当社独自の新規な触媒技術により、従来にない低結晶性のポリオレフィンを得ることが可能になりました。この技術をプロピレンの単独重合に適用して得られる「エルモーデュ™」は結晶性を有するものの、従来の結晶性ポリプロピレン(PP)樹脂に比して、大幅に低融点かつ軟質な特性を実現します。
エルモーデュ™(L-MODU™)
エルモーデュ™の特長
従来のポリオレフィン系材料とは異なる領域を中心に、当社独自の触媒技術をベースに開発された新しい材料です。分子量分布が狭いため常温ではべたつかず、汎用のポリプロピレン同様に熱安定性が高く、無色無臭という特長を持っています。
エルモーデュ™(LMPP)(L-MODU)の特長
- 低密度
- 優れた柔軟性を持つ
- ポリプロピレン(PP)樹脂との相溶性が良い
- 溶融時の流動性が高い
- 融点が低い(約80℃)
- 固化速度(結晶化速度)が遅い
- 熱安定性が高い
用途
ホットメルト接着剤(HMA)
不織布
フィルム
低結晶性・柔軟性という特徴を利用した
BOPPおよびCPPの成形性・フィルム物性改質剤
ポリプロピレン樹脂改質剤
物性表
技術資料
用途毎に簡単な技術資料を準備しています。技術資料をご希望の方は用途毎のページよりダウンロードをお願いいたします。さらに詳しい情報が必要な方はお問い合わせフォームより、ご質問くださいますようお願いいたします。
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