電子材料開発センター

電子材料開発センター

素子評価

当社は1985年に有機ELの研究開発をスタートさせ、1997年には青色発光で世界トップクラスの実用性能を有する有機EL材料の開発に成功しました。
電子材料開発センターでは有機EL発光材料のパイオニアとして、世界最高レベルの性能を持つ有機EL材料を開発するとともに、材料の最高性能を引き出す最適なデバイス構成の開発に取り組んでいます。顧客ニーズに合致するトータルソリューション技術を提案することで、有機ELディスプレイ市場の発展に貢献していきます。

関連リンク

電子材料

主な取り組み/研究内容 - 01

分子設計

話し合う研究者たち

顧客からの要求性能を発現する有機分子を設計します。材料の物性評価、有機EL素子評価、計算化学などから得られた情報を解析することに加え、これまで蓄積してきた豊富な材料データを活用したAIも併用することによって、より確度の高い分子設計を目指しています。

主な取り組み/研究内容 - 02

精密有機合成

フラスコを持った研究者

設計した有機分子を、様々な有機反応を駆使して高純度かつ高選択的に合成します。顧客が要求する性能は年々高くなっており、設計する有機EL材料の合成難易度も上がってきていますが、これまで培ってきた経験や技術力を駆使して、高性能な材料を生み出しています。

主な取り組み/研究内容 - 03

評価・解析

評価・解析する研究者たち

合成した材料を組み合わせて有機EL素子を作成し、評価・解析・原理解明を行い、顧客ニーズを満たす材料の開発、及び材料の性能を引き出す有機EL素子の開発につなげます。また、顧客が抱えている課題に一緒に取り組み解決を目指すこともあります。

アクセス

住所 〒299-0293 千葉県袖ケ浦市上泉1280番地

出光興産の研究紹介一覧