宅のハイブリッドは日常の光景です。
15:00
来客
物流に関するお取引先にご来訪いただき、見積り作成に向けた商談。
17:30
退社
趣味のダンスやミュージカルの舞台出演のため、終業後は週に2,3回ほどレッスンに通っています。