出光音楽賞
出光音楽賞とは
1964年に放送を開始した「題名のない音楽会」の25周年を記念し、1990年に「出光音楽賞」を創設しました。この賞は、わが国の音楽文化向上の一助として将来有望な若手かつ、新進気鋭の音楽家を支援するものです。第34回までに118名・一団体が授賞されています。当社は、心の豊かさを育む「文化」を企業市民活動の軸のひとつとし、今後も人・次世代をつなぐ「出光音楽賞」の歴史を紡いでまいります。
ガラコンサート
第34回「出光音楽賞」受賞者によるガラコンサートの開催日が決定いたしました。
本公演の観覧をご希望の方は、テレビ朝日「題名のない音楽会」番組ホームページの 「VIEWING(観覧募集)」 よりご応募ください※1。
公演の模様は、2026年2月28日(土)に「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列、土曜朝10:00~10:30)で放送予定※2です。
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募集方法は、2025年12月20日(土)10:30より同ページにてご案内します。
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地域によって放送時間が異なります。
第34回「出光音楽賞」受賞者
©Kei Osada
金川 真弓
Violinist
北村 陽
Cellist
©FUKAYA/auraY2
宮里 直樹
Tenor
受賞者のコメント
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金川 真弓(ヴァイオリン)
変化の絶えない世の中で、伝統と進化、個人の探求と広い社会の網をつなぐ存在でありたいです。音楽の物語を通してまだ無限に発見する世界があることに感謝し、この栄えある賞もその道を歩み進むために使わせていただければ幸いです。 -
北村 陽(チェロ)
栄誉ある賞をいただき、心より感謝申し上げます。生きることは分かち合うこと。作曲家の魂に向き合い、国を超え、人々をつなぐことができるよう、これからも学び続けていきたいと思います。 -
宮里 直樹(テノール)
このたびは栄誉ある賞を頂き、感謝の気持ちと共に身が引き締まる思いです。今も昔も、そしてこれからも変わらず、音楽に誠実でありたいと思います。僕の大好きな音楽を通して、今後も皆様に夢や感動を与えられる音楽家になれるよう精進して参ります。
第33回出光音楽賞授賞式・ガラコンサート
2025年2月20日(木)に東京・オペラシティコンサートホールにて第33回授賞式と受賞者記念コンサート(ガラコンサート)を開催しました。授賞式では、戸澤 采紀氏(ヴァイオリン)、前田 妃奈氏(ヴァイオリン)、務川 慧悟氏(ピアノ)の3名を表彰し、賞状と賞金を授与しました。続くガラコンサートでは、若き音楽家たちが躍動感に満ちた演奏を披露し、会場には情感豊かな音色が響きました。
以下「受賞者インタビュー(テレ朝ポスト)」より、本コンサートで演奏を終えた3人の受賞者やこの演奏の場に立ち会った選考委員へのインタビューなどをご覧いただけます。
本コンサートの放送日:2025年3月22日(土)あさ10:00~10:30の「題名のない音楽会」
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地域によって放送時間が異なります。詳細は 番組公式HPまで
受賞者密着レポート(テレ朝POST)
出光音楽賞歴代受賞者
選考概要
| 目的・内容 | 年間を通じて、顕著な活動を行った新進の音楽家3~5名を選出し、表彰します。 受賞者には、1名あたり300万円の賞金をお贈りしています。 |
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| 選考基準 | ・単なる完成度ではなく、育成という観点から意欲、素質、将来性に重きを置きます。 ・原則として、クラシック音楽部門の作曲、演奏、学術研究などを対象としますがフレキシブルな選考を行います。 ・受賞資格は、原則として30歳までで、主として日本に在住し活動している音楽家が対象です。 |
| 選考方法 | 予備選考として推薦委員による候補者の推薦を行います。 本選考では、予備選考の候補者の中から選考委員会で選出し、理事会が承認します。 |
| 選考委員 |
池辺 晋一郎(作曲)
石田 一志(音楽評論家) 海野 義雄(ヴァイオリン) 木村 かをり(ピアノ) 木村 俊光(声楽) <50音順> |
(参考)
※受賞者プロフィール、出光音楽賞詳細については、下記のプレスリリース「第34回出光音楽賞」をご参照ください。
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第34回出光音楽賞受賞者決定
https://www.idemitsu.com/jp/news/2024/250324.pdf -
第34回出光音楽賞受賞者ガラコンサートの開催について
https://www.idemitsu.com/jp/news/2025/251219_2.pdf