- 浮屋根のスロッシングによる損傷原因として、二次モードによる変形・破壊に対して解明したのは、本開発が初めてであり、新規性・進歩性が認められました。また、一次モードに対しても、定量的かつ一般化した評価方法を提案しており、先行技術よりも優れていると認められました。
- 本開発は、2005年4月から施行された「危険物の規制に関する規則の一部を改正する省令等の施行について」に引用され、シングルデッキ型浮屋根の耐震性向上対策へ大いに適用されることから、本技術の有用性が認められました。
- さらには、浮屋根のスロッシングシミュレーションは膨大な計算であり、シミュレーションの結果をまとめ、簡易計算式を導かせたことは、多大な労力と計算費用を大幅に削減することが期待でき、経済効果も大きいと認められました。
以下に受賞の技術内容を紹介します。