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小学校部門 金賞
魚を守ろう。 / 大西 陽大
撮影者コメント
海にあそびに行ったら、ごみがたくさん落ちていました。中でもペットボトルがたくさん落ちていました。ペットボトルが海の中に入ってそれを魚たちが食べて、その魚を自分たちが食べるということを聞いたことがあるので、悲しくなりました。これからごみが海に入らないように、ごみ拾いをしたり、ごみをすてる場所ですてたいと思います。
カメラマン講評
青い空、青い海。〇の写真の海、とてもきれいです。でもふと足元を見ると誰かが捨てたペットボトル、プラスチックのかけらなどゴミがたくさん落ちています。×の写真は大西さんの残念な気持ちがよく表れています。大西さんのゴミを捨てる場所を守ろうという気持ち、これからも大切にしてください。そしてさらにゴミを大量に出さないようにするにはどうしたらいいのでしょう。この賞をきっかけにさらにその先を考えてみるのもいいですね。
審査員総評
ごみが落ちているという悲しい景観だけではなく、そのごみが最終的には人間にまで影響を及ぼす可能性があることも訴えかけてくる作品です。ごみ問題は、他人事ではなく、私たちにも密に繋がっていることをより多くの方が理解して、作者のような行動が広がると、〇の写真ように美しい海がこれからも続いていくことでしょう。
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小学校部門 銀賞
同じかさだけど… / 上原 睦巳
撮影者コメント
×の写真は、ビニールがさです。ビニールでできたかさは、やぶれたり、あながあいたりしやすく、こわれやすいです。なので、ぼくは、〇の写真のかさをこれからも大切に使っていきたいです。ゴミをへらしていきたいです。
カメラマン講評
上原さん、〇の写真はお友達でしょうか?写真の黄色の傘は目立つので通学の安全にもつながるし長持ちもしそうです。×の写真のビニール傘。壊れやすくすぐにゴミとなってしまいます。ではどうして買う人がいるのでしょうか。突然の雨で必要になったから?安いから?無駄な買い物はしない、修理可能なものを選ぶということも大切です。
審査員総評
街中でも傘立てに放置されたたくさんの白いビニール傘を見かけます。安くてすぐ手に入る便利な傘ではありますが、思い入れがないためか、天気が回復すれば用がなくなり、すぐに忘れ去られてしまいます。お気に入りの傘を大切に使い続けることでごみを減らし、未来の環境を守れることに気づかされる作品です。
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小学校部門 銅賞
しぜんにやさしいしょくぶつのへい / 椎橋 りた
撮影者コメント
わたしの町には、たくさんコンクリートのへいがあります。そばをとおる時や、地しんやたい風の時に、たおれてこないか心ぱいになったりするので、しょくぶつで、できたへいの方がいいと思います。町にもみどりがふえるし、きせつによって色や形がかわるのが、おもしろいので、コンクリートのへいを、なるべくへらして、どんどんしょくぶつのへいに、かえたらいいのになと思いました。
カメラマン講評
×の写真のコンクリートの壁。倒れてきたらと思うと心配です。自然がたくさんあるところに住んでいたら季節を感じることができるけど都会に住んでいるとむずかしいです。〇の写真の植物の塀は季節の変化を感じられる、町の緑が増える、椎橋さんの緑が大好きな気持ち、伝わってきました。
審査員総評
温かみがあり柔らかな印象の植物の塀と冷たく無機質な印象のコンクリートの塀を同じような構図で〇と×をうまく表している作品です。コメントには環境問題だけではなく、安全性や景観を楽しむことにも繋げられており、その町に暮らす人々のことを想い、寄り添っている作者の気持ちが感じられました。
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小学校部門 審査員特別賞
ちょっと休けい / 吉川 明希
撮影者コメント
今年は、いえのまえの田んぼや川に、たくさんのとんぼがとんでいます。わたしは、とんぼが大すきです。とんぼがいるふうけいを、ずっとのこしていきたいです。オニヤンマが、えだでちょっと休けいするすがたがかわいかったので、しゃしんにとりました。もう一まいは大人が休けいしたあとのたばこのごみです。生きものも人も、つかれたときは休けいがたいせつだけど、ごみはごみばこにすてる大人に、わたしはなりたいです。
審査員総評
自然豊かな場所で気持ちよさそうに休憩しているオニヤンマ。とんぼが好きな作者の気持ちが写真から伝わってきます。それに比べて大人が休憩した後の残念な写真。ごみはごみ箱に捨てるという、当たり前で簡単なことが守られ、生き物も人間も気持ち良く休憩できる環境が保たれることを願います。
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小学校部門 だったらこうしよう賞
ひと皮むけた茄子 / 橋本 和佳
撮影者コメント
今年は梅雨明けが早く、6月に猛暑の日が続きました。そのことによって、多くの農家の夏野菜が高温障害を受けてしまい、ハリ・艶・色が悪く、売り物にならないと捨てられました。例えば茄子は「ボケ茄子」と呼ばれてしまいます。私の家の菜園でもそんな可哀想な茄子ができましたが、試しにひと皮むいて料理したところ、とても美味しく食べられました。小さな事ですが、このような工夫の積み重ねで食品ロスを削減していきたいです。
審査員総評
今年は猛暑のため作物の成長にも大きな影響が出て、ニュースでも取り上げられていました。状態があまり良くなくても、工夫次第で美味しく食べることができる野菜。日頃から、気になる身近な問題を「だったらこうしよう」とできることから実践し、食品ロスを減らす努力が窺えました。作品名にもセンスが光ります。
