-
小学校部門 金賞
しぜんに光るキラキラがすき / 八重樫 優衣
撮影者コメント
学校の帰り道にガラスのはへんが、落ちていました。雨の日、ガラスに雨が当たってキラキラ光っていました。その道の近くにはえている草の葉っぱに雨つぶがのって光っていました。わたしは道に落ちたガラスより葉っぱの雨つぶが光っているほうがきれいだと思いました。ゴミは決められた場所にすてるようにして、安全な道にしたいと思います。
カメラマン講評
八重樫さんの作品は細かなところまでよくフォーカスできています。どちらも背景のピントを浅くして、撮りたいものが伝わってくる素敵な写真です。雨降りの通学路で、ガラスの破片に雨粒が当たってキラキラしている光景をみて綺麗に思えました。一方で近くの葉っぱに目をやると葉の上に雨粒がコロコロと輝いていました。見比べると葉っぱの上の方が綺麗だし、なにより安全です。自然に光る方が素敵だと思える〇と×でした。
審査員総評
雨の日にふと視線を落とした先にあるキラキラ。今にも転がり落ちそうな瞬間を捉えた雨つぶは、作り物では表せない自然の美しさで目を奪われます。本来きれいなガラスは同じようにキラキラするものであっても、このように環境や安全を脅かすゴミとなり得ることをあらためて考えさせられた作品です。
-
小学校部門 銀賞
しぜんと、ふしぜん。 / 森鼻 文音
撮影者コメント
わたしは、いけにうかんでいるのがお花だとおもっていたらペットボトルだったので、とてもかなしくなりました。ペットボトルはあつめたら、いろんなものにリサイクルされます。ゴミばこにあつめるこうどうがしぜんになればいいなとおもいます。
カメラマン講評
森鼻さんの作品はどちらも緑のハスの葉っぱが背景というところは共通していますね。〇の写真は白いハスの花が綺麗に咲いています。ちょうど花開いて綺麗です。×の写真は見た目は白っぽいものですが、不自然なペットボトルが浮いています。どちらも緑に白、は共通していますが、真逆なもの。ペットボトルは不法投棄されず集めてリサイクルできる世の中になるといいですね。
審査員総評
一瞬、同じように見える写真ですが、写真をじっくり見ると、まさしくその通りだなと作品名にもセンスを感じる一作です。残念ながら街でもよく見かけるポイ捨てですが、作者と同じように、悲しむだけに留まらず、一人ひとりがどうすれば良いのかを考え、行動できる社会になることを願います。
-
小学校部門 銅賞
どちらもかさ / 岡本 周真
撮影者コメント
×の写真は、ほねがおれてあなが空いていたかさです。風にとばされたか、だれかがすてたか分かりませんが、田んぼに落ちていました。〇の写真は、祖父が育てた田芋の葉っぱです。大雨には使えないけれど小雨ならかさのかわりに使えるかなと思います。祖父母の家ではおぼんのお供え物のおぼんに使っていました。 ×のようにこわれたかさでも、すぐ新しいかさを買わず、小さな穴はふさいで、しゅう理して、物を長く大切にします。
カメラマン講評
岡本さんの写真テーマは傘ですね。×の写真は捨てられた赤い傘です。壊れて穴が空いてもう使えませんね。〇の写真はおじい様の大切に育てた緑の大きな田芋の葉っぱです。〇と×で、緑と赤の対比が良いですね。田芋の葉っぱは、日傘にも雨傘にも、お盆にも使えて長くいろいろ使えます。壊れたらすぐ捨てるのではなく、物を大事に使っていきたいですね。
審査員総評
童話の中に出てきそうな大きな田芋の葉っぱの傘をさしている子の顔は見えませんが、楽しそうな笑顔が想像できます。自然と共存し感謝することが代々、引き継がれていることが伝わってきます。環境問題だけではなく、物を大切に使い続けることを意識させられる作品です。
-
小学校部門 審査員特別賞
山と海 / 宮脇 大知
撮影者コメント
ぼくの家の前に山があります。8月の中ばごろから、夕方になるとつかまえきれないトンボがいっぱい飛んでいる。太陽がさしこんでいるせいか、田の上でトンボがすごく集まっていた。空気が良いからだろう。夕方に海につりに行ったら、たくさんの人がマスクをとってつりをしていた。風で飛んだのか、捨てたのかわからないけど、残念な気持ちになった。一人一人がゴミを捨てないように心がけることで、きれいな海になる。
審査員総評
山とそこに集まるトンボ、海とそこに集まる人を上手く対比させて〇と×の光景を表現しています。美しく温かな雰囲気の稲穂と対照的に、無機質で冷たいアスファルトに落ちたマスク。コロナ禍でマスク着用が当たり前の生活となりましたが、マスクのポイ捨ては、作者のコメントの通り一人ひとりの心がけで、当たり前の光景とならないようにしたいものです。
-
小学校部門 だったらこうしよう賞
繁ぐ想い / 水根 美花
撮影者コメント
私は海の近くに住んでいます。海の風景は日々変わりますがプラスチックゴミ等の人間が出したゴミが放置されていると海も悲しそうに見えます。しかし、写真のおじい様の様に何年も海岸がきれいになることを願って活動を続けて下さる方々がいます。二十年前は一メートル位の高さまでゴミが積もっていた頃のお話を伺い驚きました。私はこの活動を沢山の方々に知って貰いそこにある想いを繁いでビーチクリーンに参加したいと思います。
審査員総評
