シェル美術賞2015表彰式・講評会およびオープニングレセプションの開催
2015年12月11日、受賞・入選作家、美術関係者およびメディアを招き、国立新美術館内講堂にて「シェル美術賞2015」表彰式・講評会およびオープニングレセプションを開催しました。
最初に昭和シェル石油広報部長の中村知史より主催者挨拶を行い、その後準グランプリ受賞の石井奏子さん、矢島史織さんへトロフィー・目録の授与を行いました。

国立新美術館
続いて本江邦夫審査員長より本年の講評をいただき、その後審査員長に続き保坂健二朗審査員、能勢陽子審査員より、各審査員賞・審査員奨励賞受賞者への講評およびトロフィー・目録の授与を行いました。檀上では、各受賞者がそれぞれ受賞の喜びについて、自分らしいことばで表現し、伝えてくださいました。

本江邦夫審査員長

保坂健二朗審査員

能勢陽子審査員
表彰式終了後は講評会を実施ました。講評会は図録や舞台上のスクリーンに映し出された作品を参照しつつ、受賞・入選者の各作品ごとに作家と対話しながら、審査員が講評を行うものです。その後は昭和シェル石油代表取締役社長グループCEOの亀岡による乾杯挨拶でレセプションがスタートし、受賞・入選作家・審査員ほか、お招きした美術関係者・メディアの皆さまが和やかに交流しました。
会の初めでは、本年第4回目の開催となる「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2015」の作家紹介および挨拶も行いました。

講評会の様子

亀岡GCEOによるレセプション乾杯の挨拶

レセプションの様子
シェル美術賞展2015およびアーティストトークの開催
国立新美術館にて2015年12月9日から21日まで、受賞・入選全53作品を「シェル美術賞展2015」を開催し、会期中5,119名のお客様にご来場いただきました。展示コーナーの一角では、過去にシェル美術賞の受賞・入選した作家4名の作品を展示する「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2014」の展示も行いました。

展覧会場の様子

展覧会場の様子

展覧会場の様子(SAS展示)

展覧会場の様子(SAS展示)
本年はシェル美術賞が始まった1956年当時からの社内報の記事や当時のパンフレット、過去歴代受賞者の一覧パネルを展示するアーカイブコーナーを設けました。また、昨年に引き続き受賞入選者の作品をより多くの方に知っていただくきっかけ作りとして会場内を写真撮影可とし、あわせてご来場のお客様投票により選出する「オーディエンス賞」を開催しました。本年の「オーディエンス賞」は2,087票の投票の結果、吉武弘樹さんの「Take a walk」が選出されました。
12月12日には昨年に続き受賞者8名と本江邦夫審査員長、保坂健二朗審査員によるアーティストトークを開催し、作品について審査員の講評や技法についての質問、受賞作家からは制作秘話や作品で表現したかったことなど、それぞれの作家の作品の前で興味深いトークが展開されました。

アーカイブコーナー

オーディエンス賞の
タッチパネル投票

アーティストトークの様子

アーティストトーク参加受賞者と
審査員集合写真
オーディエンス賞はこちら 15位までの結果はリンク先のページに掲載しています。