出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:天坊昭彦、以下「出光」)と住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:福島孝一、以下「住友」)は、この度、液晶パネルや有機EL等のフラットパネルディスプレイ(FPD)に用いる、透明電極材料*の製造・販売を行う共同出資会社の設立に合意しましたので、お知らせします。
1.新会社設立の背景とコンセプト
| (1) | 透明電極材料は、FPDの高性能化や大型化といった市場ニーズの高まりを背景に、市場が急速に拡大しております。中でも、出光が独自に開発し工業所有権を有するIZO*(アイゼットオー)は、既存材料のITO*(アイティーオー)と比較して大きなプロセスメリット*が得られることから、ユーザーに高く評価され、販売が急増しています。 |
| (2) | 出光は、これまでIZOを社外に委託製造してきましたが、今回の共同出資会社の設立により、今後の販売のさらなる増加に対し迅速且つ安定的なIZO供給が可能となります。 |
| (3) | 住友は、既存のITOに新会社の主力商品であるIZOを加え、透明電極事業の領域拡大が図れます。 |
| (4) | 新会社は、主力商品であるIZOに加え、ユーザーのニーズに応じて液晶パネルや有機EL用途のITOも提供いたします。さらに、これら透明電極材料をFPD生産ラインに適合させるための要素技術についてもユーザーに提供し、高性能ディスプレイの開発・普及に貢献するとともに、両親会社と一体となって透明電極事業の拡大を目指します。 |
2.新会社の概要
| (1)社名 | IS(アイエス)エレクトロード・マテリアルズ株式会社 (注) (英字表記:IS Electrode Materials Co.,Ltd.) |
|---|---|
| (2)本社・営業 | 東京都千代田区有楽町1丁目10番1号(有楽町ビル3F) |
| (3)製造拠点 | 東京都青梅市末広町1丁目6番1号(住友電子事業本部内) |
| (4)社長 | 村形(むらかた)和夫 (出光電子材料室電子材料開発センター所長) |
| (5)資 本 金 | 2億5,000万円 |
| (6)出資比率 | 出光 51%:住友 49% |
| (7)設立予定 | 2005年4月1日 |
| (8)開業予定 | 2005年4月1日 |
| (9)事業内容 | IZOターゲット及び液晶・有機EL用ITOターゲットの製造販売 |
(注)社名の「IS」は出光と住友の頭文字を、「エレクトロード・マテリアルズ」は電極材料を意味します。
3.今後の予定
| (1) | IZOを中心とした透明電極材料で、3年後に150億円規模の売上げを目指します。 |
| (2) | 今後更に需要が増加すると予想されますので、早急に生産能力の増強を検討開始いたします。 |
本文中に*印付記の用語は、補足資料をご参照下さい。
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<参考>
○出光興産株式会社について
| (1)本社 | 東京都千代田区丸の内3丁目1番1号 |
|---|---|
| (2)資本金 | 388億円(2004年3月31日現在) |
| (3)売上高 | 2兆260億円(2003年度実績) |
| (4)代表者 | 天坊昭彦(代表取締役社長) |
| (5)社員数 | 4,882名(2004年8月1日現在) |
| (6)事業内容 | 石油製品の精製・販売、石油化学製品の製造・販売 |
○住友金属鉱山株式会社について
| (1)本社 | 東京都港区新橋5丁目11番3号 |
|---|---|
| (2)資本金 | 883億円(2004年3月31日現在) |
| (3)売上高 | 2,914億円(2003年度実績) |
| (4)代表者 | 福島孝一(代表取締役社長) |
| (5)社員数 | 2,172名(2004年3月31日現在) |
| (6)事業内容 | 資源開発、非鉄金属の製錬・販売、電子材料・機能性材料の製造・販売 |
お問い合わせ先
出光興産株式会社 総務部 広報課
TEL:03-3213-3115
担当:加来(かく)祐二
住友金属鉱山株式会社 電子事業本部 事業室
TEL:0428‐32‐1935
担当:合田恵児