どこからともなく流れてくるゴミ。20年前にはこの海岸に1メートル程の高さまでゴミがあったことを、住民の想いと行動により〇の写真のように砂浜が美しくなったことを知っている方は少ないでしょう。この作品の受賞によって、努力を続けてきた住民の皆さんの活動を多くの方に知っていいただき、クリーン活動を次の世代に繋いで、美しい海とその生態系を守り続けていただくことを期待します。
-
小学校部門 優秀賞
たくさんの生き物を守るために / 小崎 玲奈
撮影者コメント
この池にはたくさんの生き物が住んでいます。〇のサギの目線の先にはゴミがうかんでいます。ゴミがういていると池に住んでいる生き物がゴミをえさと間違えて食べ、死んでしまう可能性があります。人間が出したゴミで生き物たちを苦しめないようにするために、一人一人がぽい捨てなどをやめること、そして、人間が出したゴミは人間の手できれいにすること、それが私は自然と生き物を守る大切なことだと思います。
-
小学校部門 優秀賞
どこからながれてきてるかな / 上ノ瀬 元暉
撮影者コメント
おきのえらぶにひっこしてきて、きれいな海を見てうれしくなりました。けれど、ビーチには、たくさんのゴミがながれてきていることもしりました。それで、ぼくは、夏休みのラジオ体そうのあとに、ビーチクリーンをがんばりました。一つでもなくなるように、これからもゴミがおちていたらひろいたいです。
-
小学校部門 優秀賞
都会にもっと木を植えよう / 熊原 なつ美
撮影者コメント
大気汚染について、都会と自然の大気を比べました。都会は建物が密集していて、また、車も多くて排気ガスも多いそうです。それに比べて自然は、森林が多くて、空気がきれいです。都会の大気をきれいにするためには、自然と同じように、都会にも緑を増やすのが良いと思います。例えば、公園を作ったり、車道の幅をせまくして、空いた所に木を植えたりすればいいと思いました。
-
小学校部門 優秀賞
すくすく元気に育ちますように! / 齊藤 士恩
撮影者コメント
奈良公園の鹿が落ちていたパンフレットを食べていました。「ゴミを捨てないで下さい」とポスターがはっていたけれど、紙くずやプラスチックのゴミが落ちているのを見ました。鹿が間ちがえてゴミを食べて死んでしまった話を聞いたことがあります。子鹿がお母さんと草を食べているのを見て、元気に大きく育って、ずっと長く生きて欲しいと思いました。だからゴミは家に持って帰って捨てるようにしないといけません。
-
小学校部門 優秀賞
きれいな公園。よく見てみると… / 長瀬 紗穂
撮影者コメント
わたしは、いつもあそんでいる公園で〇×を見つけました。公園にゴミがおちていると、かんきょうによくないと思います。ゴミがおちていると、犬やネコがたべものとまちがえて、たべてしまうかもしれません。公園はみんながあそぶところだから、ガラスとか、とがっている物があるとあぶないです。×を〇にかえるためには、一人一人がしぜんにやさしい行どうをすることだと思います。そうすれば、皆が気もちよくあそべると思います。
-
小学校部門 優秀賞
わたしのすきな夕ひとわたしのきらいなマナーをまもらない人 / 藤原 優衣
撮影者コメント
わたしのまちの〇と×をしょうかいします。わたしのまちの〇はうえまちだいちから見える夕ひです。えきのなまえに四天王寺前夕ひがおかというなまえがつくほど夕ひがきれいに見えるまちです。わたしのまちの×はどうろのうえ木にごみをすてている人がいることです。いっけんきれいなみちに見えますが、ごみがすてられています。しゃしんにはうつっていませんがたばこなどちいさなごみもすてられていました。
-
小学校部門 優秀賞
ごみのない海へ / 古川 真妃呂
撮影者コメント
せかいの海は、つながっています。わたしがすんでいるしまには、まい日ごみがながれついてきます。人がすんでいる方の〇のしゃしんのはまは、みんなでごみをそうじしているのでいつもきれいです。人がほとんど行かない方の×のしゃしんのはまは、そうじする回数がすくないのでごみがたまりやすいです。きれいにするためには、み近なところのそうじをすること。せかい中の人がごみをすてないこと。きれいにするど力をしてゆきたい。
-
小学校部門 優秀賞
ガラスをなくし自ぜんを守ろう / 村上 陽奏
撮影者コメント
〇のしゃしんは学校で元気に育っている花です。いろいろな虫が花のみつをすっているのを見て、かんきょうにいいことだと思いました。×のしゃしんはガラスのゴミです。ガラスのゴミはまちの道路や海に落ちていることもあります。生き物が食べてしまったりけがをしてしまったりするかもしれないから少なくしていきたいと思いました。
-
小学校部門 優秀賞
未来へ / 柳田 柊馬
撮影者コメント
ぼくの家の近くには、カブト虫やクワガタなどたくさんの虫たちが生ぞんしています。ですが、その虫の近くに人がすてたゴミも落ちていました。ぼくが大きくなったときに、子どもたちがクワガタやカブト虫を見られるように自然を大せつにしていきたいです。
-
小学校部門 優秀賞
公園の緑を守る! / 渡士 荘介
撮影者コメント
ぼくの家の近くには公園があります。広くて緑も多く、よく遊びに行っていました。ぼくの家には犬がいるので、お父さんやお母さんが散歩に連れていったりもします。けれど、最近は下を見るとゴミがある状態になってしまいました。ゴミで転んだりしたら危ないし、犬などが誤飲してしまうかもしれません。なので、もしぼくがポイすてされているゴミを見かけたら、家に持って帰ったりゴミばこにすてたりとゴミをへらす行動をしたいです。