三井化学(社長:藤吉建二)及び出光興産(社長:天坊昭彦)は、フェノール事業の強化・拡大を推進して参りました。現在、フェノール、アセトンの主要用途であるビスフェノールA、フェノール樹脂等の市場拡大により、需要が大幅に増加していることから、今般、両社の合弁会社である千葉フェノール株式会社の生産能力増強を決定しました。
【増強計画の概要】
| 1.合弁会社 | 千葉フェノール株式会社 (出資比率:三井化学 55%、出光興産 45%) |
|---|---|
| 2.増強内容 | フェノール 3万トン/年増強(20→23万トン/年) アセトン 2万トン/年増強(6→8万トン/年) |
| 3.工事内容 | 既存プラントの改造 |
| 4.スケジュール | 着工 2006年1月 完工 2006年4月 |
アジアでのフェノールの用途は、ビスフェノールA向け及びフェノール樹脂向けがそれぞれ45%を占めています。ビスフェノ−ルAは、住宅建設や電子材料分野等で市場が拡大しているポリカーボネート樹脂、塗料や電気・電子部品分野等に広く用いられるエポキシ樹脂の原料です。
また、フェノール樹脂は、自動車のブレーキパッドや強化ガラス等、広い分野に活かされています。
アジアでのアセトンの用途は、主に溶剤用途で約65%を占めています。他にビスフェノールA向けが約20%、ポリメチルメタクリレート樹脂の原料であるメタクリル酸メチル向けが約15%です。
アジアにおいては、住宅建設・電子材料分野向けの需要が旺盛で、フェノール、アセトンともにビスフェノールA、フェノール樹脂及び溶剤等の市場が拡大しており、今後もその需要は10%程度の高い伸びが見込まれているため、生産能力増強を決定したものです。
お問い合わせ先
三井化学株式会社
IR・広報室
TEL 03-6253-2100
出光興産株式会社
広報室
TEL 03-3213-3115
