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金賞 | 田端 里桜 | 私たち次第![]() |
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銀賞 | 菅原 隆雅 | 登山者のマナー![]() |
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銅賞 | 宮﨑 航大 | 環境に優しくお財布にも優しい乗り物![]() |
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三菱UFJニコス賞 | 松原 拓斗 | ポイ捨てからポイステーションへ![]() |
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優秀賞 | 沓野 哲也 | 危険事故防止のカーブミラー![]() |
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末山 枝里奈 | 奈良公園の鹿![]() |
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鈴木 健心 | たくさん人がいるなかで![]() |
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髙橋 澪花 | 桜並木の先には![]() |
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竹林 日向 | 光街の光害![]() |
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永瀬 絢美 | 加茂川の課題![]() |
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林 宏昭 | 廃駅の使い方![]() |
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藤田 晶子 | 忘れ去られた家![]() |
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宮田 明香 | ゴミ0で大漁!!![]() |
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吉田 日向子 | 藍場川![]() |
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奨励賞 |
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高校・高等専門学校部門 金賞 「私たち次第」 / 田端 里桜

この2つは両方長崎の海です。澄んだ○の海とゴミも浮かぶ×の海どちらを未来へ引き継ぎたいですか?もちろん○ですよね。しかし、×の海にしたのは私達なんです。例えば、食事の時の汁や洗剤の使いすぎによるものです。このままでは○も×へ変わるでしょう。私はそんなの嫌です。1人1人意識するだけで海はキレイになると思います。海を汚すも美しくするも私達次第です。後生に美しく澄んだ海をプレゼントする活動しませんか?

同じ長崎の海でもこんなにも違う景色があるのですね。青い海の上には青い空が広がり、海の中の小石に当たった光が乱反射して水面を輝かせている写真では、この海はきっとどこまでもきれいなはずだと思わせてくれます。でも、その海の近くにも、生活排水などで汚れてしまった海があるよと教えてくれています。どっちを後世に引き継ぐの?と問いかけています。後世には、もちろん、美しくどこまでも澄んだ海をプレゼントしましょう!
高校・高等専門学校部門 銀賞 「登山者のマナー」 / 菅原 隆雅

私の住む町には、雲海の広がる山々があり、登山者が多く訪れます。しかし、きれいな写真を撮りたいため、登山者が道をはずれて歩きます。そのため、高山植物が枯れ、土砂が流れ、荒れていきます。登山者は「いい写真」を撮りたいため、マナーを破らないでください。

一歩一歩山道を登ってやっと出あった雲海の景色は、登山者にとって最高の癒しとなることは間違いないです。その時には遠くの景色にただ見とれるのではなく、足元でけなげに、だれにも気づかれることなく、しかし毎年繰り返し芽吹く植物があることも忘れてはいけないということに作者は気づいています。踏み荒らしさえしなければ、来年も高山植物のけなげで少し遠慮がちに咲く小さな花々は登山者を癒してくれるはずです。マナーを守らずに撮った、「いい写真」なんていらないですね。
高校・高等専門学校部門 銅賞 「環境に優しくお財布にも優しい乗り物」 / 宮﨑 航大

私が住んでいる熊本県では市電という路面電車が熊本市を中心に通っています。市電は自動車と比べ、排気ガスが出らずとても環境に良い乗り物です。また、乗車賃も170円と固定されているのでバスやタクシーを使うよりも安く、経済的にも優しい乗り物となっています。近年、自動車から出る排気ガスが問題となっているので市電のような路面電車が他県でもこれから普及すれば環境問題の深刻化が少しでも防げるのではと思いました。

観光シーズンなどになると車の渋滞によって排出される二酸化炭素の量が話題になることがあります。排気ガスをもっと減らす方法はないだろうか?その一つの答えとして、作者は緑が敷き詰められた路面を颯爽と走る路面電車に焦点を当てています。路面電車はLRT(次世代型路面電車システム)という名称で未来の都市づくりにおいても脚光を浴びてい
ますから、近い将来他県で普及していきそうですね。斜めからのアングルで陽の光を反射させて走る路面電車と、まばゆいばかりの夜のヘッドライトに思わず見入ってしまう、二つの写真の対比も面白い作品です。
高校・高等専門学校部門 三菱UFJニコス賞 「ポイ捨てからポイステーションへ」 / 松原 拓斗

これは、僕の家の近くにあるゴミ分別ステーションと川です。僕の町ではゴミを回収する回数が減り困っている人が多かったです。しかし、このステーションのおかげですぐにゴミを捨てる事ができ、分別する事でエコにもつながり、とても助かっています。このような良い物があるのにもかかわらずまだゴミをポイ捨てする人もいるのでしっかり活用してほしいです。これを活用してゴミでなく笑顔があふれる町にしてほしいです。

