このたび弊社(本社:東京都千代田区、社長:天坊昭彦)は、経済産業省の「水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFCプロジェクト※1)」のうち、財団法人エンジニアリング振興協会が実施する「燃料電池自動車用水素供給設備実証研究」の一環として、神奈川県秦野市に建設しておりました水素ステーションが完成し、開所いたしますことをお知らせいたします。
灯油は揮発性の低い液体燃料のため取り扱いが容易で、かつ供給インフラが整備されており、全国どこでも入手できる燃料です。しかし、都市ガス、LPG等と比較し、炭素数が多いため、灯油から水素を製造するための脱硫及び改質には高度な技術が必要とされてきました。本水素ステーションの建設は弊社が1986年より開発を進めてきた灯油の脱硫剤および改質触媒※2を適用することで、世界で初めて可能となりました。
弊社では、本取組みを通じて、次世代のクリーンエネルギーとして期待されている水素を灯油やLPGの石油系燃料から製造する技術開発に注力するとともに、水素供給インフラの整備も合わせて検討してまいります。
なお、4月27日11:00より当地にて開所式を行います。
※1 JHFCプロジェクト・・・Japan Hydrogen&Fuel Cell Demonstration Project
※2 経済産業省の委託を受けた財団法人石油産業活性化センターの協力研究の成果
1.秦野水素ステーション概要
| (1)設置場所 | 神奈川県秦野市堀山下 堀山下テクノパーク内 |
|---|---|
| (2)面積 | 約1,200m2 |
| (3)水素製造方式 | 水蒸気改質 |
| (4)水素製造能力 | 50Nm3/時間 |
| (5)水素純度 | 99.99%以上 |
| (6)水素充填能力 | 高圧充填(25MPa及び35MPa) |
| (7)連続充填能力 | 乗用車5台またはバス1台 |
| (8)運用時間 | 9:00〜17:00 |
| (9)従業員数 | 3名(常駐・高圧ガス保安法有資格者) |
| (10)検証項目 | |
| (11)実施期間 | 平成16年4月〜平成18年3月 |
2.開所式概要
| (1)出席者 | 経済産業省資源エネルギー庁 省エネルギー新エネルギー部 政策課 課長補佐 師田 晃彦(モロタ アキヒコ)様 財団法人エンジニアリング振興協会 専務理事 小島 襄(ジョウ)様 秦野市 市長 二宮 忠夫様 弊社 代表取締役社長 天坊 昭彦 他 |
|---|---|
| (2)式次第 | 弊社天坊挨拶、ご来賓祝辞、テープカット、水素充填デモンストレーション、施設見学会 |
秦野水素ステーション
燃料電池車への水素充填