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小学校部門 優秀賞
大すきな、たるみ、てつどう / 大橋 虎之助
撮影者コメント
たるみてつどうのえきには、ふるくてすてきな木のベンチがあります。もとすえきのベンチは、ピカピカでゴミがおちてません。でも、きたがたまくわえきのベンチにはらくがきがあって、そのベンチのしたにはゴミがおちていました。ぼくは、まずベンチにきれいないろのペンキをぬってらくがきをけしたいです。きれいなえきやベンチなら、いたずらがしにくいとおもいます。
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小学校部門 優秀賞
暑い夏をのりきる工夫 / 加納 仁那
撮影者コメント
は、毎年祖父が作っている緑のカーテンです。エアコンの使用時間が減り、節電にもつながります。葉からじょう発した水分が周りの温度を下げる働きがあり、すずしくなります。×は、となりの部屋です。つよいひざしが当たりとても暑そうです。来年は、わたしもいっしょにやりたいです。そして、となりの部屋を×から〇にしたいです。
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小学校部門 優秀賞
ブルー・オーシャン / 古下 理玖人
撮影者コメント
ひともいないあおくてとうめいでヤドカリとカニがいるうみだった。おくにいくとゴミがいっぱいでペットボトルがいっぱいあった。さかなたちがまちがえてたべてしまってしんでしまったらぼくたちのごはんもなくなるし、すなはまもきたなくなる。ペットボトルのゴミをへらすために、みんながすいとうをもちあるいておみせでペットボトルをかわないようにしたらゴミがへらせるとおもう。
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小学校部門 優秀賞
マイクロプラスチックになる前にひろってきれいにかざろう! / 中捨 希兜
撮影者コメント
海にすてられている、ペットボトルを見てこれが旅をすると、やがてマイクロプラスチックになり、海の生き物に悪いえいきょうをおよぼしてしまうので、人間がべんりだと思ってつくりだしたものなのだからぜったいにしぜんの中にすててはいけないと思いました。すてずにそれをりようしてかざりにしたり、かつようすることでしぜんをまもり、ちがうつかいかたをすることでプラスチックを生まれかわらせてあげるといいと思います。
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小学校部門 優秀賞
ユニーク! / 那須田 夏奈
撮影者コメント
スーパーのきゅうりにトマト、なすやピーマン。みんなどうしてそんなに同じ形、同じ大きさできれいに並んでいるの?曲ったきゅうりも、ハート形のトマトも、色が少しうすいなすも、傷のあるピーマンも、大切な野菜。心をこめて大切に作られた野菜。こんなにおいしい野菜が規格外で処分されているという。食品ロスを無くすため、私はどんな形や色でも食べるよ!大好きな野菜の味はどれもたまらなくおいしいから。
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小学校部門 優秀賞
わたしのしまの大すきなばしょ / 根中 彩世
撮影者コメント
わたしがすんでいるしまは、うみがとてもきれいです。いちばんすきなばしょは、いこさんばしです。でも、たいふうがきてたくさんのゴミをはこんできます。
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小学校部門 優秀賞
みんなが安心して遊べる公園に。 / 濱上 隼矢
撮影者コメント
この田んぼを、ぼくは、毎日のようにおさんぽをしていました。春は、おたまじゃくしが気もちよさそうにおよぎ、秋には、カエルがぴょんぴょんはねている自ぜんがいっぱいのこの道が、ぼくは、だいすきです。その近くにある公園のすな場には、いつもゴミやガラスがおちていて、遊ぶことができません。かんばんやカメラをつけたりして、一人一人が気をつけて、きちんとゴミをもって帰れるようになればいいなと思います。
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小学校部門 優秀賞
残したい風景海と空 / 林 美依凪
撮影者コメント
私たちの出すゴミによって海がゴミであふれようとしている。そもそも海のゴミは、どのようにして発生するのか、海のゴミと街のゴミとは関係ないように感じられているが、実は、ポイすてなどにより街にすてられたゴミは雨や風とともにはい水こうへと流れ、川をつたって、海へと流れ出るのです。このような事を調べようと思ったのは、ゴミから海と生き物を守るため、今の海の姿を通して私たちに出来る事を伝えていきたいからです。
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小学校部門 優秀賞
ありが元気にくらせる町 / 宮崎 怜
撮影者コメント
ぼくは、虫が大すきです。いつもいえのはたけに行くと、虫がたくさんいます。ずっと虫がすめる町にしていきたいです。そのはたけのよこにきたないごみがかってにすてられています。ごみをすてていいばしょとおもわれないように、ざっ草をとるおてつだいをします。
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小学校部門 優秀賞
蝉と自転車 / 森内 俊裕
撮影者コメント
今年も蝉が鳴き出した。この声は夏を実感させる。虫かごを持ち大好きな自転車に乗って近所の公園に行くのが毎年の楽しみだ。長い年月をかけ準備し成虫になる蝉を見ると、自分も頑張ろうと思う。その一方で同じ場所に放置された自転車がある。手続きが面倒臭いのか不法投棄されたままだ。コンビニで処理手数料券が買えるのは便利だが収集までに時間がかかる。すぐに出したい人のために収集場所を作りいつでも出せるようにしてほしい。