土木・建築用アスファルト

防水性:防水材の原料として、住宅の屋根やビルの屋上などに使用
防錆性:鉄筋や鉄線などの防錆材として使用
防音性:床や壁の防音性を高めるため、防音ボードの原料として使用
粘弾性:埋め立て地で発生するネガティブフリクションの低減材として使用
上記以外に、高層ビルの免振材、目地や空洞部の充填材、ごみ処理場の遮水シートの原料などにも使用されています。

SLコンパウンド

軟弱地盤や埋め立て地では、圧密沈下による地盤沈下が発生します。このような地域で構造物を建設する場合は、基礎杭にネガティブフリクションが発生し、建物に重大な被害が及ぶ危険性があります。SLコンパウンドを使用したSL杭工法は、ネガティブフリクションを大幅に低減できる工法として、全国で数多くの施工が実施されています。SL杭工法は、優れた経済性と高い信頼性が評価され、平成12年度の石油学会技術進歩賞を受賞しました。

大阪 関西電力南港火力発電所建設工事写真大阪 関西電力南港火力発電所建設工事写真

ディズニーランド、羽田空港、大黒ふ頭IC、関西電力南港火力発電所、広島西部開発など、数々の物件の基礎工法として採用されています。

ネガティブフリクション説明図

ネガティブフリクションとは?

地盤沈下が起こる場所などでは、杭に鉛直荷重がかかって、図のようにネガティブフリクション(N.F.)が発生する可能性があります。N.F.が大きいと、杭体の破損や杭先端地盤の破壊などによって、杭の沈下が大きくなり構造物に著しい損害を与えることになります。

SLシート

SL工法を杭以外に適用するための製品です。ネガティブフリクションの発生が懸念される地中壁や鋼矢板に、シート化されたSLコンパウンドを貼り付けることでネガティブフリクションを低減します。

技術資料「鋼矢板へのSLシートの適用」がダウンロードできます。

広島 大田川護岸工事 SLシート貼付鋼矢板の打設広島 大田川護岸工事 SLシート貼付鋼矢板の打設

スラッド

JIS規格製品であるストレートアスファルトやブローンアスファルトで対応できない場合は、お客様のご要望に応じた性状の製品をご提案します。

FRシリーズ

アスファルトを樹脂等で改質した製品です。JIS規格アスファルトに比べて、耐久性が向上し、低温での柔軟性、高温での耐流動性を改善した製品をご提案します。

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