-
高校・高等専門学校部門 金賞
暑い夏自分にできる温暖化対策 / 魚谷 晴大
撮影者コメント
今、日本の夏は連日35℃をこえる猛暑日が続き、ついエアコンの設定を下げて快適に過ごしたくなるが、エアコンの設定温度を1℃下げるだけでCO²の排出量が増えることになり、今後更に温暖化が進み、地球で快適に過ごすことが難しくなります。そのため、うちわや打ち水を使ってエアコンの代わりとして涼しさを保つなど、自分にできる温暖化対策を考えて、地球を守る意識を持つのが大切だと思います。
カメラマン講評
魚谷さんの〇の作品、見るだけで涼し気です。背景に林の木々を配し、手前にはかき氷機、かき氷、うちわが青系でまとめられていて明快です。かき氷機もレトロでかわいいですね。かき氷機のコードの処理がちょっと残念でした。×の写真はエアコンのリモコンで設定温度は21度。冷やしすぎでCO²の排出量も多そうです。自分たちで出来る温暖化対策が必要だと改めて思える作品でした。
審査員総評
意表を突く被写体で作者の着眼点に驚かされました。確かに〇の写真を見るだけでも涼しく感じるので不思議です。目から、耳から涼を求めることで、地球温暖化対策に貢献できそうです。小さなことの積み重ねでも一人ひとりが地球環境を意識することで、大きな環境改善に繋がるはずです。
-
高校・高等専門学校部門 銀賞
夜の景色に光るもの / 郡家 玲生
撮影者コメント
東京などの発展している都市では、夜でも無数の明かりが灯っていて、空に星は全く見えない。都会の夜景はきれいとも言うが、それでも何も変えないことは良くないので、きちんと節電などをし、いつかは星空や木々も楽しめるような都市に変わってほしい。富士山のような、自然だけの景色は、自治体などが動かないともはや守れなくなっているので、もう一度その価値を思い返し、一人一人が行動を起こせるようになってほしい。
カメラマン講評
郡家さんの作品、一見どちらも綺麗な夜景写真です。〇の写真は夕暮れでしょうか、遠景は青く近景ほど漆黒の星空が表現されています。多くの星もきちんと写っているところを見ると三脚を立てて長時間露光でしょうか。右奥の人口の光が残念でした。×の写真はスカイツリーからの夜景でしょうか。街の明かりに川や道が線になって一見すると美しいですが、人工的は明かりはいつまでも続くものではありませんね。都会の夜景に星が輝く日が来て欲しいものですね。
審査員総評
黒い空や海と光のコントラストが息をのむ程に美しい夜の写真です。都会の暗い夜空は当たり前の光景となっていますが、見えないだけで本当は夜景にも負けない美しい星空が広がっている、その素晴らしさや大切さ、そのためには何が必要かを訴えかけています。一人ひとりの意識ある行動でいつの日か都会でもきれいな星空を眺められることを星に願います。
-
高校・高等専門学校部門 銅賞
自然災害の恐ろしさ / 島崎 珠杏
撮影者コメント
私の家の近くにあるダムは透明度が高くとてもきれいなダムです。〇はそのきれいなダムの写真です。しかし記録的な豪雨の影響で×の写真の様に水が濁り、氾濫危険水位を超え、あのきれいなダムのおもかげさえもなくなってしまいました。私たちは自然災害をなくすことは出来ません。しかし、自分ができること、家族でできることを考え、被害を少なく、小さくすることは出来ます。自分には何ができるのかを考え生活していきたいです。
カメラマン講評
島崎さんの被写体は、家の近くのダムですね。普段は透明度が高く、綺麗なダム湖です。ブルーの水がとても綺麗で周囲の木々の緑とのコントラストも見事です。一方で昨今の記録的水害が発生すると、川は牙を剥き災害危険水位を超えて茶色の濁流が押し寄せ、様子は一変しますね。とても近寄ることはできません。自然に逆らうことはできません。しかし傍観するのではなく、災害を少なくするために何をすべきなのか、考えさせられる作品だと思います。
審査員総評
年々、被害が大きくなっている豪雨災害。普段は美しい景色であっても一瞬で変わってしまい、同じ場所とは思えない程、荒々しい自然の恐ろしさを感じる写真です。災害があった時だけではなく、常日頃から自然と共存するために何ができるかを考え、行動することの大切さを痛感しました。
-
高校・高等専門学校部門 審査員特別賞
光と影 / 横田 陽
撮影者コメント
〇も×も学校のそばにある逗子海岸で撮影をした。私たち生徒も度々使わせて頂いているこの海は、海上でサーフィンをする人、浜で遊ぶ子供たち、沢山の人々に大切にされている海である。浜辺を歩くとゴミを見かけることがある。漂流してきたのか故意的なのかは分からない。具体的な政策も考えられるが、1人1人の意志や使い方によって減らすことはできると思う。そうすればこの綺麗な海をいつまでも残していけるのだと思う。
審査員総評
逗子の海の、水面のきらめきを共通の素材とし、濃いマリンブルーとダークグレー、人と空き缶(人工)の対比が秀逸です。また、逆光撮影による被写体(人と缶)の黒も暗示的。両作から、何か聴こえてきます。海原でウインドサーフィンが満ち潮に誘われ進む穏やかな波音、浜辺に缶を運んだ荒い波の後の、引き潮の残響。そして、この先この海を、地球を守れるかは人の「意志」次第との、高校生である作者の瑞々しく強いシャッター音。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
夕日と砂浜 / 栄盛 はな
撮影者コメント
