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中学校部門 金賞
緑豊かとゴミだらけ / 服部 結愛
撮影者コメント
今の日本には、緑が広がり、のどかな所が少ないのに、×の写真は、タイヤ、テレビなどがのどかな場所に大量に捨ててあったので改善したいと思った。どのように変えていけばいいかと言うと、1人1人が環境問題に関心を持ちゴミを捨てると環境に悪いと言う事をわかってほしい。
カメラマン講評
どちらも夏らしい空と雲、緑とのバランスがきれいです。山積みのゴミもわかりやすく構図に収められていると思います。不法投棄をする人を1人でも減らすようにするためには、こういった写真を撮って発表するだけでも、意味がある行為かと思います。
審査員総評
○の写真は広がる緑の田んぼと青空が印象的で、自然の美しさが強調されています。一方で×の写真は置かれた廃棄物と周囲の美しい自然との対比で、環境問題の深刻さが浮き彫りになっています。この対比の鮮明さが、私たちの行動が自然に与える影響を考えるきっかけとなります。
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中学校部門 銀賞
ゴミにうもれる一枚岩 / 坪田 知子
撮影者コメント
数万年以上前に自然が作り出した、日本海にそびえ立つ一枚岩。一方、永遠に残り続ける、人間が作り出した一枚岩にそびえ立つゴミ。数万年守り続けられてきた一枚岩の美しい風景は人間の使うゴミによってけがれている。また、プラスチックゴミが多く捨てられている事から多くの人が環境に悪い素材を使っている事が分かる。私は、この現状からこれからもゴミをリサイクルをするなどしてゴミを減らし、やさしい素材を使っていきたい。
カメラマン講評
水面に映った一枚岩がきれいです。ですが近くで見るとペットボトル等のゴミが散乱していて、せっかくの美しい景色が台無しに。そこから身の回りの現状や自身の行動を振り返る姿勢が素晴らしいと思いました。遠くから見ても近くから見ても美しい景色を守るために、これからも問題意識を持ち広めていってほしいです。
審査員総評
自然の美しさと人間の影響を対比させることで、環境問題の重要性をしっかりと伝えています。数万年かけて形成された自然の一枚岩と、人間が作り出したごみの対比は、非常に印象的です。プラスチックごみの問題や具体的な行動提案についても言及し、改善を目指す姿勢が伝わります。この姿勢や考え、多くの人に広がることを願っています。
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中学校部門 銅賞
身近な水から大切に / 寺坂 奈那美
撮影者コメント
「日本の水の品質は高い」と言われており、世界でもトップクラスとされています。そんな日本ですが、貴重な水を出しっぱなしにしていることが多いと感じました。水の出しっぱなしは水道代や水資源の無駄づかいだけでなく、CO₂の排出にも影響します。最近、学校でも環境問題について考える機会が設けられています。水を無駄遣いしないことが大事だと改めて思いました。私たちの身近にある水を大切にすることからはじめませんか。
カメラマン講評
どちらもグリーンを基調にまとめられていますが、○は葉っぱから滴る、光る雫がきれいに収められています。×も日常の風景ですが、比較することでより日本の水のきれいさ、ありがたみを感じさせます。CO₂の排出にも影響することなどよく勉強されていますので、これからも幅広く環境について発信する写真を撮っていっていただきたいです。
審査員総評
○と×の写真で水に関する異なる側面を強調しており、対比が興味深いです。自然界における水の役割と私たちの日常生活における水の重要性を対比させることで、環境に対する意識を高めるきっかけを提供しています。両者は、異なる視点から水の価値を示しており、私たちが大切にすべき資源であることを思い起こさせます。
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中学校部門 審査員特別賞
アスファルト舗装の地球温暖化について / 安藤 悟希
撮影者コメント
道路のアスファルト舗装は、地球温暖化(ヒートアイランド)に、大きな影響をあたえると思ったからです。普通のアスファルト舗装は、日中の熱を蓄積し冷めにくいため夜間の気温が下がりにくいです。自然色の舗装を使うことで、それらが軽減できます。周囲の環境にもなじみ景観性も高いです。
審査員総評
アスファルト舗装が地球温暖化やヒートアイランド現象に与える影響について、具体的に指摘している点が非常に良いです。特に、熱を蓄積しやすいアスファルトの特性を理解し、それが夜間の気温に及ぼす影響を考慮しているのは、環境問題に対する意識の高さを示しています。自然色の舗装の提案は、周囲の環境に調和しながら景観性も向上させるアイデアとして非常に効果的です。こうした具体的な解決策を考える姿勢は、環境への配慮を持つ大切な一歩ですね。
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中学校部門 だったらこうしよう賞
捨てる前に考えて / 菅原 紬
撮影者コメント
私はペットボトルの良い例、悪い例について挙げました。○の写真はペットボトルで水耕栽培をしている様子です。土による匂いや虫の発生を防ぎ、捨てる前の容器を用いるため環境に優しいなどの点に注目しました。×の写真の対策についてはポイ捨てしないよう、外出先で生じたゴミは持ち帰るか回収容器へ入れることの呼びかけやゴミ拾いボランティアの参加などです。環境を良くするため、自分にできることを考えてみたいと思います。
審査員総評
ペットボトルを水耕栽培で利用するアイデアや、ペットボトルが土の匂いや虫を防ぐ点についての考察は、環境に優しい取り組みとして非常に良いですね。また、ポイ捨ての問題を指摘し、具体的な行動を提案している点も素晴らしいです。自分にできることを考える姿勢は、他の人にも良い影響を与えるでしょう。これからも環境保護に関心を持ち続け、実際に行動に移していくことが大切ですね。
