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小学校部門 金賞
ぼくの好きな川原のために / 鈴木 健人
撮影者コメント
よく行く川原でテントウムシを見つけた。人指し指を立てると、テクテクかわいらしく登り、パッと羽を広げて飛び立っていった。ここにはほかにも様々な生き物がくらしている。そんな川原に意外とごみが落ちている。ぼくが大人になった時にも同じようにたくさんの生き物がくらしていくためにはきれいなかんきょうが必要だ。そのためには「まあいいか」という心のゆるみをなくしていこうと思う。
カメラマン講評
普段の生活でよく行く川原で見かけた被写体から私たちが生活する上で出てしまうごみによる自然環境や生き物を苦しめているごみの不法投棄について問いかけている作品です。まずは、ごみを捨てる事に対して自らも見直し簡単にモノを捨てる意識を変えていかないと近い未来には我々の社会はごみに埋もれてしまうかもしれません。
審査員総評
シャープにピントが合っていて、ぼやけた背景の中で光っている羽ばたきの瞬間(しゅんかん)。写真の完成度が高く、テントウムシの生命力に誰もが目が留まってしまいます。その対比に、川原に落ちたポリ袋がひときわ目立ち、すぐにでも拾いたくなります。いろんな生命の輝きを守るために、自分から行動しようと思わせる作品です。
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小学校部門 銀賞
がんばれ松の木 / 鈴木 輝久浩
撮影者コメント
○は近くの公園の松の木で、倒れて池の中に入ってしまいそうな所を、支えによって助けられている写真です。この支えがなければ、松の木は池の中に倒れて枯れてしまっているのではないかと思います。×の写真は整備のために切られてしまった木です。この切り株を見るといつも悲しい気持ちになります。私は公園の緑を減らさないように、木々を見守って行きたいと思います。
カメラマン講評
公園の松の木を通して木々の緑の大切さを表現しています。作者は、伐採=環境破壊といった誤解があるようでただ放置された木は、腐敗などで劣化することにより地球温暖化に拍車をかけてしまうのです。したがって、木が劣化する前に伐採をすることが必要な場合もあります。木は言葉を話しませんが、生き物なのでそのままほうっておくのではなく、しっかり見守っていこうとする作者のやさしさと愛情を感じました。
審査員総評
どちらも、公園で見かけることのある風景の対比となっています。ほんの少しの支えで粘り強く生きる松の木。一方、人の整備が必要といえば、抵抗もできず切られてしまう株。作者の言うように、緑を減らさないようにどうすべきか、考えさせられる作品です。
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小学校部門 銅賞
マスク1つで街は
かわるよ!! / 毛利 咲希
撮影者コメント
私の家では使ったマスクを洗って干しています。とてもエコだし、太陽の光でいいにおいになります。×の写真はトンネルに使い終わったマスクが捨てられています。きちんと家までマスクをして、家のごみ箱に捨てるべきだと思います。捨てられたマスクについている菌やウイルスが飛んで、病気に感染することを考えると、こわいです。私はマスクのポイ捨てはやめようと、まず身近な人に声がけをして、住みよい街にしたいと思います。
カメラマン講評
マスクを着用すると、ウイルスの拡散を抑える効果と吸い込むウイルスを減らす効果の両方の効果があると言われています。作品を通してエコな自家製マスクの大切さと使い捨てマスクの廃棄についての注意喚起もしており現代の世相を反映しているよい作品だと思いました。新型コロナウイルス対策として感染が広がらないようマスクの適切な運用が広がるようお願いしたい。
審査員総評
新型コロナウィルスへの対策が必要になって以来、街中でよく見かけるマスクのポイ捨て。衛生上の心配だけではなく、街中の環境も悪くなります。洗って干しているマスクの写真は、マスクのエコな使い方を具体的に思い浮かばせています。ダイレクトな対比で、次回マスクをつける際の自分の行動も、意識し始めます。
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小学校部門 審査員特別賞
拾ったペットボトルで
ポイントゲット / 草野 雅迦
撮影者コメント
ここは、曽祖父の家の近くの海です。毎年、砂浜のごみがふえていくように思います。今年は捨ててあったペットボトルを拾って帰ってきました。そして、家の近くのスーパーに設置されている、ペットボトル専用回収機へ入れました。そうすると、リサイクルポイントがたまります。そのポイントはスーパーで使うことができます。すすんでリサイクルをしようと思える、とても良いシステムだと思います。
審査員総評
毎年行く砂浜のごみが増えていることに気づく高い環境意識。ごみ問題の解決方法として、ただごみを拾うだけに留まらず、リサイクルシステムの良さを表現していて、自発的に・積極的にペットボトルのごみをリサイクルしようと思わせます。ごみ問題を取り上げた、一歩進んだ素晴らしい気付きの感じられる作品です。
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小学校部門 だったらこうしよう賞
沓見をきれいにしよう / 福原 花恋
撮影者コメント
1人1人気をつけて、ゴミをすてない、そしてゴミをすてさせないという気持ちをもち続けることでより、沓見がきれいになると思います。この看板をせっちすることで、1人でも多くの方へ看板を見てもらい、ゴミが少しでもなくなっていると思います。次のクリーン作戦までに、ゴミがどれだけへっているのか見てみたいです。たくさんゴミがあったので、看板を立ててもっともっとゴミをへらしていきたいと思いました。
審査員総評
ごみをすてさせない気持ちから、自分が何ができるかを考えた結果、ポイ捨て注意の看板を立てたストーリーが見える作品です。作者が環境問題について自分で考えて行動する姿が伝わります。今後のクリーン作戦も期待しています。
