現代はVUCA時代と呼ばれています。当社は、不透明な将来見通しの中でも、エネルギー・素材の安定供給とともに社会課題の解決に貢献することが責務であると考えています。
2030年ビジョン「責任ある変革者」の実現に向けて、大きく事業構造を変革していく上で重要なのが、「Open, Flat, Agileな企業風土醸成」であり、その根底を成すのが「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性の包摂)」です。

※VUCA:Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)

出光興産が目指す
Open, Flat, Agileとは?

当社は、すべての社員がやりがい・働きがいを持って、活き活きと働くことができる、より良い会社の共創を目指し、インナーコミュニケーションの活性化を図っています。一人ひとりのやりがい向上のためには、Open・Flat・Agileな企業風土醸成の実現が必要です。何でも言い合える安心・安全の場、良好なコミュニケーション、全社および組織目標の共有や理解浸透等が、2030年ビジョン実現のための基盤になると考えています。

出光興産がD&Iを推進する理由は?

当社では、D&I推進を経営戦略の1つと位置付けています。
異なる背景や知識・経験を持つ人が交流することで化学反応を起こすことが可能となり、既存の価値観に縛られることなく、継続的にイノベーションが生まれる土壌が養われると考えています。

Open, Flat, Agileの浸透に向けて

KEYWORD 対話

フリーアドレス席

「いつでも・どこでも・誰とでも」時間・場所にとらわれず、自らの業務に最適な働き方を自律的に選択するABW(Activity Based Working)を推進しています。たまたま近くの席に座った同僚との偶発的な雑談から、思わぬアイデアが生まれることもあります。

ワークショップ・「アンコン対話」

アンコンシャス・バイアスとは、誰もが持っている「自分自身では気づいていない物ごとの捉え方の偏りやゆがみ」のことです。自分自身がバイアスに気づくことが相互理解の第一歩であり、ワークショップを通じて傾聴や対話の重要性を理解することで、多様な人材を活かしイノベーションが生まれやすい風土づくりを後押ししています。

Nextフォーラム

より良い会社の共創を目指して、社員と経営層が全社的な課題などに関して直接対話・意見交換・提案を行う場です。職場の生の声が、全社活動に反映・展開されています。

タウンホールミーティング

社員と経営層の直接対話の場です。経営層からさまざまな経営課題をテーマとして情報共有が行われています。毎回QAセッションが設けられており、質疑は事前受付の他、ミーティング中のチャットでも自由に書き込みができます。

KEYWORD

DXリテラシーと起業家マインドを備える人材を育成するために、3つの塾が立ち上がりました。座学だけでなく、実際のビジネスの実地検証等もカリキュラムに入れています。変化の大きい時こそ、イノベーションが生まれる絶好のチャンスと捉え、参加者間で新しい知恵を出し合い、価値共創を目指していきます。

各塾の概要

スマートよろずや塾

「スマートよろずや」構想の理解・浸透を進め、DXリテラシーや起業家マインド醸成するためのプログラムです。燃料油ビジネス最前線に立つ支店所属社員が参加し、責任ある変革者として、担当するSSでスマートよろずやのアイデアを実証していきます。

ビジネスデザイン塾

コーポレート部門や事業部門、関係会社から幅広く社員が集まり、外部エキスパートにご協力いただきながら、4カ月にわたり新規事業アイデアの創出方法を体系的に学んでいきます。

CNXセンター塾

カーボンニュートラル・循環型社会実現へ向けて責任を果たしていく人材の育成を目的とし、集合研修と、期間中のグループワークを通じて、製油所・事業所の将来のあるべき姿を検討します。

多様な従業員が成長・活躍し、
イノベーションを創出し続ける企業ヘ!