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中学校部門 優秀賞
映し出される町と未来 / 小林 智佳
撮影者コメント
これは私の町にあるカーブミラーです。×の写真はミラーが汚れていたり、割れていたりしてカーブの向こうの様子がわかりません。このままだと交通事故の原因にもなってしまいます。町の人達が安全に暮らせるためにも、適度な点検、メンテナンスは必要だと思います。一人一人が他人事としてとらえず向き合うことが大切だと実感しました。
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中学校部門 優秀賞
海辺の残像 / 松田 美結
撮影者コメント
海は私の夏の思い出の1つですが人のいなくなった海辺をおとずれると、ペットボトルやはしなどの人が残していったものがたくさんありました。もってきたものは、もってかえること、海にゴミ箱を設置するなどの工夫をすべての所で行うべきだと思います。
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中学校部門 優秀賞
真っすぐな気持ちで / 山本 柚奈
撮影者コメント
この2枚の写真は私の家の近くの川でとったものです。○の写真のように川に沿って真っすぐな白い道が続いていて自然も豊かなきれいな所ですが、横道にそれると×の写真のように所々落書きがされてしまっています。落書きを消した所もありましたが、跡が残っていてあまりきれいだとは思えませんでした。みんながこの白い道のように真っすぐな気持ちで自然を大切にする心を持てれば、このような落書きが減るのかなと私は思います。
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中学校部門 優秀賞
足元 / 畑 聡太
撮影者コメント
僕の住む町には2つの足元が存在します。○の写真は廃ガラスをリサイクルしたきれいな足元。×の写真は割れたガラスがそのまま落ちている危険な足元。どちらが安全で環境にいいかは一目瞭然です。しかし、落ちている×のガラスも集めてリサイクルすれば再利用が可能で、きれいな○のガラスに変化します。僕たちができる事は毎日歩く足元にまず目を向ける事。そして、足元からきれいにしていくことが環境改善への一歩だと思います。
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中学校部門 優秀賞
みんなが暮らしやすいまちに / 遠藤 大和
撮影者コメント
歩いていると思わず目についた。「ボロボロだ…。」視覚障害者の歩行に欠かせない点字ブロック。経年劣化や天候不良、気温上昇、積雪の影響だろうか。破損があり危ないと感じた。小さなことに気付き、快適に日常生活を送れるようにバリアフリー環境を整えていくことが大切なのではないか。定期的な点検、補修、整備が必要だと感じた。
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中学校部門 優秀賞
床のバリアフリー / 藤下 柚子
撮影者コメント
たまにある、地面がでこぼこになっている道があり、これでは車いすやベビーカーなどが通りにくいと思い写真を撮りました。一方、平らでおうとつの少ない道は通りやすくて良いと思いました。これから、おうとつのある地面ではなく、平らでバリアフリーな地面が増えれば良いと思います。
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中学校部門 優秀賞
天然のカラフルと人工のカラフル / 佐藤 莉々花
撮影者コメント
自然の野菜もカラフルなおかしも同じように多くの色でつくられています。同じようなカラフルな物でも野菜はビタミンも豊富で、体に良い物でできています。一方にカラフルなおかしは見ためはきれいですがこの色は合成着色料でつけられた色です。なのであまりたくさん食べると、体にもよくないしむし歯にもなりやすいです。また野菜は作られる過程で二酸化炭素を取りこみ酸素を放出するので環境にも配りょしていると思います。
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中学校部門 優秀賞
安全のために / 三浦 夢生
撮影者コメント
白線は光を反射する役割があります。なので白線が消えてしまっていると横断者や横断歩道自体に気づくことができなくなってしまう可能性があります。調べたところ警察や道路管理者に連絡をして早めに直してもらうことが大切だと思いました。
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中学校部門 優秀賞
通学路 / 永井 桃
撮影者コメント
草が生い茂った通学路は、人の気配が感じられず、少し寂しい気持ちになる。一方、整備された見晴らしの良い通学路には、「みんなが見守っているよ。」という地域の人々の愛を感じる。通学路の状態で防げる犯罪や事故がきっとあるはず!学校生活の慌ただしさに流され、つい無関心になりがちだが、もっと近所の人々とコミュニケーションを取り、地域行事や奉仕作業にも参加し、「見守る目」の一人になれたらいいな、と思う。
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中学校部門 優秀賞
止まらない水 / 永井 美帆
撮影者コメント
×の写真は、つい出しっぱなしにしてしまうことがあるキッチンの蛇口。○の写真は轟々と音をたてて川へと流れ出る滝の写真です。滝の水は止まらずに流れますが、自然の循環で巡り巡ってきます。しかし、蛇口からの水は止めなければならないものです。水は生きるためには必要不可欠なものであるからこそ節水を心がけ、滝のような天然の水はいつまでも止まることなく流れていてほしいと願うばかりです。