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グランプリ
作家氏名 | 作品名 | 高画質 | 制作年 | 作品サイズ(H×W) | 技法 |
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近藤 太郎 | 2018 | 162×130 | 油彩・接着剤・キャンバス |
審査員賞
学生特別賞
入選
作家氏名 | 作品名 | 高画質 |
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赤松 加奈 | ||
芦川 瑞季 | ||
綾 理恵 | ||
安藤 ニキ | ||
池田 舞花 | ||
Lee Jiyoun | ||
市川 茉友子 | ||
今泉 奏 | ||
植田 陽貴 | ||
上村 沙央里 | ||
江川 恵 | ||
岡本 秀 | ||
工藤 千紘 | ||
工藤 萌子 | ||
倉持 至宏 | ||
後藤 りさ | ||
小林 源 | ||
嶋 春香 | ||
志水 聡香 | ||
鈴木フィオナ知子 | ||
津川 奈菜 | ||
辻原 周 | ||
坪坂 萌 |
作家氏名 | 作品名 | 高画質 |
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東城 信之介 | ||
成澤 果穂 | ||
根本 寛子 | ||
ハルノ | ||
平野 えり | ||
平松 絵美 | ||
藤野 陽平 | ||
古橋 香 | ||
本郷 正典 | ||
町田 藻映子 | ||
水上 卓哉 | ||
宮原 寛 | ||
森本 由貴子 | ||
安田 知司 | ||
山内 喬博 | ||
山口 理恵 | ||
山本 真矢 | ||
吉竹 昌子 | ||
??田 花子 | ||
吉野 昇平 | ||
Rikako | ||
ルメテ アデリン | ||
渡壁 遥 |
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グランプリ 近藤 太郎 「Self Portrait I」

「自分を見る」という事がテーマの一つです。鏡や写真で自身を見るというのは必ずしもそれではなく、自己認識というのはもっと複雑なものだと思います。他人を見て自分を重ね合わせたりするものです。また今回の作品がこれから多くの方の目に触れる事にスリルと幸せを感じています。これから見る方に新しい発見や驚きがあればいいなと思っています。 |
島敦彦審査員賞 田中 良太 「斥力」

時々、他者のような自分が私を観測していて、絵を介してそこにある図像が固定的に解釈されないことを楽しむように次の一手を待っているのではないかという気になります。 |
中井康之審査員賞 髙橋 大二郎 「グレートジャーニー」

生活の中で目にとまった物事をまずは描いて、画面の中でそれを展開させていくというのが近頃の制作の流れです。 |
藪前知子審査員賞 やました あつこ 「月が綺麗ですね」

今自分が思っていること、 |
大坂秩加審査員賞 鈴木 隆史 「音速のラブレター」

私の作品は、常にどれだけちいさな声をひろうことができるか、その声をイメージの断片によってすくいあげようとする試みです。 |
学生特別賞 深川 未貴 「untitled」

私は絵を描くとき、キャンバス上に絵の具を垂らしたり、印刷物を転写してみたり、文字やストロークを入れたりして、描くためのきっかけをつくっています。そこから見えてきた形や線、色彩を拾い、それらが組み合わさって見えてくるイメージを、具現化していくことを試みています。また、このような方法論を用いるにあたって、絵の見え方としてどう処理するのが適切なのか、実験的に制作しています。 |
学生特別賞 山ノ内 陽介 「独り」

現在は、その時々の思いつきで絵を描いています。 |
入選 赤松 加奈 「緑の昼下がり」

ふとしたきっかけで一見関係のないように点在していた出来事が繋がり、見えている景色がまったく変わってしまった瞬間が忘れられない。 |
入選 芦川 瑞季 「生まれた日 2」

外を歩いたときに窓や庭の隙間から不意に人々の生活を垣間見ることが新鮮でならない。 |
入選 綾 理恵 「存在は絶えず震えている」

可能性を秘めた白い平面に対して何かを描くというよりも、淀みなく流れるという抽象的言語を頼りに点をうち、線をひいていく。 |
入選 安藤 ニキ 「生命の道 I」

ここ数年、いなくなった人に捧げる花というテーマで制作していまして、本作もその延長線上にあります。時に、その花はその人自身の変身でもあります。 |
入選 Lee Jiyoun 「シドニー山道」

記憶を辿って絵を描くと最初の考えと感情が予想できなかった外部要素の影響で違う意味が重ね合わされたりします。 |
入選 今泉 奏 「クラウチングスタートでチャンスを待ちきれない」

