2021年1月26日

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「スマートシティ会津若松」にオープンイノベーション拠点「会津創生センター」を開設 ~産学官民連携×データ連携基盤・ICTを活用しモビリティ、分散型エネルギー、サーキュラーエコノミー等の分野で協働~

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下当社)は、ICT(情報通信技術)を活用したまちづくりに取り組む福島県会津若松市のICTオフィスビル「スマートシティAiCT(アイクト)」内に、新たな地域サービスモデルの創出を目的とするオープンイノベーション拠点「会津創生センター」を、本日開設します。

新設する「会津創生センター」は、ICT活用で先進する会津若松市のフィールドで、コンピューターサイエンス領域に特化した公立大学法人会津大学、「スマートシティAiCT」に入居し活動する企業群、当社関係会社である若松ガス株式会社(本社:福島県会津若松市、代表取締役社長:小山 征弘)をはじめとする地元企業や当社特約販売店とともに、データ連携基盤(通称:都市OS)とICTを活用した市民参加型の新たな地域サービスモデルの創出を目指します。
具体的には、当社の新規事業開発機能を一部移管し、モビリティ、分散型エネルギー、サーキュラーエコノミー等の分野でデータとICTを活用した次世代事業につながるプロジェクトを検討、実証します。将来的には、都市OSを活用したデータ駆動型のビジネスモデルを構築し、安心・安全・便利で快適なまちづくりと地域雇用の創出に貢献します。

会津若松市は、地域活力の向上に向けた取り組みとして、2013年から「スマートシティ会津若松」の推進を掲げています。健康や福祉、教育、防災、さらにはエネルギー、交通、環境といった生活を取り巻く様々な分野で、ICTを活用し、将来に向け持続力と回復力のある力強い地域社会の構築と、安心して快適に暮らすことのできるまちづくりを進めています。また、最先端技術の実装と規制緩和の活用により、市民参画と市民目線に基づいた「未来都市」の先行実現を目指す内閣府の「スーパーシティ」構想に挑戦することを表明しています。

「会津創生センター」開設にあたり会津若松市 室井照平市長から、以下コメントをいただきました。

“自社機能の一部を分散し、地域連携・市民参加型の新たな地域サービスモデルの創出を目指す出光興産株式会社が、国内外の先端企業が集積するスマートシティAiCTにオープンイノベーション拠点「会津創生センター」を開設されることを歓迎いたします。本市が取り組んでいる「スマートシティ会津若松」は、まさに「安心して快適に生活できるまちづくり」や新たな「しごと・雇用」を創出することなどが目的であり、出光興産が推進する次世代事業を通じて、会津大学や地元立地企業、地域課題・資源など様々な融合による相乗効果を期待しています。“

【会津創生センター概要】

(1)住所
〒965-0872 福島県会津若松市東栄町1-77(スマートシティ「AiCT」内)
(2)代表者名
佐藤 憲行
(3)主な事業内容
オープンイノベーションと会津若松市の強みであるデータ連携基盤(都市OS)・ICTを活用した、市民参加型の新たな地域サービスモデルの創出。
(4)開設日
2021年1月26日

「スマートシティAiCT」外観

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