当研究所では、複合材料を開発するための4つのコア技術を駆使し、お客様や社会のニーズに応え、次世代を先取りした材料の開発に挑戦し続けています。
研究開発

コア技術

配合設計技術
複合材料に用いる樹脂・充填材・添加剤の性質や安全性を考慮し、お客様のニーズに応える配合設計を行います。
長年の技術蓄積×計算科学(MI活用)による配合設計の効率化にも取り組んでいます。
混練技術
配合設計した各種原料を安全に、かつ、より安定した品質の製品ペレットへと混練・造粒加工するための実用技術を探求しています。
成形加工技術
射出成形や押出成形における材料評価のための試験片作製に加え、お客様の安定した製品・部品成形への技術支援を実施します。
分析評価技術
複合材料を特徴づける物性評価に必要な設備・技術に加え、難燃性や摺動性、長期特性など、製品の使用環境を想定した実用評価設備も充実しています。
新規開発

次世代型難燃材料
いつの社会も安全・安心が第一です。プラスチック活用には難燃性が求められる場面がありますが、様々な使用環境での対応を目指したコンパウンド開発を続けています。
現在は、環境負荷低減や健康配慮に関わる各種規制を考慮した、ハロゲンフリー化などに取り組んでいます。
環境配慮材料
持続可能な社会の実現に向け、バイオマス素材やリサイクル素材を活用した環境対応材料を開発しています。カーボンニュートラルを目指し、LCA(ライフサイクルアセスメント)などの指標化にも取り組んでいます。
高機能エンプラ材料
高温環境での使用にも耐えられる、精密・摺動・高熱伝導・高絶縁等の機能を有したスーパーエンプラ系材料のコンパウンド開発に取り組んでいます。