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小学校部門 金賞
電気を使わず歩いてみよう / 伊藤 真理彩
撮影者コメント
役所の2階にある図書館に行くのに昔からエレベーターを使っていました。ある日、故障で階段しか使えない時がありました。小さな頃は本が重く感じて目の前に大きく見えた階段が小学5年生になると楽に登り降りできました。今まで私1人を運ぶためだけに大量の電気を使って重いエレベーターを動かしていたのだと反省しました。それからは家族含め駅やデパートでも積極的に階段を使い「節電」と「健康」の一石二鳥を楽しんでいます。
カメラマン講評
どちらも直線的な人工物で構成された写真ですが、素敵なストーリーが込められていますね。小さな頃は思いもしなかった当たり前に、ふとしたきっかけで環境への配慮が生まれ、さらに行動にもつなげられている。そんな心も体も成長した姿にご家族の方も喜んでいるのではないでしょうか。
審査員総評
一見、環境とは関係のない写真のようにも感じましたが、他の作者とは視点の異なる、「人の行動」と「環境」を結びつけた作品に目が留まりました。作者は環境、そして健康にもつながることを意識して、自分一人だけではなく、家族も一緒に楽しみながら行動しているところが素晴らしいと感じました。
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小学校部門 銀賞
海を守ろう!~お米のとぎ汁捨てないで~ / 武藤 帆香
撮影者コメント
お米のとぎ汁には、リンや窒素などの栄養分がたくさん含まれています。台所から流すと川から海へ流れ、その栄養をエサにする微生物が大量発生し、アオコや赤潮などという現象が起き、海がヘドロで汚されます。だから私の家では捨てないで、たらいなどに取っておいて、色々な事に活用します。プランターで育てているお花にあげると栄養が豊富なので、植物が元気になります。
カメラマン講評
たまたまかもしれませんが、どちらも比較対象が白でまとめられて分かりやすいです。お米のとぎ汁は一見害が無さそうなのに、コメントを読んではっとさせられました。他にも同じように、使い道があるのにそのまま捨てると実は環境に良くないものが無いか考えさせられます。
審査員総評
作者が、お米のとぎ汁の栄養分や環境汚染について興味関心を持ち、よく勉強されていることが伝わってきました。〇の写真からは、栄養たっぷりなとぎ汁のおかげで、元気に育っているお花の様子が伝わってきます。海にも植物にも優しい一石二鳥の取り組みをぜひ周りにも広めていただきたいです。
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小学校部門 銅賞
みんなが、たのしくあそべるせかい / 堀田 悠晴
撮影者コメント
ぼくは外で遊ぶのが大すきです。なつ休みは友だちと、外で遊ぶのをたのしみにしていました。だけどなつ休みになったのに大人に外で遊んでは、いけないといわれかなしい気もちになります。何でこんなに広い校ていがあるのに遊べないのか、おかあさんにきいたら「温暖化」のせいだといわれました。温暖化をふせぐには、でん気を大切にしたり、リサイクルをがんばることが大じなので、ぼくもやってみて外でいっぱい遊べるようにしたいです。
カメラマン講評
このまま温暖化が進むと○の河原も集中豪雨で水が濁ったり、× の校庭も雨が降らずにひび割れてしまうかもしれません。未来の子供たちも安全で楽しい外遊びができるよう、私たちは環境問題についてもっと意識を持ち、責任ある行動していく必要がありますね。
審査員総評
今にも、みんなの笑い声が聞こえてきそうな〇の写真。それに比べて×の写真は、なんだか寂しそうに見えます。作者のコメントにもあるように、日々の行動で温暖化を防いで、真夏の広い校庭でも、みんなの楽しい声が響き渡るようになることを願います。
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小学校部門 審査員特別賞
おなじ日本の海なのに / 山形 隆之亮
撮影者コメント
ぼくは、海であそぶのがだいすきです。でもよごれている海をみるとざんねんなきもちになります。まだ1年生で、ぼく1人ができることは小さいけれど、かぞくと海にでかけたらあそぶだけではなくて、もしゴミがおちていたら1つでも多くひろうようにします。おねえちゃんといっしょにビーチクリーンにもさんかしてみたいとおもいます。小さな力が大きくて力づよい海のパワーのようになってたいせつな海をまもれますように!
