2022年2月22日
中部圏における大規模水素社会実装の実現に向けた包括連携協定締結 並びに中部圏大規模水素サプライチェーン社会実装推進会議の発足について
当社は「中部圏水素利用協議会」(以下、協議会)に会員として参加し、水素についての検討を行っています。今般、協議会は、中部圏における水素の大規模実装と安定的な利用のためのサプライチェーン構築を実現することを目的に、岐阜県、愛知県、三重県及び名古屋市(以下、「3県1市」)、並びに名古屋商工会議所、一般社団法人中部経済連合会及び中部経済同友会(以下、「経済3団体」)と「中部圏における大規模水素社会実装の実現に向けた包括連携協定」(以下、「本協定」)を締結致しました。また、本協定締結と併せ、「中部圏大規模水素サプライチェーン社会実装推進会議」を設置し、前述の目的達成に向けた具体的な取り組みを推進していきますのでお知らせします。
締結式イベント詳細
- 日時
- 2022年2月21日(月)
17:00~17:30 - 場所
- ウインクあいち(愛知県産業労働センター)
11階 1103会議室 - 出席者(※印はリモート参加)
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- 愛知県
- 知事 大村 秀章
- 三重県
- 知事 一見 勝之(※)
- 岐阜県
- 知事 古田 肇(※)
- 名古屋市
- 市長 河村 たかし(※)
- 経済3団体
- 名古屋商工会議所 専務理事 内田 吉彦 / 代理出席(※)
- (一社)中部経済連合会 専務理事 小川 正樹 / 代理出席(※)
- 中部経済同友会 専務理事 田中 喜好 / 代理出席(※)
- 中部圏水素利用協議会
- 会長 寺師 茂樹
本協定における連携事項
2050年の「カーボンニュートラル(CN)」達成の重要な役割を占める水素サプライチェーンの社会実装に向け、協議会は3県1市並びに経済3団体と次の事項について連携します。
- 水素の輸入・貯蔵・供給・利用を促進するためのインフラ整備や計画の策定等の各種取り組み
- 水素の利活用促進に資する取り組み
- その他、水素社会の早期実現のために必要な取り組み

本協定締結の背景
「2050年のカーボンニュートラル」を目指す中で「水素社会」の実現は重要な役割を担っており、大規模水素のサプライチェーン構築に向けた取り組みを推進して行く上で、政府・自治体・経済界・産業界が一体となった取組みが必要となっています。中部圏は多様な産業が広く展開しておりCO2削減/水素需要ポテンシャルが大きく、産業構造・エネルギー転換及びサプライチェーン改革を図っていくためのモデル地域として最適であると考えており、志を同じくする3県1市、経済3団体、協議会にて本協定を締結し、中部圏における大規模水素社会実装の活動を具体的に検討し加速させていきます。

中部圏水素利用協議会
以上