二等機関士

どんな事態にも対応できるエンジニアを目指します!

出光タンカーの船員にとって仕事の第一目的は原油、液化ガスを目的地まで安全に運び届けることです。そのために乗組員それぞれに担当があり、役割を果たすことによって船が動いています。


アラームテスト

現在、乗船している船はLPG船でプロパン・ブタンを運んでいます。この船での私の担当はディーゼル発電機、造水器、油清浄機などです。これらを運転維持・整備することが船での任務です。機器毎に運転時間によって点検項目があります。定期的に整備することで機器のパフォーマンスを維持するように管理しています。
また日々の見回り、点検によって異常の早期発見に努め、重大な事故にならないように注意しています。
しかし突発的な故障が起こることもあります。船は一度海に出てしまうと自分たちで対処をしなければなりません。ここがエンジニアの腕の見せ所で、今までの経験や知識を総動員して挑みます。悪戦苦闘しながらも原因を追究し故障を直したときの達成感はいいようがありません。このような経験を積み重ね、自分の知識・技能を高めていき、いつかは後輩たちに伝えていくことも私の仕事だと思っています。

最初に書いたように船ではみんなが一つの目的に向かって仕事をしているので、甲板部や機関部関係なく船全体で一航海が無事に終わった達成感や充実感を共有でき、一体感が生まれます。そんな良い関係の中で仕事ができていることをとても幸せに思います。
皆さんも入社して一緒に船を動かしてみませんか。

ある1日の行動

6:30 起床
7:00 朝食
7:50 ラジオ体操
8:00 ミーティングの後、作業
12:00 昼休み
13:00 作業再開 (15:30より機関室見回り)
17:00 作業終了
18:00 夕食
18:30 自由時間(書類整理、翌日の仕事の準備等)
22:00 エンジンルーム見回り (当直日)
22:30 自由時間 (ビールを飲みながら読書、DVD鑑賞)
23:30 就寝
発電機見回り

発電機見回り

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