Idemitsu Art Awardの歴史

Idemitsu Art Awardのこれまで

第1回の審査風景1
第1回の審査風景2

第1回の審査風景

Idemitsu Art Awardは、1956年に創設されました。当時、日本の美術界においては、既成の権威に縛られることが多く、美術団体に属した中で一定の評価を得なければ、作品を展示する機会もままならない状況が散見されました。そのような状況の中、「国内の文化・芸術の発展に寄与したい」との思いから始まった完全公募制の美術賞です。
その後、「昭和シェル石油現代美術賞(1996~2001年)」、「シェル美術賞(2003~2021年)」と名称を変更し開催を続けてきました。
2012年から展覧会場を東京・六本木にある国立新美術館に移し、国内外の多くの方にご観覧いただいています。2016年には、長年にわたる若手作家の作品発表機会創出や展覧会情報発信など、次世代育成に寄与している点が評価され、「メセナアワード2016」優秀賞を受賞しました。

Idemitsu Art Awardの今

Idemitsu Art Awardの今

2022年に「シェル美術賞」から「Idemitsu Art Award」に改称し、新たにスタートしました。改称後も、シェル美術賞の創設時の想いを引き継ぎ、若手作家の美術賞として、完全な公募制で実施しています。改称にあわせて、若手作家のさらなる支援を目的に、グランプリ賞金の増額とともに、出品料無料の対象者を25歳以下に引き上げました。
当社は、心の豊かさを育む「文化」を企業市民活動の軸の一つとして、「Idemitsu Art Award」を通じて、次世代を担う人たちの創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支えてまいります。