審査員総評
×の海を見て残念な気持ちになった作者が、遊ぶだけではなく、ごみ拾いを行い、海を大切にしている気持ちが伝わってきます。たとえ一人ひとりの行動は小さくても、いずれ大きな力となることを信じて、〇の写真のように美しい青い海を守っていきたいものです。
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小学校部門 だったらこうしよう賞
ステキな大へんしん!! / 古川 大翔
撮影者コメント
コロナかがきっかけで、キッチンカーがふえています。動かす時にひつ用なオイルが入っているドラムカンのゴミもふえていて、すてる時にお金がかかるし、かってに山などにすてる人がいます。本当ならすてるドラムカンを、テーブルやイス、水そうなどに作りかえているところがあり、すごい発想だと思いました。ぼくも生活の中で、かんたんにすてるのではなく、何かにり用したり、作りかえたり工夫をしてゴミをへらしていきたいです。
審査員総評
ドラム缶にこのような活用方法があったとは驚きました。身近なところにも、〇のドラム缶のように大変身して、長く活用できる物がたくさんあるのかもしれません。これから物を捨てる時は、お友達やご家族と「何かに変身できないかな?」と考えるとワクワクしそうです。
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小学校部門 優秀賞
伝えたい笑顔 / 小野 ここみ
撮影者コメント
〇は鎌倉の大仏です。国宝銅造阿弥陀如来坐像です。外国の方にも大変人気があり日本が誇れるものだと思います。×は大仏の裏側です。落書きを見つけたときは残念な気持ちになりました。みんなが歴史のあるものを大切にする気持ちと残してくれた人に感謝する気持ちをもっていたらこのようなことはおこらないと思いました。未来のひとにも歴史のあるおだやかな大仏の顔をみてあたたかい気持ちになってほしいです。
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小学校部門 優秀賞
野菜を有効活用しよう! / 後藤 結愛
撮影者コメント
みなさんは、料理をする時、野菜のしんや皮などを「使えないから」という理由で捨てていませんか?×の写真も捨てようとしています。でも、それだと野菜がもったいないです。そんな時に使えるのがベジブロス。野菜のしんなどを使ってスープを作る事です。この事が広まって、みんなで野菜を有効活用出来たら良いなと思います。
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小学校部門 優秀賞
ゴミと花 / 佐藤 柊斗
撮影者コメント
〇の写真は、道にさいていたヒルガオです。×の写真は、道に落ちていたマスクです。ぼくは、自然の多いまちを未来につなげたいと思っています。逆に道にゴミがすてられることがなくなれば良いと考えています。そのためにこれからは、休みの日に散歩をしながらゴミをひろいたいと思います。また家族やお友達に声をかけて、いっしょにゴミひろいができたら楽しいのではないかと思います。
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小学校部門 優秀賞
原生林をまもろう / 鈴木 ひかり
撮影者コメント
今年の夏休みにあまみ大島に行きました。あまみ大島は、世界自然いさんに登ろくされています。わたしが行った金作原原生林は入る人数がせいげんされているほど、自然かまもられています。ですが、最近、ホテルをけんせつするために、山をくずしているところが多いそうです。自然とうまく生きている動物たちのすむ場所をこわしている、人間たちはなぜそんなことをしてしまうのか。×のけんせつするたてものも自然にやさしくしてほしい。
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小学校部門 優秀賞
生ゴミしょりきで生ゴミを0に!! / 中尾 日向
撮影者コメント
ぼくは、じぶんの町ですてられている、もやせるゴミで一ばん多いのは、生ゴミだとしりました。さらに生ゴミの70%は、水分です。水分をふくんだ生ゴミは、もえにくく、たくさんのCO₂がでます。なので、ぼくは、生ゴミしょりきをつかって生ゴミをすてる、りょうを少なくしようと思いました。
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小学校部門 優秀賞
このままにしたいものなくしたいもの / 日切 優月
撮影者コメント
私がときどきつりに行く海には、ハクセンシオマネキという絶滅危惧種のカニがいます。ハクセンシオマネキはオスが大きな右手を上下にふることが、特ちょうです。ですが、その場所には、ゴミがたまってしまっています。このままだと、ハクセンシオマネキの数はへってしまい、いなくなってしまうかもしれません。なので、私は、ゴミ拾いをして環境をととのえることで、数がへらずに、この場所で命をつないでいってほしいと思います。
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小学校部門 優秀賞
緑の下のコントラスト / 福村 和奏
撮影者コメント
緑あふれる山の写真にはゴミは見当たらないが、右の写真は同じ緑の下でも2つの写真を見比べるとあるちがいに気づいてしまう、そう思いこの2つの写真にしました。私は右の写真を変えていくためには率先してビニールぶくろを片手に“ゴミ”を拾いたいと思います。学校に行く際もゴミが落ちていないか確認したり、土日などは美化を目指してゴミ拾いをしたいです。
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小学校部門 優秀賞
アカマツの森を守ろう / 松本 稀生
撮影者コメント
松川村は、村木アカマツの緑が広がる自然豊かな村です。しかし最近、アカマツの木が枯れ始めています。原因はマツノザイセンチュウという線虫です。この虫は、はんしょく力が強く、駆除がむずかしいようです。そこで松川村では被害を拡大させないために、アカマツの木を切って、その後にマツノザイセンチュウに負けない木を植えています。このような活動をして森林を守っています。僕も植樹に参加して、森林を守りたいと思います。
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小学校部門 優秀賞
家でできるアップサイクル / 山田 紗貴子
撮影者コメント
毎日、生活していると必ずゴミが出ます。ゴミは捨てるしかないものもありますが、牛乳パックのようにリサイクルしたり、他のことに活かしてリユースしたりする選択肢もあります。捨てられたコルク栓を見ていたら、何か作れそうと思い、家にある材料とあわせて人形を作ってみました。最初からゴミを少なくする方が良いけど、ゴミになってしまう物を工夫して好きな物に生まれ変わらせるのも楽しいと思いました。
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小学校部門 優秀賞
ぐりーんかーてん / 横川 暖
撮影者コメント
ぼくのがっこうは、ぐりーんかーてんがあります。ぐりーんかーてんがあると、すずしいです。ぬののかーてんとちがって、みためもすずしいのがいいです。らいねんもぐりーんかーてんをそだてたいな。