2020 中学生部門 入賞作品

中学校部門 金賞 「どこまで上がる?地球の気温」 / 河本 恵志
河本 恵志○
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河本 恵志×
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撮影者コメント
幾日も幾日も炎天下が続き雨が降らない。そうかと思えば、突然誰も予想していない豪雨が降りそそぐ。カタツムリは悲鳴を上げている。そして地球が悲鳴を上げている。その原因の中で自分も使っている最も身近な車に着目した。車の排気ガスを少しでも減らすためにエアコンを出来るだけ使わない。アイドリングストップを出来るだけ心掛ける。また最近注目のバイオガソリンを実用化して、少しでも排気ガスを減らすことが大切だと思う。
審査員総評
大迫力のカタツムリ、炎天下の中でも、豪雨の中でも生きていくことは難しいと思われます。車は身近で便利な、生活の必需品ですが、排気ガスによって地球環境の悪化につながってしまう場合があります。排気ガスの排出量を減らすように心がけて、上手に活用することが重要ですね。シャープにピントの合ったカタツムリとピンボケされた車の構図にも芸術的なセンスを感じる作品です。
中学校部門 銀賞 「ストローについて」 / 池上 有里佳
池上 有里佳○
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池上 有里佳×
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撮影者コメント
リサイクルのできないプラスチック製ストローは、海洋汚染の原因としてあげられます。大手外食産業でも廃止、紙ストローや使用しない方向に変わってきてます。竹ストローの開発もされてます。ストロー廃止だけでは、環境・海洋汚染には、ほど遠いですが、レジ袋をふくめ、自分達の身近な所から、改善し、自分達でもできることを少しでも増やしていきたいです。
審査員総評
昨今、プラスチックが海洋汚染の原因として広く取り上げられるようになっています。その流れで、プラスチック製のストローにも注目が集まっています。作者は、作品のようにストローを紙に変えただけでは、大きな環境改善につながるわけではないことを理解しつつ、身近なところから改善することの大切さを訴えていて、シンプルな写真を用いながら、奥の深い作品に仕上げています。
中学校部門 銅賞 「守らなければならない小さな命」 / 及川 那月
及川 那月○
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及川 那月×
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撮影者コメント
私の住んでいる地域に、毎年夏になると飛んでくるホタルがいます。そこには、ペットボトルや缶、ビニル袋などのゴミが多量にすてられています。近くでは工事をしたり、家庭用の水路などもあり、洗剤も流れてくることもあります。年々ホタルや虫の数も減ってきているのをずっと心苦しく思っていました。自然を破壊するのも人間、自然を守るのも人間。私はこの小さな命を守るために、美しい光を守るためにゴミ拾いをしています。
審査員総評
都会でホタルを見かけることはほとんどありません。闇夜の深緑の草木の中で、強い光を放つホタルは、とても美しいですし、自然豊かな山里や川のせせらぎが目に浮かんできます。作者が見ている現実の風景は、ペットボトルや缶などのゴミが多量に捨てられているようです。徐々にでもホタルが増えていくような環境作りが広がっていってほしいと思いました。
中学校部門 審査員特別賞 「太陽のめぐみ」 / 佐藤 時絃
佐藤 時絃○
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佐藤 時絃×
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撮影者コメント
食。人間が生きるのに必要不可欠なものです。毎日必要なことで、食材を手に入れるため、人は買い物をします。しかし、お店で買うものは包装がなされ、運ぶのにもエネルギーを使います。僕はそれより、家庭菜園をすることを薦めます。僕の家には家庭菜園があり、規模は小さいものの、夏はほとんど野菜は買わず、自給自足の生活をしています。環境にも、お財布にも優しい家庭菜園。真っ赤に熟れたトマトの味は格別です。
審査員総評
一見、美しく映える「×」写真。農家の方が丹精を込めた野菜でしょう。作者コメントに目を移すと、包装や運搬によるCO2排出が背景にあるとの主旨。なるほど、この比較でなら地球に優しいという点では「○」写真の家庭菜園の野菜に軍配が上がり、作者の主張にまばゆい光が射してきます。この着想に、日頃店頭での買い物に慣れている大人は目を見開くでしょう。籠(かご)の彩り豊かな野菜のようにみずみずしい、作者の慧眼(けいがん)に思わず脱帽です。
中学校部門 優秀賞 「知らぬ間に生態系破壊」 / 阿部 朋樹
阿部 朋樹○
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阿部 朋樹×
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撮影者コメント
ダムで行われている水力発電や、川がはんらんするのを防ぐ機能は、安全面や、地球温暖化対策として良いと思われているが、それは本当だろうか。ダムとは自然を破壊して人工的に作り出し、生態系を壊しています。このように、何かをしようとすると、必ず反動がある。人工物がほとんどない自然にゆだねられた場所を、しっかり大切にしていくべきだと思います。
中学校部門 優秀賞 「減らそうじゃない電車」 / 湊 菊乃
湊 菊乃○
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湊 菊乃×
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撮影者コメント
私は、毎日電車で通学しています。この前、電車が来ているのに乗って来ない車イスの方がいました。なぜだろう。と思って調べてみると、電車にはバリアフリーの電車と、そうでない電車があると知りました。今後は、もっとバリアフリーの電車が増えて、もっと暮らしやすい町になってほしいです。