個人的な出来事や感情など、"自分"をテーマに制作しています。この作品は己の置かれている状況から抜け出そうとチャンスを伺っていたが我慢できなくなり暴れている、暴れたいと思っている自分を表したものです。 |
入選 植田 陽貴 「透明な森」

しばしば描く人影は"あのひとたち"や"隣人"と呼んでいる。 |
入選 上村 沙央里 「B」

初めて絵を描いた。描く前も描いた後も私の人生にはいろんなことがあった。自分にとって絵画は何か言いたいことがある上で手段として選ぶもの。真剣な気まぐれのようなもの。 |
入選 岡本 秀 「その説明」

絵画の「文化史」や「物語性」について考えることによって、従来とは違った形での絵画の評価軸について検討し、納得と違和感の間で宙づりになるような、複層的に開かれた絵画の鑑賞体験を目指している。今回の作品では、作品が額含みでの画面の収まりと額なしでの画面の見え方という2通りのフレーミングを行き来しながら、画面内では複数のパースペクティブとモチーフの集まり方によって視線が循環しつつ拡散するようなものになることを意識した。 |
入選 工藤 千紘 「Sign」

戎(いくさ)の気配を感じると、人はそれに抗うかのように可愛く、美しくなっていくような気がした。 |
入選 工藤 萌子 「The three wise monkeys」

今から約29年前の事です。平成元年、私が生まれました。 |
入選 倉持 至宏 「白無垢」

『"社会というコミュニティの中での強制的調和性"に対する反対力』をテーマに掲げ、製作しています。この社会に「この人(物)はコントロールする事ができない。いくら愛情を注ごうが歩み寄ろうがまったく反応しない。それどころがこちらに対してはっきりとした嫌悪感すら抱いている。」という何かを存在させたい、させるべきです。それが足りないが為に人は奢り、腐るのだと思います。 |
入選 後藤 りさ 「blank space (3)」

そこが日本でも外国でも、些細な日常の風景は時としてとても普遍的なものに感じます。そこにある”見えない余白”を意識しながら今年は制作してきました。お金も場所もない私が手っ取り早くインスタレーションをする手段が平面だったため、絵を描くというより「空間を作っている」感覚の方が強いかもしれません。 |
入選 小林 源 「伝染」

ある時代、ある集団によって共有されるある思考は、時に狂気をはらみつつ肥大し、 |
入選 嶋 春香 「underground #2」

箱庭を制作したのち、撮影し、その写真を見ながら描きました。 |
入選 志水 聡香 「居留守2」

一枚でも増減しても、並び替えても成立する絵。気づけば自分以外を、世の中を意識したパーツを、見映えよく整えながらもどうにかそこから抜け出したくて描いてきた。こうみられたいとか、これくらい描かなきゃいけないとか、もう色々しらない。だけどどうしたってここにいて、ここがあるから描いてもいる。じゃまっけなパーツをどれだけへらせるか。外のことはなるたけしらないふりで、ばればれだって居留守をつかって描いていく。 |
入選 鈴木フィオナ知子 「magical garden」

自分はどのような絵を描いていきたいのか模索中の制作から生まれた作品でしたが、このようなかたちで多くの人に見ていただけることとなり大変驚いています。また展示期間をとおして何か学びとれればよいなと思っています。 |
入選 津川 奈菜 「路地のまち」

路地の多い観光地の街に住んで、9年ほどが経った。 |
入選 辻原 周 「ラブソング」

目の前に置いた画面はいつも初めてで、他のところであったことをそこでやることはできない。常にそうであれば、それはとても不安定な状態で、普段生活しているときの意識と比べると、とても怖いので、何か知ってる事や事前にわかることに置き換えたくなるけれど、そうはせず、今の感覚を大事にすることができれば、自分だけが最初に見る、その絵の真実のようなものに出会える。 |
入選 坪坂 萌 「積 Ⅱ」

最近は、①線で円を描いたことによって生まれる内側と外側の違い②「線」と「図」の境目③制作場所の広さと画面の大きさと身体の動きの関係、という3つのことに主に興味があります。 |
入選 東城 信之介 「monri」

何気なく見えてしまう虚像に不安や恐怖、疑いを抱く。例え目に見えているものでも形にすることで納得し安心する。そうやってリメイドすることは自分の中の記憶と概念のエラーなのかもしれない。 |
入選 成澤 果穂 「私の身体をとり戻す」

私の身体は生まれた時、私のものでした。しかし、国籍・性別・職業・健康状態といった様々な性質で私の存在は分断され続けていく過程の中で、少しずつ自分の身体が失われていく感覚がありました。 |
入選 根本 寛子 「Flower crown」

