最優秀賞 | 私立広尾学園中学校![]() |
小学校
優秀賞 | 私立湘南白百合学園小学校![]() |
||||||||||
静岡市立清水辻小学校![]() |
|||||||||||
優良賞 |
|
中学校
優秀賞 | 私立清風南海学園中学校![]() |
||||||||||
国立鹿児島大学教育学部付属中学校![]() |
|||||||||||
優良賞 |
|
高校・高等専門学校
優秀賞 | 沖縄県立那覇高等学校![]() |
||||||||||
山口県立美祢青嶺高等学校![]() |
|||||||||||
優良賞 |
|
昭和シェル石油賞 | 私立東京成徳大学中学校・高等学校![]() |


1918年、板垣退助、夫人絹子らを中心に順心女学校を設立(初代校長下田歌子)。2007年に広尾学園中学校・高等学校に改称し、共学化。「自律と共生」という教育理念のもと、新しい時代に活躍できる人材の育成を目指す。幅広い学部への進学を目指す本科、早い段階からサイエンス教育を推進する医進・サイエンス、国内外の大学進学を目指すインターナショナルの3コースを設置。インターナショナルはほぼ全ての授業を英語で行うアドバンストと基礎から英語力を伸ばすスタンダートの2グループがある。いずれのコースにおいても、国際教育、サイエンス教育、ICT教育、キャリア教育に力を入れる。部活・同好会は約40あり、学園行事も盛ん。
本校は、ICT先進校としてテクノロジー活用を積極的に進める一方で、自分たちの身の回りをしっかりと見つめてほしいという考えから、中学生全員が夏休みの課題として今回の課題に挑むことにしました。このコンテストは、様々な教科を横断して多様な課題を捉える非常に良い機会になると思います。美術の課題として取り上げたことで、生徒が感じた気持ちをいかに伝えるか、写真も1枚だけではなく様々な方向から撮ることで意図が明快になる点も伝えました。そういった視点や考え方は、地球全体を考えるときにとても大切であると感じております。今現在起こっている様々な問題を、生徒たちが将来いろいろな角度で見つめ直し、自分の意見を発信できるようになってもらいたいと思っています。この度は、このような賞を頂き誠にありがとうございました。


湘南白百合学園小学校は、神奈川県の江ノ島のすぐ近くに位置する、創立81年の歴史と伝統のある学校です。従順、勤勉、愛徳の校訓のもと、カトリック学校として、キリスト教的世界観、価値観が行動規範になるように、日々の教育を行っています。
また、一人一人が主体的に学校生活を送っている女の子が主役の学校です。学習においても、協力的である、最後まで丁寧にやり遂げるなど、女子校のメリットを最大限に生かした教育を行っています。何事にも一生懸命に努力する雰囲気のもと、子供たちは、才能や能力を鍛え、磨き、輝かせています。
この度は、学校団体優秀賞及び個人作品においても優秀賞を頂き、大変光栄に思います。今年度初めて、夏休みの自由課題のひとつとして、5年生の児童にこのコンテストを紹介し、応募させていただきました。ふだんあまり気にせずに見ている「わたしのまち」を、「いつまでも残したいと思う(〇)視点と今すぐ変えなければいけないと思う(×)視点」という明確な基準を持って見直すということは、見過ごしてきたものの中に課題を見つけるという点で、大変すばらしい活動になると思いました。夏休みの課題の中には、作文や新聞づくりなどもありますが、その中から子供たちは環境フォトコンテストの作品作りを自ら選んで取り組んでいるので、どの作品も「わたしのまち」に対する思いが込められているように感じました。今後も、子供たちが自分の周りの環境に目を向けられるような学習をしていきたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。


