2023年5月17日

一歩先のエネルギー

バイオ化学品輸送のカーボンオフセットを実施

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「当社」)は、日本から台湾向けのバイオマススチレンモノマー※1(以下「バイオマスSM」)の海上輸送に伴い排出した二酸化炭素(CO₂)約193トンを、ボランタリーカーボンクレジット※2(以下、「ボランタリークレジット」)を活用することで、オフセットしました。当社は今後も海上輸送における環境負荷低減に寄与するさまざまな手法の知見を広め、サプライチェーン全体での低炭素化や顧客向けカーボンオフセット製品・サービスの開発に取り組みます。

カーボンオフセット海上輸送を実施したケミカルタンカーGalaxy Sambu

カーボンオフセット海上輸送を実施したケミカルタンカーGalaxy Sambu

カーボンオフセット海上輸送を実施したケミカルタンカーGalaxy Sambu

カーボンオフセット海上輸送を実施したケミカルタンカーGalaxy Sambu

カーボンオフセット海上輸送を実施したケミカルタンカーGalaxy Sambu

カーボンオフセット海上輸送を実施したケミカルタンカーGalaxy Sambu

当社は、2022年10月にNESTE Corporation(本社:フィンランド)、奇美実業(本社:台湾)等とバイオマスナフサを原料としたバイオマスプラスチックのサプライチェーンを構築し、バイオマスプラスチックを製造することとしています。
今回海上輸送したバイオマスSMは、上記の取り組みにおいて当社が製造したもので、世界最大のABS樹脂※3メーカーである奇美実業がバイオマスプラスチックを製造するための原料として使用されます。

スキーム
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オフセットに活用したボランタリークレジットは、当社のシンガポールトレーディング拠点である出光アジア(社長:坂田 貴志)が、信頼性の高い第三者認証機関Verra(ヴェラ)のプロジェクトから選定、調達しました。

当社グループは今後も、海上輸送における環境負荷低減に向け、バイオ混合燃料の使用や脱炭素化の移行期においては削減が困難なCO₂排出量に対してカーボンクレジット※4を活用するなど、さまざまな手法を用いてサプライチェーン全体での低炭素化に取り組みます。また、当社の脱炭素化のみならず、お客様の脱炭素化においても国内外で販売する各種製品とカーボンクレジットを組み合わせるなど、新たな商品の展開・販売を検討していきます。

※1 バイオマススチレンモノマー
バイオマスナフサ由来のスチレンモノマー
※2 ボランタリーカーボンクレジット
民間セクター・NGOなどによって発行されるクレジット
※3 ABS樹脂
スチレンモノマー、アクリロニトリルおよびブタジエンから作られる熱可塑性ポリマーで、高硬度と耐衝撃性の特性を有しており、自動車、電子機器、玩具などさまざまな分野で使用されている。
※4 カーボンクレジット
GHG(温室効果ガス)排出量の削減効果を「環境価値」として取引する仕組み

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