低炭素化に向けた取り組み

アスファルト舗装へのCO2固定化

コンクリート廃棄物に含まれるカルシウムを用いて、ボイラーなどから出る排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウムを製造・販売する事業を、日本コンクリート工業株式会社と協力して進めています。天然の炭酸カルシウムからCO2を固定化した合成炭酸カルシウムに全て切り替えることができれば、年間約120万トンのCO2を固定化することが可能となります。

※ 地球温暖化の原因になるCO2を、物質の中に取り込み再放出させないこと

両社がCO<sub>2</sub>再資源化技術で製造した合成炭酸カルシウム

両社がCO2再資源化技術で製造した合成炭酸カルシウム

アスファルト舗装

製品使用温度の低下によるCO2削減

アスファルトは常温では固体ですが、高温では液体となります。加熱した石や砂、アスファルトを混ぜた合材は柔らかく平坦に敷き均す(ならす)ことができます。敷き均した後、放冷とともに硬くなることで、自動車が走ることができる舗装となります。
当社が開発したグランファルトARTは、従来品と比べて合材の加熱温度を低くすることが可能であり、加熱に必要な燃料消費量を削減することでCO2の排出量を抑制します。