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SOx、NOx、ばいじん、VOCの削減で、きれいな大気を保つよう努めています。

大気汚染対策の必要性

大気汚染物質排出量の推移(製油所・工場合計)

化石燃料の燃焼で発生する硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、ばいじんは、ぜん息などの健康被害をもたらします。SOx、NOxが大気中で雨や雪に溶け込み酸性雨(雪)となって降ると、植物や淡水魚などの生育に悪影響を与えます。
また、石油などに含まれる揮発性有機化合物(VOC)とNOxが大気中で紫外線を受けると、オゾンなどの有害物質(光化学オキシダント)が発生し、人体や農作物へ被害をもたらします。
当社グループでは、製造・輸送工程におけるこれら大気汚染物質の排出抑制や、燃焼時に大気汚染物質の排出を抑制する石油製品の開発など、さまざまな大気汚染防止対策に取り組んでいます。なお、2004年度以降、大気汚染物質の排出量が増加していますが、これは生産量が増加したためです。

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製造・輸送部門の大気汚染防止

製油所・工場では、ボイラや加熱炉からSOx、NOx、ばいじんが発生します。また、製油所・工場・油槽所では、原油・製品をタンクに貯蔵する際や、タンクからタンクローリーに移す際、VOCが大気に排出されます。
製油所・工場ではSOx削減のため、各装置からの副生低硫黄ガスを極力回収し、硫黄分の高い重油の使用を抑えたり、排煙脱硫装置による硫黄分除去を行っています。NOxは低NOxバーナーの使用、二段燃焼の採用、排煙脱硝装置の設置などによって削減し、ばいじんは集塵機で捕集しています。
当社グループではこうした対策と各設備の運転管理によって、法令や地域の公害防止協定で定められた協定値の遵守に努めています。

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製油所、SSでのVOC回収

当社グループは、全事業所のVOC排出量を2007年度までに2000年度比で41%削減することを目標としています。
従来から製品タンクを浮き屋根式にし、タンクローリー出荷設備にVOC回収装置を設置するなどの対策を進めています。2006年度は徳山製油所、北海道製油所にVOC回収装置を設置し、これにより全製油所への設置が完了しました。2006年度におけるVOC排出量は5,200tとなり、2000年度比36%の削減となりました。
大都市では、SSへのタンクローリー搬入時のVOC回収が条例で義務付けられており、荷卸しの際に気化したガソリン蒸気をタンクローリーに戻すなど、輸送時においてもVOC排出量の削減に取り組んでいます。

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VOC回収装置を販売

出光エンジニアリング(株)は、吸収剤に不燃性特殊シリカゲルを用いたVOC回収装置「IDESORBシリーズ」を1997年に商品化しました。同装置は、従来の活性炭を用いる場合に比べ省エネルギーで安全性も高く、当社グループ以外のお客さまにも多数納入しています。

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