モチーフに合わせ物語や登場人物を設定し、イメージを固めながら制作をしています。 |
入選 平野 えり 「My Diary XII」

福祉や医療の職場で、人の命や人生の終末期等を身近に感じてきた経験から、人間の尊厳や命の尊さや儚さ、生きることや死ぬということを制作のテーマとし試行錯誤してきました。繰り返し線をひくという行為の集積によって生まれる作品は、言葉にしがたい日々の自身の記録であり、今ここに生きているという痕跡ともなっています。 |
入選 平松 絵美 「月が鏡になればよい」

赤い糸とカラスをモチーフに、心の中の毒の部分を描き出す努力をしています。 |
入選 藤野 陽平 「舞台裏」

2005、6年から出品を始めたシェル美術賞。それから毎年必ず3点応募するようになった。2008年の初入選の感動は忘れられない。今年のラストイヤーにこうして選んでもらえたことはラッキーです。作品は自ら撮った写真を元に描いてます。お面をはずして歩いている後ろ姿が面白かったので急いで撮った。その時はまだ絵に描けるかわからなかったけど描くことが出来た。 |
入選 古橋 香 「炎上」

対岸が燃えている。 |
入選 町田 藻映子 「有機体の還る庭」

「生命とは何か」を主題に、岩石をモチーフとした制作を行い、近年では、岩石の周りに存在する生物や人々の生活に焦点を当てるようになり、昨年の飛鳥アートヴィレッジの参加から「墓」をテーマに制作をしています。明日香村には現在でも古い墓地が多数残っており、遺骨は直接土に埋めるそうです。 |
入選 水上 卓哉 「Blue Eyes(ピラルク)」

私の制作テーマはONENESSです。7代先の子孫に美しい地球を残すために、私たち人間が何をすべきか。採りすぎたり、汚しすぎたり、使いすぎたりしていないか。私は生き物の命の輝きを描くことで訴えていきたいと考えています。水や空気と形あるものの境目のすれすれのところ…、具象と抽象のすれすれのところ…、大人と子供のすれすれのところ…、生と死のすれすれのところ…、様々なものの境目にこそ真実があると信じて描いています。 |
入選 宮原 寛 「目と頭で見た」

1日に100枚ほど写真を撮ると私自身が納得する写真は100枚撮ったうちの4枚程度です。納得のいかなかった写真は目で見たときの感動をファインダー越しでは収められなかったものばかりです。それを絵画に置き換えることによって目で見たときの感動やそれ以上のものを表現することができると考えました。 |
入選 森本 由貴子 「ブレーメン、ツアー中」

幼い頃、動物とパートナーのような関係になる事に憧れを持っていました。 |
入選 安田 知司 「0.631ppi_33」

色面構成から浮かび上がる画面の向こう側にある風景と、それを見せる事を妨げるように表面に塗られたマチエールの主張、色面単体の存在感がせめぎ合い、何を見ているのか分からなくなる。 |
入選 山内 喬博 「march carving」

絵画表現とは何かを伝えるものであるとおもっている。 |
入選 山口 理恵 「FLOW I」

黒色の絵の具と白色の絵の具、2つの絵の具が混ざらないようにそれぞれ膜を形成する物質を混入させている。黒色と白色の絵の具は比重が異なり、黒色の方がより重たい。ポーリング技法によって、水たまりのように、絵の具たまりを画面上に用意すると、黒色の絵の具は深いところへ、白色の絵の具は浅いところへ向かうのである。2つの絵の具の境目はどこにあるのだろうか。 |
入選 山本 真矢 「彼女が見ているものは、結局あなたとは違う。」

私の友人、彼女の柔らかな肌と細やかな息遣い、そして芯の強さ。周りの樹々が作り出す空気・光。 |
入選 ??田 花子 「DEJA VU」

私は 抽象画家として 記憶の中に在る人との関係、会話、風景などの印象を |
入選 吉野 昇平 「Turu 20170625_mix2-1」

書く、掻くは『かく』の語源にあたると聞いた。 |
入選 Rikako 「I'll never see her anyway」

旅先での光景。 |
入選 ルメテ アデリン 「中へようこそ」

この作品は、独自に創造したキャラクターが私の故郷であるフランスの村の空を漂う様子を描いています。 |
入選 渡壁 遥 「向こうの光」

はじめは、幸せな絵が描きたかったのです。(私にとってあの黄色い物体はセーターだったのですが、)気分に任せて、ひっくり返って飛んでいたり、歪んだり、自由奔放で、わがままな絵だと思います。感情を一つの部屋に見立ててみて、こちらからあちらへと媒介する空間になっているような作品です。 |