2022年2月1日

その他

西之表市公共交通「どんがタクシー」一部車両のEV化共同実証運行を開始しました

地域創生

出光興産株式会社
種子島石油株式会社
西之表市

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一、以下「出光興産」)、種子島石油株式会社(本社:鹿児島県西之表市、代表取締役:山下眞吾、以下「種子島石油」)、鹿児島県西之表市(市長:八板俊輔、以下「西之表市」)は、種子島における「公共交通のEV化によるサービスステーションにおけるEV関連事業」の共同実証の一環として、西之表市内全域を網羅するデマンド型乗合タクシー「どんがタクシー」の一部車両をEV化して運行する取り組みを本日開始いたしました。本共同実証では、公共交通車両のEV化、ならびに種子島石油が運営するサービスステーション等における公共交通EV車両の充電を含めたEV関連事業を、今後5年間にわたり検証します。

  • (左)種子島石油 山下社長
    (右)西之表市 八板市長
    鴨女町SS隣地急速充電スタンドにて

  • 出発式を終え
    運行を開始するEVどんがタクシー

本共同実証では、現在、10人乗りワゴン車両5台を用いて運行している「どんがタクシー」に、4人乗りEV4台を追加導入し、車両の充電を種子島石油の運営するサービスステーション等で行います。EV化によるCO2排出量削減効果、公共交通機関維持にかかる自治体の財政負担の低減効果、またサービスステーション等におけるEV充電サービスのオペレーション等を検証し、カーボンニュートラル社会の実現に向けたEV普及移行期におけるサービスステーション等での充電を含むEV関連事業モデルを実証します。
なお、今回種子島石油(株)鴨女町サービスステーション等に設置したEV充電設備は、EVどんがタクシーの充電のみならず、一般の方のEV車両充電にもご利用いただけます(有料)。

【実証における各者の役割】
出光興産:実証主体者。ビジネスモデル検討
種子島石油:EV関連事業提供者・事業主体、充電器維持・管理・運用
西之表市:公共交通事業主体者、車両維持・管理・運用

今回の取り組みでは、主に交通・エネルギーの面に着目し、カーボンニュートラル社会の実現に資する島内モビリティの社会実装を目指して実証を行います。実証開始後に蓄積されるデータを活用し、島内の再生可能エネルギーの開発やその電力を活用した充電設備の整備などの検討を進めます。また、人口減少による空き家の増加や農業の担い手不足を補う物流面での支援など、種子島が抱える様々な地域課題の解決に向け、出光興産、種子島石油、西之表市は今後も連携して取り組みを進めていきます。

【参考】
(1)どんがタクシー運行について
・どんがタクシー利用方法 西之表市公式ページ
・どんがタクシーの4路線1日各7便について、事前のご予約数が少ない場合はEV(4人乗り)で運行し、ご予約数が多い場合は既存のワゴン車両(10人乗り)で運行する運用です。

(2)電気自動車用急速充電スタンド設置場所

・鴨女町SS隣地

鹿児島県西之表市鴨女町208
・ほっともっと種子島店

鹿児島県西之表市西町7068-2
・中種子中央SS隣地

鹿児島県熊毛郡中種子町野間6460-3

(3)関連プレスリリース
2021年11月2日発表
種子島における公共交通のEV化に関する共同実証に向けた取り組みを開始します

以上

~お問い合わせ先~

出光興産株式会社 広報部広報課 https://www.idemitsu.com/jp/contact/advertising_flow/index.html

西之表市企画課政策推進係電話番号0997-22-1111(内線 213)

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出光興産株式会社 広報部広報課

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