静岡市立清水辻小学校の合い言葉は「あいさつ」「仲良し」「奉仕」「歌声」で、全校で取り組んでいます。玄関に子どもたちの元気な挨拶が響いて一日がスタートし、元気な体づくりをめざして朝運動も盛んです。本校は、創立124年の歴史と「自立・敬愛」の精神を伝統に、地域の理解と協力を得て「地域とともにある学校」を目指して歩んでいます。日々の学習では、生活の土台となる辻地域の人・もの・行事等に目を向け「体験や交流」をとおして、地域を理解しつつ自ら課題を発見し追究する力をつけています。子どもたちは辻のまちが大好きで、将来地域の発展に役立ちたいという気持ちが育っています。
この度は子どもたちの取り組みを団体優秀賞という形で評価していただき、誠にありがとうございます。
在ることがあまりにも当たり前で、自分たちが生まれ育っている地域に対する関心が低く、様々な良さも問題点も気がつかずに通り過ぎている日常が強く感じられていました。自分たちの学びを地域の安心安全につなげたいと、まずは各自が地域を視点をもって歩くということから始めました。その過程で子どもたちは様々な課題に気づきましたが、良さは当たり前すぎて取り上げられませんでした。その中で貴社のフォト・コンテストへの応募は子どもたちに新たな視点をもたせてくれました。現在も自分たちが知った事実をどうまとめ、どう知らせるか、役立ててもらうにはどうしたら良いのかと学びの続行中です。自分たちの学びが価値付けられたことにより、更なる学びの意欲につながるものと期待しています。


清風南海学園は大阪府高石市に位置し、中高一貫教育で、平成25年に開校50周年を迎え、今年、文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール指定校に選ばれました。社会の全てから安心と尊敬と信頼される人物を育てるため、真の学力の習得と生徒を主体とした人間教育を徹底しています。そのため、実践的な学びへと導く授業を行い、コミュニケーションを重視した細かな指導に努め、毎年、東大や京大、医学部医学科などの難関大学・学部に多くの合格者を出しています。また、地域への奉仕活動や国内外の研修旅行などを通し、いつの時代にも求められる知・徳のバランスの取れた心豊かな社会に貢献できる真のリーダーの育成に努めています。
この度は「学校団体優秀賞」、そして個人賞で「奨励賞」を頂戴し、大変光栄に思います。 本校の高等部は平成27年に文部科学省よりSGH(Super Global High school)に指定され、グローバルコースを設立しています。その活動の一環として、昨年度より本コンテストの応募をさせていただいております。生徒たちは、自分の目の前にある景色を意識的に捉え、何が問題点であり、理想像はどのようなものか頭を働かせていました。現代社会の抱える環境問題を○か×か写真で表現する、という抽象を具体化させる活動を通じて、さらに理想を具現できる体現者へと成長する機会になったかと思います。芽生えた問題意識を持ち続け、言葉だけでなく実際に活動していく主体性を身につけてくれることを願っております。この度は本当にありがとうございました。


本校は「豊かな感性と人格を磨きながら、真理を求めて意欲的に学び、主体的・協同的に活動していく生徒を育てる」を教育目標とした開校66年目になる学校です。大学と一体となり、中学校教育に関する理論的・実践的研究等を通して、現職教育の振興に寄与する使命を担っています。毎年、各教科で学力向上のための授業づくりを行い、その成果を研究公開において、県内外の多くの参加者へ発表しております。また、校訓である「真理」「友愛」「理想」「剛健」「自律」「雄飛」「誠実」を伝統とし、継承・発展させるための自治的集団活動体制のもと、学校行事や学級運営など積極的に行っています。
今回「学校団体賞」をいただきありがとうございます。本校では、毎年、全学年対象に技術・家庭科(技術分野)の夏休みの課題として取り組んでいます。今年で4年目となりますが、実際に授業で習得した知識や技能が「わたしのまちの○と×」の課題を通して、身近な生活の中で技術と社会、技術と環境のかかわりについての実践につながっていることを実感します。中学校の発達段階において、めざす持続可能な社会を常に意識させることは難しいですが、学ぶ意欲を高め、学んだ内容を深めるきっかけや問題発見の場ととなっていると感じます。今後も、「Think Globally Act Locally, Think Locally Act Globally」をテーマに、実践的・体験的な問題解決的な学習を主体とした指導を行っていきたいと思います。本当にありがとうございました。


