ふるさとプロジェクト活動内容

全国各地の小学校を訪問し、和楽器奏者による演奏・体験と桜の木の植樹を行っています。

和楽器奏者による演奏

和楽器奏者が和太鼓・篠笛・三味線などの演奏を披露します。

和楽器奏者による演奏1 和楽器奏者による演奏2

和楽器体験

子どもたちが実際に和太鼓を叩き、体験します。

和太鼓を叩いている子どもたちの様子1 和太鼓を叩いている子どもたちの様子2 和太鼓を叩いている子どもたちの様子3

桜の木の植樹

学校の敷地に桜の木を植え、みんなで土や水をかけます。

「大きくなあれ!桜の木!」

「大きくなあれ!桜の木!」

桜の花びらを子どもたちの手で表現

桜の花びらを子どもたちの手で表現

桜の樹の前で記念撮影

桜の樹の前で記念撮影

イベント終了後に、和楽器奏者と挨拶

イベント終了後に、和楽器奏者と挨拶

記念品

このプロジェクトに参加してくれた子どもたちに記念品をプレゼントします。

記念品

和楽器奏者の紹介

井上良平(太鼓)、井上公平(太鼓・三味線・篠笛)/AUN J クラシック・オーケストラ
石本かおり(箏)、松井咲(箏)、玉置ひかり(篠笛)/SAKURA J SOUNDS
田辺しおり(尺八)/NADESHIKO J ENSEMBLE

(※6名の中から3名が学校を訪問して演奏します。)

モン・サン=ミシェルでの単独公演、アンコールワットでのONE ASIAジョイントコンサートを⼤成功させた他、ワシントンDC桜フェスティバルオープニング等で演奏するなど、世界で活躍する和楽器ユニット「AUN J (あうんじぇい)クラシック・オーケストラ」を中心に、東京藝術大学卒の演奏⼒と容姿を兼ね備えた⼥性3⼈組「NADESHIKO J ENSEMBLE(なでしこ じぇいあんさんぶる)」、若さ溢れる元気娘3人組「SAKURA J SOUNDS(さくら じぇい さうんず)」の若⼿からなる特別チーム「Team J クラシック・オーケストラ」。2018年に「和楽器でアニソン」をリリース。

「Team J クラシック・オーケストラ」の中より、AUN J クラシック・オーケストラから井上良平(太鼓)、井上公平(太鼓・三味線・篠笛)、NADESHIKO J ENSEMBLEから田辺しおり(尺八)、SAKURA J SOUNDSから石本かおり(箏)、松井咲(箏)、玉置ひかり(篠笛)がふるさとプロジェクトに参加しています。

井上良平(太鼓)

井上良平(太鼓)

石本かおり(箏)

石本かおり(箏)

田辺しおり(尺八)

田辺しおり(尺八)

井上公平(太鼓・三味線・篠笛)

井上公平(太鼓・三味線・篠笛)

松井咲(箏)

松井咲(箏)

玉置ひかり(篠笛)

玉置ひかり(篠笛)

楽器紹介

箏

こと

こととはりゅうをモチーフとした楽器で、通常13本のげん胴体どうたいの間に箏柱ことじと呼ばれる駒を立てて調弦ちょうげんし、右手三本の指に爪をげんをはじいて演奏する弦楽器げんがっきです。
きりの木から出来ており、げんには絹糸きぬいとやテトロン、爪には象牙ぞうげが使用されています。
箏曲そうきょくことの音楽)には生田流いくたりゅう山田流やまだりゅうという流派りゅうはがあり、生田流いくたりゅうは演奏の特徴として四角い爪を使用しことに対して斜めに座り構えるもので、これに対し山田流やまだりゅうは江戸を中心とした流派りゅうはで、演奏に丸い爪を使用しことに対して真っ直ぐに座り構えるという特徴があります。

篠笛

篠笛しのぶえ

篠笛しのぶえとはふえ竹笛たけぶえ横笛よこぶえとも呼ばれる日本の管楽器かんがっきです。素材は、篠竹しのだけから出来ています。
まつ囃子ばやし神楽囃子かぐらばやし獅子舞囃子ししまいばやし歌舞伎かぶき長唄ながうた民謡みんようなどに用いられます。
中でも、お囃子はやしなどで使われる笛を「囃子物はやしもの」「古典調こてんちょう」の篠笛しのぶえといいます。
この笛は、単一の規格を持たず、管の長さや指孔ゆびあなの数も一律ではなく、その土地や用途によって異なります。
一方、「唄物うたもの」の篠笛しのぶえは、指孔ゆびあなが六~七あなあり、音階は西洋(ドレミ調)となっているため、様々な西洋音階の楽器と合わせることができます。

尺八

尺八しゃくはち

尺八しゃくはちとは竹から出来たリードのない、縦笛たてぶえの一種で、日本の木管楽器もっかんがっきです。
飛鳥あすかから奈良時代ならじだいにかけて中国(とう)から遣唐使けんとうしにより伝来したといわれています。
真竹まだけで出来ており、尺八しゃくはちの標準の管の長さが「一尺八寸いっしゃくはっすん」であることから尺八しゃくはちとよばれるようになったと言われます。
長いものから短いものまで様々な管があり曲のキーにより使い分けられます。
構造は、前に四つの穴、後ろに一つの穴というシンプルなものですが、それゆえに、特殊な音が出せるようになっています。

三味線

三味線しゃみせん

三味線しゃみせんとは日本の弦楽器で、三本の糸をばちというヘラ状の道具で、弾いて音を鳴らす撥弦楽器はつげんがっきです。
江戸時代えどじだいには、長唄ながうた義太夫ぎだゆう常盤津ときわず清元きよもと地歌じうた新内しんない津軽つがるなど様々な三味線音楽しゃみせんおんがくが生まれ、それに合わせて三味線しゃみせんの形も細棹ほそざお中棹ちゅうざお太棹ふとざおといった棹の太さや大きさの違うものが生まれました。
三味線しゃみせんの素材としては、紅木こうき紫檀したん花林かりんが使われ、ばちには象牙ぞうげ、べっこう水牛すいぎゅうのほか木やプラスチックなども使われます。

太鼓

太鼓たいこ

太鼓たいこの種類には主に長胴太鼓ながどうだいこ宮太鼓みやだいこ)、桶胴太鼓おけどうだいこ締太鼓しめだいこがあります。
長胴太鼓ながどうだいこ宮太鼓みやだいこともいいかしやナラ等の木をくり抜いて、びょうで皮をどうに留める(鋲打太鼓びょううちだいこ)ことが多く、一般的によく見られるタイプの太鼓です。
また、桶胴太鼓おけどうだいことは縦に割られたひのきやサワラなど比較的軽い板を寄せて円形にしてどうを作ったもので、皮をひもやロープで張った太鼓たいこです。
締太鼓しめだいこは、くり抜きのどうですがひもやボルトナットで皮を貼り、締め具合で音質が調整可能な太鼓たいこです。