2021年10月27日
その他
出光スノーレ石油開発株式会社の株式一部譲渡(子会社の異動)に関するお知らせ
出光興産株式会社(代表取締役社長:木藤俊一、以下「当社」)は、連結子会社である出光スノーレ石油開発株式会社(以下「出光スノーレ」)の株式の一部を株式会社INPEX(以下「INPEX」)に譲渡すること(以下「本譲渡」)について、本日INPEXおよび大阪ガスサミットリソーシズ株式会社(以下「OSR」)との間で株式譲渡契約(以下「本契約」)を締結しましたので、お知らせいたします。
1.本譲渡の目的
本契約は、当社が保有する出光スノーレ株式(50.5%)のうち1%をINPEXに譲渡し、同時にOSRが保有する出光スノーレ株式(49.5%)の全てをINPEXに譲渡するものになります。本譲渡の完了後は、INPEXが出光スノーレ株式の50.5%、当社が49.5%をそれぞれ保有します。当社にとっては、出光スノーレが持分法適用会社になることにより、連結バランスシートの圧縮、スリム化につながります。なお、本株式譲渡の完了は、ノルウェー政府による承認等を条件として来年初めを見込んでおります。
当社は、これまで出光スノーレおよびノルウェー現地法人である出光ペトロリアムノルゲ(Idemitsu Petroleum Norge AS、出光スノーレ100%子会社、以下「IPN」)において、30年以上にわたりノルウェー北部北海地域やバレンツ海域での石油・天然ガスの探鉱・開発・生産事業を行ってまいりました。当社とINPEXはベトナム海上でのガス田開発および国内地熱事業を共同で実施するなど事業パートナーとして良好な関係を築いてきました。本譲渡を通じ、両社が石油開発事業で培った技術的知見やプロジェクト運営のノウハウ等を用いて、IPNの事業運営を行っていくことにより、パートナーシップをさらに発展させるとともに、ノルウェーにおける当該事業のより一層の成長・発展を目指します。
また、ノルウェーは低炭素化・脱炭素化の取り組みの先進国として油ガス田の操業においても低炭素化技術を積極的に導入しており、IPN保有権益においても浮体式洋上風力発電や陸上水力発電からの電力供給などによる低炭素化を進めていく方針です。
2.出光スノーレの概要
(1)名称 | 出光スノーレ石油開発株式会社 |
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(2)所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 |
(3)代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長:三木 順 |
(4)事業内容 | 子会社を通じたノルウェーにおける石油および天然ガスの探鉱、開発、生産および販売 |
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出光興産株式会社 広報部広報課