草茂る小川に「ポイ捨て」のゴミ。くすむ緑に清流のせせらぎが涙声に転じるようです。一方、曇り空と山脈を背に「ポイステーション」。緑をまとう名ディフェンダーが頼もしさを運び共生の優しい気持ちを引き寄せるようです。自然豊かな下諏訪町で捉えたこの二つの光景はわが町、わが国、わが地球の尊さを発信しています。「ポイ捨て」精神ではなく緑の「ポイステーション」を心に抱けば、浮かび上がるのは「笑顔で溢れる町」です。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「危険事故防止のカーブミラー」 / 沓野 哲也

この2枚の写真は僕の通学路で撮影したものです。○の方のカーブミラーには幼い頃から気づいていましたが、×の方のカーブミラーの存在に気づいたのはここ最近でした。歩行者や車などの安全を守るためにあるカーブミラーなのにこのままではその役目を果たすことができません。まわりの草を切って見えるようにしないといけないと思いました。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「奈良公園の鹿」 / 末山 枝里奈

奈良公園は、とても自然豊かであり、鹿がたくさんいます。その為、よく観光客の方々が、鹿せんべいをあげている姿を目にします。しかし、その裏には、観光客などが、落としていったゴミや、食べ物ではない物をあげていたりと、奈良公園の誇りである鹿が苦しんでしまうこともあります。そのような事をなくす為にも、ゴミはきちんと持って帰り、鹿が食べてしまわない様な環境をつくっていくべきだと思いました。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「たくさん人がいるなかで」 / 鈴木 健心

私のまちは、人口約42万人の中核市で、市の中心からは交通の便も良いためたくさんの人が行き来しています。夏になると花火大会が開催され多くの人でにぎわいます。その反面、国道が通っているため車の通りが多く、危険なため歩道橋が設置されているのにもかかわらず、あまり使われていないため、面倒くさがらずにきちんと渡って少しでも安全に暮らしたいです。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「桜並木の先には」 / 髙橋 澪花

○写真のようなきれいな写真を撮りに行こうと思い家の近くの通りに行きました。しかし通りには何台もの路上駐車をしている車が止まっていました。せっかくきれいな桜が咲いているにも関わらずファインダーには多くの路上駐車をしている車が収まってしまいます。人間が自ら美しい風景を破壊してしまっている事実を目の当たりにし、悲しくなりました。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「光街の光害」 / 竹林 日向

私は光害についての写真を撮りました。実家周辺は街灯が少なく、夜は多くの星を観測することができます。それとは対照に、大型ショッピングモール付近では、街灯の色が空に写ってしまうほど多くの灯りで満たされ、星などは観測できません。人間が便利さを求めるあまり、美しい景色や生態系を破壊するのはどうなのでしょう。なので私は、これから日本の絶景を少しでも多く未来に残せるように変革を起こしていきたいと考えます。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「加茂川の課題」 / 永瀬 絢美

私は加茂川の写真を撮りました。以前からキレイな川にしようと掃除を行っていましたが、川には今でもペットボトルやタッパーなどたくさんのゴミがあります。川を見ると一見キレイに見えますが、よく見てみるとキレイではないところがまだまだあります。地域住民としてできることが少しでもあると思うので、私も加茂川について考えてみたいと思います。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「廃駅の使い方」 / 林 宏昭

2005年に全て廃止になった岐阜の路面電車。○の写真は、当時の路面電車の車両を展示し、一般開放している駅跡である。写真のように子供も遊びに来るような場所になっている。しかし、多くの駅跡は×の写真のように放置されている。この光景はあまり良いとは言えない。岐阜県だけでなく他の都道府県でも言える問題である。このような土地の活用方法を早急に考えなければならないと思う。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「忘れ去られた家」 / 藤田 晶子

私の住んでいる町には、空き家として放置され、自然に飲まれて忘れ去られてしまった家がたくさんあります。私の友人がこの家の近くに住んでいるのですが、動物が住みついたり変な虫が出たりして困っているようでした。なので私は、この写真を通じて自然の力の恐ろしさや、人間がいなくなるだけで、こんなにも環境は変化するということを伝えたいと思いました。
高校・高等専門学校部門 優秀賞 「ゴミ0で大漁!!」 / 宮田 明香

この2枚の写真はどちらも私が住んでいる萩沖の日本海です。○の写真ではブランド魚「萩のあまだい」が釣れた時の様子が写されています。しかし、×の写真ではなんと海底からタイヤが引きあげられています。見た目はきれいで豊かな日本海ですが、実は近年海底ではタイヤや切れた網・ロープなどたくさんのゴミがしずんでいます。“大漁"を願うためにはこの海の底にある“大量"のゴミがなくなるように考えていく必要があります。