2022年1月11日

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シェル美術賞2021「オーディエンス賞」 城戸悠巳子氏の「ドの#」に決定

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木藤俊一)が主催する「シェル美術賞展2021」において、来場者が選ぶ「オーディエンス賞」に、城戸悠巳子氏の作品『ドの#』が選ばれました。

「シェル美術賞展2021」は、次代の美術界を担う若手作家を対象とするシェル美術賞2021の受賞・入選作品等を展示する美術展です。今期は2021年12月8日~12月20日に開催し、4,312名の方が来場しました。今回で8回目となる「オーディエンス賞」には、2,795名の来場者から投票をいただきました。受賞者の城戸悠巳子氏には、後日、当社から賞状を贈呈します。
当社は、今後も本美術賞を通じて若手作家の活躍を支援するとともに、作品発表の機会を積極的に提供してまいります。

■オーディエンス賞

【作家名】
城戸悠巳子
(Yumiko Kido)
【作品名】
ドの#
【製作年】
2021
【サイズ】
145.5 × 145.5 cm
【技法】
アクリル・油彩
・キャンバス

<プロフィール>

1983年生まれ
神奈川県在住
2008年
東京藝術大学大学院美術研究科研究生修了

<受賞歴・展覧会他>

2002年
個展「城戸悠巳子展」(ギャラリー銀座フォレスト)
 
第2回 福知山市 佐藤太清賞公募美術展 佐藤太清賞
2006年
トーキョーワンダーウォール公募2006 入選
2007年
個展「城戸悠巳子展」(Azabu Art Salon)
2008年
アートフェア「アートフェア東京 2008」(東京国際フォーラム)
 
アートフェア「アジア トップ ギャラリー ホテル アートフェア 2008」
 
(ホテルニューオータニ 東京)
 
個展「ビ・ビ・ビ」(YOKOI FINE ART)
2009年
個展「吸血気」(YOKOI FINE ART)

<受賞の言葉>
どん詰まりの時、さてどうやって生きていこうかなと思いながら部屋の掃除をしていたら、10代の時に描いた油絵が出てきた。女性がこちらを見て笑っている今と変わらず見たままの作風であったが何だか見ていたら心が軽くなったような魂が震える感覚がして、差し込む太陽の日差しがとても心地よいと思えた。絵には何かが宿り、無限の可能性が放出されると私は少しばかり期待している。たった一人でも届いたらいいなという気持ちで描いているので、今回オーディエンス賞に選んで頂けた事はとても嬉しく、全ての方に心から感謝しています。どうもありがとうございました。

<受賞作品について>
ちっぽけな宇宙人が描いた少し時間のかかる絵日記のような感覚です。5次元の存在を感じながらこの世の不思議の時々をありのまま感じたまま表現しています。題名や展示空間にその時を音で表すことは私にとって自然なことで、またそうすることで臨場感と五感で体験できるのではないかと考えています。見る人の魂と接することで作品は昇華し高次元の交流がそこに生まれるのです。この世界が現実なのかは誰にもわからない、誰も踏み入れられない領域であるから。確かなのは今生きているということ、時にノイズも含み、危うさもあり滑稽で背けたいけれど、いつでも愛は降り注がれていて愛に包まれている。宇宙に帰還するその時まで、あらゆることにおいて表現することを諦めず愛を持ってそれを伝えたい。

■シェル美術賞2021「オーディエンス賞」投票結果(10位まで) 総投票数:2,795

順位 作者 作品名
1 城戸 悠巳子 ドの#
2 柴田 彩乃 Cut a peach in the night
3 福原 優太 無題
4 御村 紗也 one morning
5 阿知波 まどか Body 6
6 安彦 凪 ピアノが鳴る
7 早川 美香 今日の食卓(夏)
8 中村 文俊 と或る集積地
9 松浦 美桜香 人物画
10 鈴木 志麻 ~2021

(ご参考)シェル美術賞公式ウェブサイト

https://www.idemitsu.com/jp/enjoy/culture_art/art/index.html

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