当社(本社:東京都千代田区、社長:天坊 昭彦)は、この度、機能化学品の下記商品について価格改定を実施することにしました。
1.対象商品および価格改定幅
(1)ビスフェノールA:+15円/kg
(2)トルエン・溶剤キシレン:+5円/kg
2.実施時期
(1)ビスフェノールA:3月1日 出荷分から
(2)トルエン・溶剤キシレン:第2四半期 出荷分から
3.背景・理由
(1)ビスフェノールA(BPA)
BPAは、主原料であるベンゼンのアジア価格が高騰しており、製造コストが上昇し採算が悪化しております。BPA原料の8割を占めるベンゼンは、昨年末の台湾メーカーの装置トラブルを契機にアジア価格が高騰し、本年1月に1,030ドル/tに達しました。その後1,000ドル/tを切るところまでに戻したものの、本年第1四半期は高止まりの状態にあります。
またBPAの需給環境は、国内・アジアともに主用途であるポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂の需要が自動車・電気・塗料用途向けに旺盛であり、タイトな状態が継続しております。
(2)トルエン及び溶剤キシレン
原油価格は、2005年第2四半期に比べ11ドル/バレル(10,000円/KL、財務省「通関統計」)程度上昇しており、これによる重油・軽油の価格高騰に伴い、用役費(スチーム・電気)及び物流経費が大幅に上昇し、事業採算が悪化しております。
また需給環境は、アジアでの溶剤、脱アルキル、不均化、TDI(トリレンジイソシアネート)向け需要が旺盛でタイト感が続いており、アジア市況は高値が継続し、内外価格の逆転現象も起きています。
当社としましては、自助努力の限界を超えており、お客様への安定供給を果たすためにも、価格転嫁に踏み切らざる得ない状況と判断しました。
またビスフェノールAについては、昨年夏の改定時の未転嫁分も併せて改定します。
