先進地化学技術で探鉱成功率を向上

地化学技術は、油・ガスの起源や生成・移動の履歴を科学的に解明する技術であり、当社資源部の探鉱活動を支える重要な強みの一つです。石油やガスは、有機物が地下で熟成・分解して生成され、移動した先の構造(トラップ)に集積して形成されます。
当社では、石油中に微量に含まれる生物由来化合物である「バイオマーカー」や、高温高圧下で生成される「ダイヤモンドイド」などの分析を通じて、油ガスの根源岩や移動経路を高精度に特定する独自の分析・評価技術を開発しました。
また、天然ガス起源の評価精度向上を目指し、東京科学大学と共同で最新の「分子内同位体分析法」を用いた研究を進めています。さらに当社は、地下における油ガスの生成・移動・集積といった一連の過程を数値的に再現する「ベースンモデリング」技術を早期から導入・発展させ、国内外で活用されているソフトウェアの開発にも貢献しました。これらの地化学技術を統合的に活用することで、当社は探鉱成功率の向上と効率的な資源開発を実現しています。