沖縄県立那覇高等学校は、県庁所在地に位置し各学年11クラスで全校生徒、約1320人の沖縄県で一番の生徒数が多い学校です。創立106年を迎え、歴史と伝統に支えられ、校訓である「和衷協同」「積極進取」の精神のもと生徒一人ひとりが「協調力、開拓力、自学力」を高め「人間力」が身に付くよう日々、勉学に励んでいます。また、「文武両道」の実践を推奨し、8割の生徒が部活動の所属し日々、練習に励んでいます。先輩の築いてきた百年余りの伝統を礎に21世紀の時代に求められる幅広い資質を育成に努めています。
この度は、学校団体優秀賞、また個人作品においても優秀賞、奨励賞を頂き、大変光栄に思います。
豊かな感性を育むことができるよう美術の様々な手法で授業に取り組んでいますが、一番大切なことは、知識として頭に入れるだけではなく、身近な自然から美しい形や色を見つけ出す力を身に付けることがとても大切です。普段の生活の中で何気なく目にしている風景や身近なものにアンテナを向けることで、気づきや発見につながり、次に疑問が湧きその先の学びへと変わります。豊かな感性を育むためには、学び続けるサイクルを身に付ける必要があります。
今回の環境フォト・コンテストへの応募を通して生徒自ら身近なものに目を向け、気づきや発見、疑問から学びにつながるよいきっかけになったと思います。この度は本当にありがとうございました。


本校は美祢市内の高校の再編統合により、平成25年度に山口県立美祢青嶺高等学校として開校し、日本最大のカルスト台地秋吉台を有する美祢市内唯一の県立高等学校となりました。また、山口県内唯一の普通科、工業科を併設する学校であり、普通科は進学、工業科は就職に向けた指導を行っています。
環境教育では「環境教育講演会」や「eco(いい子)の日(クラス対抗co2削減の取り組み)」の実施、秋吉台の美しい景観を守るための「火道切り」への参加など、美祢の自然豊かな環境を守るためにさまざまな取り組みを行っています。
この度は、学校団体優秀賞、並びに個人作品においても優秀賞を頂き、大変光栄に思います。ここ数年、家庭科の授業のあるクラスを対象に夏休みの課題として今年は6クラス、計103名の生徒の作品を応募させていただきました。
環境について学ぶにあたって一番大切なことは「考えること」だと思います。「どうしてこうなってしまったのか。」「どうしたら改善できるのか。」「私たちに何ができるのか。」…生徒一人ひとりが他人事ではなく、身近なこととして捉え考えていくことが大切です。このフォトコンテストは自分の身近な環境の異変を見つけ、改善への手立てや、今の自分にできることなど、環境について深く考える良い機会になっていると感じています。この機会を通して、生徒が美祢の美しい自然を次世代に残すとことができる人になれるよう、今後も指導に当たりたいと思います。


本校は建学の精神「成徳」に基づき、正しいこと、善きことを実践し、誰からも愛され、尊敬される人物の育成を目指しています。また、教育テーマ「創造性と自律」のもと、以下の3つの力を伸ばす教育を実践しています。
「部活動」、「行事」、「自分を深める学習」を通して、責任感や協調性などを養うことにより人間力を。細やかな学習指導で、学習意欲を引き出すことにより学力を。そして、ネイティブの5人を含む英語科教員が中心となった、学校生活全般の中での英語指導によりグローバル力を伸ばします。
生徒一人ひとりが相手の人格を尊重し、伸びやかに学べる「和気あいあいとして、品格のある場」を生徒と教職員一同が作り上げていきます。
中学三年生の1学期の理科の授業内において、「プラスチック製品のライフサイクル」と題された、環境がテーマの大学出張授業を行いました。生徒一人一人が環境問題に向かい合うためには、この講義を一度きりのものとせずに継続していくことが必要と考え、学期の中での調べ学習やグループワークを三回実施することができました。今回、環境フォトコンテストに応募させていただいたのはそれらの活動の総まとめとしてです。提出された生徒たちの作品を観てみますと、「これで本当に環境に対する意識が高まったのだろうか・・・?」と思ってしまうものも多くありましたが、これを第一歩として今後も生徒たちに問いかけ続け、次年度の夏休みにも応募させていただこうと思っています。
今回、本校がこのように栄誉ある受賞をさせていただいたことは、生徒・教員ともに次の一歩を踏み出す活力を貰った思いです。本当にありがとうございました。