シェル美術賞2014表彰式・講評会およびオープニングレセプションの開催
2014年12月12日、受賞・入選作家、美術関係者およびメディアを招き、国立新美術館内講堂にて「シェル美術賞2014」表彰式・講評会およびオープニングレセプションを開催しました。

国立新美術館

本江邦夫審査員長

木ノ下智恵子審査員

保坂健二朗審査員
表彰式はシェル美術賞2014の受賞・入選者にご出席いただきました。まず最初に昭和シェル石油広報部長の中村知史より主催者挨拶を行い、その後本年グランプリ受賞の野原健司さんへトロフィー・目録の授与を行いました。
続いて本江邦夫審査員長より本年の講評をいただき、その後審査員長に続き木ノ下智恵子審査員、保坂健二朗審査員より、各審査員賞・審査員奨励賞受賞者への講評およびトロフィー・目録の授与を行いました。
各受賞者からは、受賞の喜びのほかに、普段の絵を描く思いや情熱、今後の意気込みについてもコメントをいただきました。
表彰式終了後は講評会を実施ました。講評会は、受賞入選者の作品についての審査員の評価・感想を1作品ずつ作家と対話しながら行うもので、2010年からシェル美術賞表彰式の一環として行っています。本年も図録や舞台上のスクリーンに映し出された作品を参照しながら、審査員3名が作品の技法や成り立ち、講評などを交えて各作家とコミュニケーションしました。

表彰式の様子

グランプリ受賞の野原さんへ
中村広報部長よりトロフィーの授与

講評会の様子
その後受賞・入選作家・審査員ほか、お招きした美術関係者・メディアの皆さまと、和やかにオープニングレセプションが執り行われました。
会の初めでは、一昨年から始動し、本年第3回目の開催となる「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2014」に選ばれた4名の作家のご紹介をし、本年受賞者と共に懇談・交流いただきました。

講評会の様子

レセプションの様子

レセプションの様子
シェル美術賞展2014およびアーティストトークの開催
国立新美術館にて2014年12月10日から23日まで、受賞・入選全52作品を「シェル美術賞展2014」を開催し、会期中6,109名のお客様にご来場いただきました。12月14日には昨年に続き受賞者7名と本江邦夫審査員長、保坂健二朗審査員によるアーティストトークを開催し、作品について審査員の講評や技法についての質問、受賞作家からは制作秘話など、それぞれの作家の作品の前で興味深いトークが展開されました。
また、本年からは新たな試みとして受賞入選者の作品をより多くの方に知っていただくきっかけ作りとして、会場内の写真撮影を可として展覧会を実施したほか、ご来場のお客様投票により選出する「オーディエンス賞」を開催し、3,652票の投票の中から、保坂審査員奨励賞受賞の大谷郁代さんが選出されました。展示コーナーの一角では、過去にシェル美術賞の受賞・入選した作家4名の作品を展示する「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2014」の展示も行いました。

展覧会場の様子

展覧会場の様子

展覧会場の様子

オーディエンス賞の
タッチパネル投票

アーティストトークの様子

アーティストトークの様子

展覧会場の様子(SAS展示)

展覧会場の様子(SAS展示)
「シェル美術賞展2014」のコラム掲載
全国の美術展情報などを発信するWEBサイト"HAPPY PLUS ART"にて、シェル美術賞展2014についてのコラムを掲載いただいております!
HAPPY PLUS ART
https://art.flagshop.jp/column/detail/444