会長メッセージ

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 代表取締役会長の木藤 俊一(きとう しゅんいち)です。出光グループは1911年の創業以来、「人が中心の経営」を実践し、エネルギーや素材の安定供給を通じて歴史を紡いできました。エネルギーを取り巻く環境が大きく変化する中、未来の地球環境を守ると同時に、人びとの暮らしや産業活動を支えるエネルギーを供給し続けること、この2つの時間軸を見誤ることなく推進し、社会に実装していくことが、当社の使命であり責任です。
 当社グループは2050年ビジョン「変革をカタチに」の下、カーボンニュートラル社会に向けた事業構造改革を進めています。創業以来、「人の力」を集結し、幅広い分野に取り組んできた当社には、国内外の強力なネットワークと蓄積された知見・技術があります。これらの強みを最大限生かすとともに、多様なパートナーと連携することで、それぞれの地域・生活に寄り添ったエネルギーと素材を供給し続ける責任をしっかりと果たしてまいります。
 カーボンニュートラル社会の実現に向けた投資は、未来への先行投資であり、市場の動向や技術革新などの状況を見極めると同時に、持続可能なビジネスモデルの構築を進める必要があります。この道のりは、決して平坦なものではなく、多くの方との協力や、数々の挑戦が求められます。しかし、挑戦を通じて考え抜き、働き抜くことで人が育ちます。これは、当社グループの経営目的そのものです。
 今、この混沌とした時代にこそ、あらためて「人の力」を信じ、結集して変革を成すことが必要です。国内外でお取引いただいている全てのお客様、事業を展開する地域の皆さま、地域に密着した特約販売店、物流や保全を担う協力会社、産油国をはじめとする国内外のサプライヤーなどのビジネスパートナーの皆さま、そして多様なバックグラウンドを持った当社グループの従業員とともに、エネルギーの転換点ともいえるこの荒波を乗り越え、新たな価値創造に挑戦してまいります。

2050年ビジョン 変革をカタチに 私たちは、一歩先のエネルギー、多様な省資源・資源循環ソリューション、スマートよろずやの社会実装を通して、■ 人びとの暮らしを支える責任 ■ 未来の地球環境を守る責任を果たします。
2050年ビジョン 変革をカタチに 私たちは、一歩先のエネルギー、多様な省資源・資源循環ソリューション、スマートよろずやの社会実装を通して、■ 人びとの暮らしを支える責任 ■ 未来の地球環境を守る責任を果たします。
2050年ビジョン 変革をカタチに 私たちは、一歩先のエネルギー、多様な省資源・資源循環ソリューション、スマートよろずやの社会実装を通して、■ 人びとの暮らしを支える責任 ■ 未来の地球環境を守る責任を果たします。

出光興産株式会社 代表取締役会長
木藤 俊一