装置内外の流体の状況をシミュレーションし、流れ(ベクトル)、温度分布、濃度分布、粒子(液滴)軌跡等を可視化することにより、現状と条件変更後の状態変化を事前に予測できます。
流動解析
(1)流動シミュレーションによる解析
特長
種々の装置に対応可能です。装置内での液滴(スプレー滴)の挙動の解析に実績があります。
解析の実施例として
- 配管内の塩析出を防止するスプレー滴の飛散状態のシミュレーションとスプレー状態の問題点把握および対策立案
- 体合流部のシミュレーションと流れベクトル・温度・濃度の解析から、トラブル回避策提案
- 大気中に流出したガス拡散のシミュレーションとその影響範囲の検討
適用先
- 配管内流動
- 配管内スプレー蒸発
- タンク内流動
- 大気拡散流動
解析例
(2)管路内流動解析
配管の流体移送能力を向上させるために、最適な設備改造計画を提供しています。
ポンプ停止やバルブ閉止等の急な運転変化時に生じる油撃/水撃(圧力上昇)に対する設備の安全性を確認し、発生防止のための運転操作の改善、設備改善を提供しています。
特長
運転ノウハウとエンジニアリング力を組み合わせた、現実的な対応案を提案
適用先
- 管路網
- 雨水・含油排水管
- 消火用水供給管
- ローリー荷卸設備
- 油撃・水撃・ウォーターハンマー(時刻歴・過渡)