いつもここからは、キレイな夕日が見られます。友だちと散歩がてら見にいったりしています。でも砂浜にはたくさんのゴミが落ちています。1番大きく目立ってるゴミを写真に撮りました。せっかくのキレイな海が見えるのに砂浜が汚いと、残念な気持ちになります。ポイ捨てをしないなど日頃のあたりまえの行動から見直していく必要があると思います。沖縄のキレイな海、砂浜をみんなで守っていけたらいいと思います。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
長与の命の源長与川の現状 / 小川 航平
撮影者コメント
この写真は、長与町のシンボルとも言える長与川の上流の写真です。写真をみてもらえればわかるように、緑の葉っぱなど川の水の流れるせせらぎは気持ちがよかったです。右の写真を見てもらうと人が見えそうもないところ、人気のないところでレジ袋のごみなどを発見しました。これは中流にも下流にもあちらこちらとポイ捨てされていました。私たちの故郷を大切にするためにも、1人1人が注意して暮らしていく事が、大切です。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
バリアフリー化と伴う差 / 奥山 響希
撮影者コメント
最近にできた横断歩道には〇の写真のボタンが使われるが、×のような昔のものには無いものが多い。触れるだけであったり、触れたら音もなり、点字もついている。バリアフリー化によって〇のようなボタンが普及したが、過去のボタンはこのまま放置されたままだ。仕組み自体違うので、全て〇にしろとも言えないが、音や点字など誰でも使えるように改修してほしいと思う。障がい者にとっても使いやすいものになることを願う。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
生きものが住みやすい川を / 迫田 燈夜
撮影者コメント
この作品は、自分が住んでいる地域の川を撮影しました。〇の写真は地域の人たちがきれいにしたおかげでたくさんの生きものが住んでいる川で、×の写真はゴミが投げ捨てられている川の写真です。人間がゴミを捨てることによって川は水質汚染され生きものは住めなくなってしまいます。×を変えるために川に捨てない・落ちているゴミを拾うことを心がけていきたいです。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
サンゴ礁を守ろう / 貞岡 君佳
撮影者コメント
海水の質を良くするとサンゴ礁の白骨化をおさえることができます。海水の質を良くするためには、×写真の様なペットボトル等のプラごみを無くしていかなければなりません。サンゴ礁は沖縄を代表する海の宝の一つです。しかしそんなサンゴ礁が絶滅の危機に晒されています。私の大好きな沖縄の景観を守るためにみんながごみへの意識を変えていくことが重要だと思います。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
海にあるべきもの / 名嘉 春香
撮影者コメント
〇の写真は、妹が貝殻を拾っているところです。海には、そこで暮らした生き物たちが残していった美しいもの達であふれています。でも、その中にビンや缶などと人間界のものがたくさん捨てられており、それらは自然界にいる生き物たちの生活を脅かし徐々に自然界を壊していってしまうと思います。この豊かな自然と共存していくために、私たち一人一人が行動を見直していかなければならないのではないでしょうか。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
「伝統」を大切にしよう。 / 廣中 未来
撮影者コメント
萩城下町の近くを歩いていたらきれいな白壁を見つけ伝統ある萩の町なみだなと感じていました。しかし、少し離れた先には萩ならではの白壁に落書きがされていました。萩の観光スポットにも認定されている周辺こそよりきれいな環境を作っていくべきです。〇のように伝統を大切に、魅力的な町になるよう、落書きをしないでほしいなと思いました。にこれから朝からある程度しっかり食べていく。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
朝食 / 藤木 羚
撮影者コメント
まず朝食は、菓子パンなどですませたら、健康な体を維持することができないので、1日の始めの朝食は苦手な人もいると思うがしっかり食べた方がいいと思う。自分は、当たり前のように朝食を食べているが作ってくれてることに感謝したい。だから残さずに食べて毎日健康でいられるようにこれから朝からある程度しっかり食べていく。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
流れる水とボトル / 宮下 結介
撮影者コメント
〇の写真は、無料で汲むことができる水を汲んでいるところです。伊丹は地酒が有名で、多くの場所でお酒造りに使われる水を汲むことができます。×の写真では、川にペットボトルが捨てられています。この川では普段から、ボランティアの方々によって、川はきれいに保たれていますが、ゴミは捨て続けられています。ペットボトルを止めてマイボトルを常に持ち歩くようにすれば、川へゴミを捨てるようなこともなくなると思います。
-
高校・高等専門学校部門 優秀賞
人の意識で姿を変える空き缶 / 村田 恵子
撮影者コメント
アルミ缶やスチール缶は「リサイクルの王様」と呼ばれていると聞きました。また、私が以前住んでいた地域ではプルタブを分別して集めていて、160万個で車イス1つに変わると聞きました。私たちの意識を変えていけば、空き缶のゴミをもっと減らして新たな物に生かしていけるんだなと思います。