2024年1月22日

一歩先のエネルギー

山陽小野田市、出光興産株式会社、西部石油株式会社による包括連携協定の締結について

山陽小野田市
出光興産株式会社
西部石油株式会社

山陽小野田市(山口県)、出光興産株式会社、西部石油株式会社(出光興産100%子会社)の3者は本日、包括連携協定(以下、本協定)を締結しました。3者それぞれの資源や機能を活用し、山陽小野田市域の持続可能な発展と脱炭素社会・循環型社会の実現を推進します。
なお、本協定は、西部石油株式会社山口製油所の石油精製機能の停止(停止予定:本年3月)と、その後の跡地を利用した新事業展開を契機として締結されたものです。

山陽小野田市は、長年にわたり化石燃料などのエネルギー産業に支えられて発展してきました。また、太陽光、水素など再生可能エネルギー関連の企業や施設も数多く立地しており、多様なエネルギー産業の集積地となっています。世界的にカーボンニュートラル社会の実現が推進されている中、西部石油株式会社の事業転換をきっかけに、山陽小野田市の地域経済もまた新たな転換点を迎えようとしています。
そこで、次世代エネルギーの社会実装と地域課題の解決に取り組む出光興産株式会社とともに3者の強力なパートナーシップを構築し、山陽小野田市のもつ多様なエネルギーとそれに関連する社会インフラを活用した取り組みを広げ、脱炭素化を通じた地域経済の活性化を図っていきます。そして、山口県や山陽小野田市立山口東京理科大学、地元企業等と力を合わせ、持続可能性の高い山陽小野田市ならではの脱炭素社会・循環型社会の実現を目指します。

1.本協定の内容

  • 1.

    カーボンフリーエネルギーの導入拡大及び供給に関すること
    太陽光や水素による発電の拡充や地域社会、工場への電力供給網の形成等、カーボンフリーエネルギーの導入拡大・供給を推進します

  • 2.

    脱炭素に資する技術・サービスの開発・実証及び導入推進に関すること
    カーボンフリーエネルギーの製造、量産化に向けた技術開発や最先端の技術検証等、産学官の連携により、脱炭素化に資する技術・サービスの導入推進を図ります

  • 3.

    バイオマスの導入及び資源の循環利用の推進に関すること
    地域で発生する廃棄物や未利用資源等を燃料や化学品等に変換し、地域の工場へ提供するなど、脱炭素化に貢献する循環型社会の実現を図ります

  • 4.

    その他、3者相互や山口県、山陽小野田市立山口東京理科大学、他企業などとの連携・協力に関すること
    3者間での連携・協力に止まらず、産学官連携の枠組みを広げ、地域の多様な関係者と手を携え、山陽小野田市ならではの脱炭素社会・循環型社会の実現を図る体制を構築します

2.調印者

  • 1.

    当事者
    山陽小野田市長 藤田 剛二(ふじた ごうじ)
    西部石油株式会社 代表取締役社長 飯田 聡(はんだ さとし)
    出光興産株式会社 代表取締役社長 木藤 俊一(きとう しゅんいち)

  • 2.

    立会人
    山口県産業労働部長 小関 浩幸(こせき ひろゆき)

【参考】

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出光興産株式会社 広報部広報課

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