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小学校部門 優秀賞
壁に向かった点字ブロック / 淺野 平蔵
撮影者コメント
浜松に浜松魅力発信館という観光案内所があります。僕は入口にある点字ブロックが壁に向かっていることを発見しました。僕は市役所の担当者に直接改善を要望しました。その後点字ブロックは壁の手前から「点状警告ブロック」に張り替えられ、壁には人感センサーでアナウンスが流れるインターホンが設置されました。このことから僕は多様な人の気持ちに寄り添って「バリアフリー」を変えていく事が大事だと考えます。
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小学校部門 優秀賞
わたしは土の方が好き! / 岩崎 桃佳
撮影者コメント
わたしのたん生日の近くになると、さくらがいっぱいさいたりつくしが出てきます。今年も家族でつくしをいっぱいとって、つくだににして食べました。この写真にはつくしがたくさん写っていますが、テントウ虫やほかに小さな虫もいっぱいいます。家のまわりはアスファルトのところが多いので、お花や虫がいなくてつめたいかんじがします。もっと木やお花を植えて生き物がみんな楽しくくらせるようになったらいいなと思います。
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小学校部門 優秀賞
海の○と× / 植木 優葵
撮影者コメント
この×のしゃしんは、キャンプのした人がもってかえらないで海においていったんだと思います。海にきてくる人は、ごみぶくろととんぐをもってきてみんなできょうりょくしてやればいいと思います。○のしゃしんは、はっぱや花がよごれていないし、とうだいにらくがきしたりよごれていなかったからいいと思いました。わたしはしぜんを大切にしたいです。
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小学校部門 優秀賞
地球に優しく植物を! / 大野 あかり
撮影者コメント
植物を育てるのが好きで、花や野菜の苗をよく買います。小さなブニョブニョのプラスチックの鉢に入っているので、庭やプランターに植えかえますが、その鉢がゴミとして出ます。いつももったいないと思っていましたが、そんな時に見つけたのが「土に戻る植木鉢」です。これは鉢ごと土に植えることが出来、鉢は土に戻るので、ゴミを出すこともなく地球に優しい商品です。大地を汚す事なく植物を大切に育てようと思います。
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小学校部門 優秀賞
ごみがお花になった / 岡野 りあ
撮影者コメント
わたしは、えんぴつけずりのかすでなにかできそうだなと思ったのでそのえんぴつけずりのかすを土のかわりにしました。そして手でけずるえんぴつけずりのかすもなにかにつかえるかなと思いました。そしてわたしはそのかすを花の形にしました。そしてわたしは、花が土から出るところを作りました。ごみがさくひんになってわたしは、うれしかったです。
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小学校部門 優秀賞
エコバッグで
みんなしあわせ / 小倉 一桃
撮影者コメント
×のふうけいは、きんじょのいけでとりました。プラスチックごみがいっぱいあり、とてもきたなかったです。ウミガメだけじゃなく、このいけにすむカメもすみにくそうでした。レジぶくろからエコバッグにかわったら、ゴミがへってこのいけのいきものたちも、しあわせにくらせるとおもいます。
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小学校部門 優秀賞
生きる / 楠本 かのん
撮影者コメント
毎年、私の家のポストにシジュウカラがたまごをうみヒナがかえります。イノシシの方は、食べ物をもとめて、民家におりてきてつかまりました。二まいの写真から、生きる力を感じます。動物たちの住み家や、えさがなくなった山や、森のかんきょうを考えさせられます。よく車にひかれている動物も見かけます。むやみに森林ばっさいをして動物たちの住み家やえさをうばわないでほしいです。
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小学校部門 優秀賞
おなじこうえんなのに / 椿原 睦士
撮影者コメント
この2まいは、おなじこうえんでとったしゃしんです。○は、まいとしみているせみのうかで、いつまでもみられるように、しぜんをたいせつにしていきたいです。×は、いつもはるになると、こどもをつれたかもがやってくるいけです。だれかがすてたペットボトルを、もしもかもがまちがってたべたら、たいへんなことになります。だから、ぼくはこれからも、ゴミはいえにもってかえって、いえのゴミばこにすてるようにします。
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小学校部門 優秀賞
小さな島の大きなもんだい / 根中 倭
撮影者コメント
ぼくのすむ島のじまんは、日本一美しい海です。でも、外国からのひょう着ゴミが山ほどながれてきます。ぼくは、黒島の海がいつまでも美しいままであってほしいとおもいます。
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小学校部門 優秀賞
何に乗る? / 橋本 璃子
撮影者コメント
私の家の周りの道路は、車線が多く路上駐車がとても多いです。エンジンをつけて長時間車内で休んでいる人もいます。路上駐車が原因で起こる事故や、排気ガスによる環境汚染が心配です。一方私の街には自転車をシェアして使用できるベイバイクがあります。近くで借りて目的地で返すことができるのは効率的だし、風を切って走るのはとても気持ちが良いです。交通手段を選択する時には、環境のことも考慮するといいと思います。