中学校部門 優秀賞 「光る清流と人の影響」 / 木下 知洋
木下 知洋○
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木下 知洋×
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撮影者コメント
夏休みに、大山の鏡ケ成にキャンプに行った際、清流を飛ぶアオハダトンボにさそわれて、川に下りました。すると、川辺に捨てられた無数の空き缶の上に、小川に多く生息する赤腹井守が、空き缶の上にのぼってひなたぼっこをしていました。でも自分としては、もっと自然な枝や石の上に登っていてほしかったです。ポイ捨てが大山の清流にまで横行しているというのはとても残念で仕方ありません。
中学校部門 優秀賞 「空に架かるもの」 / 木村 明夢
木村 明夢○
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木村 明夢×
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撮影者コメント
雨上がりの空は自然豊かなところに虹がかかり、とても澄んでいました。一方、街中の交差点にかかる電線は景観を乱しているようでした。空に架かるものを比べてみました。
中学校部門 優秀賞 「高齢化による後継者不足」 / 嶽本 美咲
嶽本 美咲○
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嶽本 美咲×
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撮影者コメント
私が住んでいる地域には、たくさんの棚田があります。この棚田の中には、日本の棚田百選に選ばれているものもあります。しかし、美しい棚田が広がる一方、高齢化による後継者不足などにより、耕作放棄地の解消ができておらず、景観が損なわれています。○の写真は×の写真の、すぐ隣にあります。これでは、せっかく美しい田棚があっても、隣の田んぼにより美しく見えないと思います。私は全ての棚田が生き生きしていてほしいです。
中学校部門 優秀賞 「水を大切に」 / 田中 杏美
田中 杏美○
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田中 杏美×
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撮影者コメント
水を大切にし少しでも節水をするようにというのをつたえたい作品です。水をだしつづけると川の水もふえてしまうのでこれでしっかり節水という意識をする。そしてまわりの人にもしてもらいたいと思いました。
中学校部門 優秀賞 「森林や田んぼへの不法投棄」 / 深井 ひなた
深井 ひなた○
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深井 ひなた×
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撮影者コメント
今回、不法投棄について調べてみて、私が思っていたよりも規模が大きいということが分かりました。1人1人が日々の生活で環境について考えながら行動することも大切だと思います。でも、やはり国全体が大きく動かないと目で分かるくらい環境を変化させることは難しいと思いました。なので私は、もっと環境の法律について学び、将来、環境を守るために大勢の人々を動かせられるような大人になりたいなと思いました。
中学校部門 優秀賞 「Keep it clean!」 / 福田 優羽
福田 優羽○
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福田 優羽×
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撮影者コメント
同じ場所だが全く印象が異なる目黒川。綺麗な桜で覆われた透明な川と、汚いゴミが浮かんでいる濁った川。私は、○の川になるために毎年春、夏、秋に行われているボランティアの清掃活動に自分から参加していきたいと思った。また、私だけでなく他の人もゴミはきちんとゴミ箱に捨てるなど、みんなで協力し意識すれば美しい川を保てるはずだ。そして、いつ誰がここを通っても「綺麗だ」と思ってもらえるような場所になることを願う。
中学校部門 優秀賞 「失った過去」 / 益田 知奈
益田 知奈○
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益田 知奈×
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撮影者コメント
環境問題には、あてはまるか、分からないかもしれないけど、私たちは、3年前に2度の地震におそわれました。その、地震のせいで、たくさんの人が被害に遭われました。その中の1つの被害は、阿蘇大橋が、地震でこわれたことです。そのせいで、線路がこわれて、阿蘇行きの電車がとまり、多くの人々の通行にえいきょうをおよぼしました。私は、早くこの現状が元通りになることを祈っています。早くもとどおりになってほしいです。
中学校部門 優秀賞 「誰でも見れるアート作品」 / 芳野 杜笑
芳野 杜笑○
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芳野 杜笑×
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撮影者コメント
良い方の写真は田んぼアートのため全てが稲でできています。そのため光合成が田んぼアートから行われているので、二酸化炭素が酸素に変化していくため地球にやさしいアートです。反対に悪い方の写真はスプレー缶を使って描かれています。スプレー缶は地球温暖化の問題の一つである温室効果ガスのため描くだけで地球温暖化を引き起こします。二つともアートではあるけれどこんなにも地球におこす影響は違います。
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