2023年1月16日

その他

Idemitsu Art Award 2022「オーディエンス賞」 茅根 賢二氏の『Trail』に決定

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一)が主催する「Idemitsu Art Award展 2022」の来場者が選ぶ「オーディエンス賞」に、茅根 賢二氏の作品『Trail』が選ばれました。

「Idemitsu Art Award展 2022」は次代の美術界を担う若手作家を対象とする公募展で、その受賞・入選作品を展示するものです。今期は2022年12月14日~12月26日に国立新美術館で開催し、4,559名の方にご来場いただきました。「オーディエンス賞」には2,755名に投票いただき、54作品の中から茅根 賢二氏の『Trail』が選ばれました。受賞者の茅根 賢二氏には、後日、当社から賞状を贈呈します。
当社は、今後も本美術賞を通じて若手作家の活躍を支援するとともに、作品発表の機会を積極的に提供してまいります。

■オーディエンス賞

【作家名】
茅根 賢二(Kenji Chinone)
【作品名】
Trail
【製作年】
2022
【サイズ】
130 × 162 cm
【技法】
油彩・キャンバス

<プロフィール>

1986年生まれ
茨城県在住
2009年
茨城大学教育学部学校教育教員養成課程美術選修卒業
2012年
筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻修了

<受賞歴・展覧会他>

2010年
トーキョーワンダーウォール公募2010 via art 2010
2011年
個展「TWS-EMERGING 2011」(トーキョーワンダーサイト本郷)
 
第26回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2012年
清須市第7回はるひ絵画トリエンナーレ きよす賞
2017年
芸術祭「中之条ビエンナーレ2017」(群馬県吾妻郡中之条町)
2018年
ワンダーシード2018

<受賞の言葉>
Idemitsu Art Awardの前身であるシェル美術賞には、大学院時代から応募し続けていて、今回やっと作品が日の目を見ることができ、大変うれしく思います。修了してからの10年は、キャンバスに向かうのが苦しい時期もありましたが、継続して描き続けてよかったなと思っております。また、このような舞台を途切れることなく提供し続けていただいた出光興産株式会社には感謝しかありません。
レセプションで会場を訪れると、素晴らしい作品たちが展示されていました。その中から私の作品をオーディエンス賞に選んでくれた人々や、入選に推挙していただいた審査員の期待に応えられるよう今後も精進していきます。本当にありがとうございました。

<受賞作品について>
記憶を描くために記録を見るという行為を描く。記録から再生される記憶の映像を留めるために。揺らぐ光、散乱する色彩、溶けだす輪郭線。キャンバスに描かれた朧げな日々は、新たな意味を持ち合わせ、誰かのあのときへと繋がっていく。

■Idemitsu Art Award展 2022「オーディエンス賞」投票結果(10位まで) 総投票数:2,755

順位 作者 作品名
1 茅根 賢二 Trail
2 高見 基秀 あなた(の欲望)は燃えている
3 成道 可南子 花と果物
4 いもせやま 陸路 向灘の段々畑
5 新埜 康平 Mountain
6 石神 雄介 Call(呼び声)
7 ナカバヤシ アリサ Untitled 刻む
8 家入 嘉寿馬 Ghostization(愛のために)
9 遠藤 仁美 CLOUDY PARK
10 松浦 美桜香 nn DOLL collage Ⅰ

(ご参考)Idemitsu Art Award公式ウェブサイト

https://www.idemitsu.com/jp/enjoy/culture_art/art/index.html

ニュースリリースに関する
お問い合わせ先

出光興産株式会社 広報部広報課

ニュースリリース一覧へ