弊社(本社:東京都千代田区、社長:天坊昭彦)は、財団法人国際石油交流センター(JCCP)の支援を得て、中東産油国への技術協力の一環として、オマーン国営会社ソハール石油精製会社より新人運転員93名を受け入れ、弊社徳山製油所内訓練用プラントにて運転技術研修を2月14日より実施いたします。
オマーン国では、増大するガソリン需要に対応するため、2006年10月操業を目指し、同国2ヶ所目となる高度分解型製油所をソハール市に建設中です。この新製油所の稼動に向けて、ソハール石油精製会社では運転員を新規採用し、操業開始から新人運転員が実務につけるよう、事前の技術研修を計画していました。
弊社は、JCCPの支援を得て、アブダビ国営石油会社とオマーン石油精製会社に向け、運転技術研修を1989年以来、毎年開催してきました。また、1998年〜2003年にわたり、オマーン石油精製会社に弊社社員3名を派遣し、技術協力をしてまいりました。これらの実績が評価され、同社より新入運転技術研修を委託されました。
本研修では、弊社徳山製油所内で稼動していた3,000B/Dの灯軽油水素化脱硫装置を1979年に廃却した際、訓練用に改造したものを使用します。石油に換えて水を用いることで、事故の危険性なく、安全に訓練できるよう設計されています。これまで弊社が蓄積してきた経験に基づいて、基本操作をはじめ、運転員として身に付けるべき最も基本的な技術を実地指導します。
弊社は、今後も、中東産油国からの研修生受け入れを継続的に実施し、人材の育成・技術協力に貢献することにより、中東産油国との関係強化を図っていく所存です。
研修の概要は以下のとおりです。
【研修内容】
| (1)研修期間 | 2005年2月から7月まで93名を5回にわけ実施 |
|---|---|
| (2)研修実施場所 | 徳山製油所内 (所在地:山口県周南市、所長:北村修一) |
| (3)担当セクション | 製造部 技術研修センター 海外技術協力グループ |
| (4)設備内容 | 3,000B/Dの訓練用プラント |
| (5)使用資材 | 水(油代替)と窒素(水素代替) |
| (6)訓練内容 | バルブの開閉、ポンプの運転停止等の操作から、装置の運転開始・停止まで、運転員としての操作を指導します。なお、危険物は一切使用しない模擬運転となります。 |
