当社(本社:東京都千代田区、社長:天坊昭彦)は、財団法人国際石油交流センターの支援を得て、オマーン石油精製会社から中堅クラスの運転員4名を受け入れ、徳山製油所内にある訓練プラントにて運転技術研修を行います。
当社は、オマーン製油所に対し、1995年から11年間連続して、直長を対象とした運転研修を行っています。また、2006年度中に操業開始予定の同国ソハール製油所から、2005年3月から7月に新入社員94名を受け入れ、基礎運転技術訓練を実施しました。今回の研修は、これらの実績が評価され、オマーン石油精製会社から中堅クラス運転員の訓練を要請されたものです。
研修生は入社10年前後で、次のステップである直長をめざし、より高度な技術の習得を求められています。そこで本研修では平常時の運転技術に加え、装置のスタートアップ、シャットダウン、トラブルシューティング、緊急時対応措置など、非常時の運転操作を正確に行う技術の習得を図ります。 特に非常時の運転技術は、平常時運転の際に伝承していくことが難しく、訓練プラントを活用することで、より実践的な体験が可能です。
今回の研修により、新入社員、中堅クラス、直長のそれぞれのステップに応じた、訓練プラントでの運転技術研修体制を整備しました。
当社は、運転技術研修に加え、1998年から5年間にわたり製油所長を派遣するなど、オマーンへの技術の伝承を通じて、関係強化に努めております。同国は重要な原油調達国であり、産油国の人材育成を信頼関係構築の一助として今後も継続していきます。
【研修内容】
| (1)研修期間 | 2006年6月12日(月)〜6月22日(木) |
|---|---|
| (2)研修実施場所 | 徳山製油所内 (所在地:山口県周南市、所長:杉本祐司) |
| (3)担当セクション | 製造部 海外技術協力グループ |
| (4)設備内容 | 日量3,000バレルの訓練用プラント |
| (5)使用資材 | 水(油代替)と窒素(水素代替) |
| (6)訓練内容 | 制御用計算機を用いて、平常時または緊急事態を再現。緊急事態については、安全確保から原因究明までの運転操作を実践する。危険物を一切使用しない模擬運転。 |
