愛知事業所|環境への取り組み

当社では、すべての製油所・事業所が「公害のない美しい製油所・事業所」「地域の人々に愛される製油所・事業所」づくりを目指しています。この基本姿勢のもと、当事業所は緑豊かな「公園工場」として、操業時から45万本の樹木を植えたグリーンベルトを配置しています。グリーンベルトでは、たくさんの小動物や鳥の姿を見ることができ、騒音を防ぐ緩衝地帯としても効果を発揮しています。わたしたちは、こうした自然環境との調和を今後も大切に考えていきます。

環境方針

環境方針
拡大図(PDF:69.4KB)

環境パートナーシップ・CLUB

環境パートナーシップ・CLUB

「環境パートナーシップ・CLUB」は、愛知県・岐阜県・三重県の行政や企業などが中心となり、循環型経済社会システムの構築を目指した環境問題に取り組む団体で、約300社が加盟しております。

「ECO 環境パートナーシップ・CLUB」ウェブサイトへ

当所は「環境パートナーシップ・CLUB」設立当初から参画しています。

産業廃棄物最終処分量の削減

当事業所では全社環境中期計画である「2008年度ゼロエミッション※達成」を目標に掲げ活動を展開した結果、3年前倒しで2004年に達成しました。
ゼロエミッションの達成に向け、廃棄物の脱水による減量化、使用済触媒の再生使用、廃棄物の再資源化などを推進してきました。更なる廃棄物の削減を目指して『3R』発生の抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再資源化(Recycle)の観点から活動を進めていきます。

  • ゼロエミッションの定義:廃棄物発生量に対する最終(埋立)処分量が1%以下

省エネルギーの推進

愛知事業所は、第1次オイルショック後の1975年に竣工した日本で最も新しい製油所として操業を開始し、建設当初より大変エネルギー効率の良い事業所です。加えて、所員一丸となった省エネ改善を繰り返してきております。
当社は2030年に自社操業に伴うCO2排出量を730万トン削減することを目標としており、省エネ改善や燃料転換等の検討を開始しています。

環境対策

大気汚染防止対策

SOxを削減する排煙脱硫装置

SOxを削減する排煙脱硫装置

大気汚染物質として当事業所からは、ボイラーや、加熱炉等から硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、ばいじんが発生します。発生するSOxは、排煙脱硫装置によって除去することにより削減しています。また重油脱硫装置等の精製装置から発生する硫化水素は硫黄回収処理装置で処理し、硫黄として回収しています。
次に発生するNOxの削減は、低NOxバーナーの使用、二段燃焼の採用、排煙脱硝装置の設置等により実施しています。またばいじんについては、電気集塵機によって排ガス中から除去し削減しています。
これらの削減対策により、大気汚染防止法や愛知県および知多市と締結した公害防止協定よりも厳しく設定した社内基準を遵守しています。

水質汚染防止対策

活性汚泥処理装置

活性汚泥処理装置

当事業所の装置から排出される水は、凝集沈殿法、活性汚泥処理法、活性炭処理法等を用い処理しております。また、処理後の排水は水素イオン濃度(pH)、窒素含有量、リン含有量、および化学的酸素要求値(COD)等について、水質汚濁防止法や愛知県および知多市と締結した公害防止協定よりも厳しく設定した社内基準を遵守しています。年間排出量については、下記の環境データよりご確認できます。
さらに2011年度には、排水中のCODやリンの除去のために設備を増強し、更なる汚濁低減を行っています。

土壌汚染防止対策

2003年2月に土壌汚染対策法が施行され、有害物質使用特定施設の廃止時や健康被害のおそれがあると知事が認めた場合には、土壌汚染状況の調査を行なうことが義務付けられました。
当事業所においては調査義務は発生しておりませんでしたが、全社環境中期計画に基づき2003年~2008年にわたり敷地内の自主調査を行い、土壌汚染に係わる問題がないことを確認しています。また、2003年から地下水についても敷地境界にて毎年1回測定を行っており、継続して地下水についても問題ないことを確認しています。

化学物質の排出抑制への取り組み

当事業所から排出される化学物質のうち、PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律)の対象物質は、原油や石油製品に含まれるベンゼン、トルエン、キシレンのほか、配管保温材として使用されていた石綿等があります。
原油や石油製品由来の対象物質(ベンゼン、トルエン、キシレン)においては、タンクから大気へのベーパーの排出が少ない浮き屋根式タンクを採用、また出荷設備への揮発性炭化水素回収設備設置などで、その排出の抑制を図っております。

ローリーステーションのガス回収

ローリーステーションのガス回収設

ローリーステーションのガス回収設

当事業所では操業当時から、ローリーステーションに揮発性有機化合物(VOC)回収装置を設置し、タンクローリー積み込み時に発生する炭化水素ガスを回収しています。回収方法は装置内にて回収油である灯油と接触させることで炭化水素ガスを吸収し、大気への排出を低減させます。

環境データ

サステナビリティレポートをご覧ください。

法人の森林(もり)

2010年、当事業所は、財団法人都市緑化基金(現公益財団法人都市緑化機構)が運営する「社会・環境貢献緑地評価システム」(SEGES)において、「社会・環境貢献緑地」に認定されました。
これは、徳山製油所建設当時から目指している「公園工場」や出光操業100周年事業の「出光100年の森」づくりの当社の活動が評価されたもので、愛知事業所は「Excellent Stage3」の認定を受けました。
また、【知多市民の誓い】の緑園都市構想に基づき、「グリーンベルトは地域の大切な環境資源」のもと生物多様性の向上や生態系の繋がりに貢献することを目的に、知多市の臨海企業が、協働・連携してグリーンベルトの維持・向上に努めています。この認定は、当事業所がその活動の中心に位置づけられていることが評価されたものです。
2016年にはこれまでの活動が認められて、SEGES最上位である「Superlative Stage」に認定されました。
当事業所は、今後も地域の環境に貢献する緑地活動を継続していきます。

緑溢れる事業所構内

緑溢れる事業所構内

遊歩道で散歩も

遊歩道で散歩も

通勤道路清掃

愛知事業所が会員になっている知多三四会が主催する名港サービス道路の一斉清掃を年2回行っています。所員から有志を募り、中央分離帯や側溝脇に投げ捨てられたゴミを回収しています。

中央分離帯の植垣の中も丹念にゴミ拾い

中央分離帯の植垣の中も丹念にゴミ拾い

さあ、これからゴミ拾いだ!

さあ、これからゴミ拾いだ!