キッザニア
有機EL研究開発センター
(キッザニア福岡)
パビリオンのご紹介
テレビやスマートフォンなどに使われる薄くて色鮮やかな色彩を映し出す「有機ELディスプレイ」。その要である発光材料の仕組みについて学び、自分たちで分子構造の模型を組み立てながら研究し、レポートにまとめます。出来上がった有機ELの素材から、新しいディスプレイを作りテストします。
学べること
「有機EL研究員」の仕事を通して、研究や技術を開発する楽しさや難しさを感じることができるアクティビティです。
わたしたちの未来の生活をより豊かにしていくために、夢を持ち一つ一つ根気強く続ける大切さと新しいものを生み出すワクワク感を知ってほしいと考えています。
おしえて!あこがれの有機EL研究者!
電子材料部
電子材料開発センター
S.Tasaki
有機ELのすごいところを教えてください!
有機ELのすごいところを教えてください!
有機ELはこれまでのディスプレイよりも、使う電気の量をおさえることができるところです。
また、花火や夜景のように背景が黒い映像はとても美しく、感動します!
研究の楽しいところは?
研究の楽しいところは?
自分の考えたアイディアを、自分で実験して、いろいろ試して正しいかどうか確かめてみるところが楽しいです。
特に、自分が予想した通りの結果や、それ以上の結果が出た時は楽しさ倍増!
研究者を目指した理由を教えてください!
研究者を目指した理由を教えてください!
学校の先生になろうと思って大学に進学しました。大学4年生の時から研究室※に入り、自分の手で新しいことを生み出すことにやりがいを感じ、研究者を目指しました。
普段はどんなお仕事をされていますか?
普段はどんなお仕事をされていますか?
自分で手を動かして実験をしたり、得られた実験結果について一人でじっくり考えたり、チームメンバーとディスカッションすることがメインです。
そして、開発した材料をお客さんに使ってもらうことが大切なので、直接、お客さんに材料の紹介もします。
研究者を目指す皆さんに一言お願いします!
研究者を目指す皆さんに一言お願いします!
考えないといけないむずかしい課題はたくさんあります。でも、その分、自分で開発した材料が製品に使われることが決まり、世の中にできる喜びは大きく、それを体験できるのは研究者ならではだと思います!
有機ELって何?
有機EL(オーガニック・エレクトロルミネッセンス)は特定の有機化合物に電気を通すと、電気エネルギーを光エネルギーに変えて、発光する「有機物」のことをいいます。
主に、テレビやスマートフォンなどのディスプレイに使われます。
液晶ディスプレイと異なり、熱を出さずに発光するため、使う電気の量が少ないのが特徴です。
体験者の声
「将来、化学者になる!有機ELの仕事は、はじめて聞く言葉もたくさんあったけれど、やっててすごく楽しかった!」
(9歳)
「おうちのテレビを近くで見たとき『赤・緑・青』の点々が、たくさん見えるのは知っていたけど、こんな仕組みだったんだ!今日知れて嬉しい。家族にも説明しよう!」
(8歳)
ガソリンスタンド
(キッザニア東京・甲子園)
パビリオンのご紹介
車に乗っているお客様を元気な笑顔とあいさつでお迎えします。
お客様の車にガソリンを入れ、お客様が気持ちよくドライブできるように、窓を拭いたり、車が壊れていないか簡単な点検をします。
学べること
「ガソリンスタンド」の仕事を通して、お客様とのコミュニケーションやサービスの大切さを感じて、社会生活のルールやマナーを学んで欲しいと考えています。
体験者の声
ガソリンスタンドの仕事は、ガソリンを入れる仕事だけだと思っていました。車のチェックや、丁寧な接客をし、お客様が気持ち良いドライブをするためにサービスをすることが分かって良かった!
(13歳)
最初、何するか全然分らなかったけど、楽しいし面白い。もっとガソリンスタンドの店員さんのこと調べてみます。
(11歳)
これからのガソリンスタンド
地域の燃料供給を支えてきたガソリンスタンド(サービスステーション)を、地域の「生活支援基地」へと進化させます。水素、電気など多様なエネルギーの供給や、電気自動車のカーメンテナンスやカーシェアといった多様なサービスの提供など、その街のニーズに合わせて「よろず」に変化し、皆さんの暮らしをサポートする「スマートよろずや」を目指しています。