科学・技術の進歩の前に人間の尊厳が確立されていなければならない

技術、科学の進歩の前に人間の尊厳が確立されてなければ、科学、技術の進歩を喜ぶわけにはいかない。
不幸せとみなければならない。
これを我々が、解決しなければならない。
人間の尊厳を尊重するということが遅れている。
ということです。

人間の尊厳を確立する時代に明治101年から、私は入ったと思うんです。
これが日本人に対する大きな責任であり、世界的使命であると思います。

あとは諸君がお考えになって、日本人が本当の人間の尊厳をもっている、
和をもって、貴しとする民族性であるということを考えて、我々がこの事業をやっていく上にも「人は資本なり」という考えで、人間のあり方を立派にして社会に見せる。

そして、日本全体が十年、二十年、三十年後に今の若い人がそれをつくりあげて、そして、世界に示して世界の平和福祉に貢献するということが仕事であると思うのです。

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