ウィーンで開催されたOPEC定例総会は、前回総会で決議された、4月1日より生産枠を1.0百万バレル減産するという合意を追認し、終了した。これにより、4月1日以降の生産枠は日量23.5百万バレルとなる。
OPECは、バスケット価格が60営業日以上、28ドル/バレルを越え、消費国から増産の要請があるほど高値が継続しているにもかかわらず、第2・四半期の供給過剰に伴う価格の下落を深刻に懸念したものと考える。
今後の原油価格はプライスバンドの上限(28ドル/バレル)を越えて推移すると思われる。その主な要因は以下の3点と考える。
| (1)需要要因 | 米国のガソリン低在庫が続く中、ドライブシーズンに入り、ガソリン需要も堅調に推移すると見込まれる。また、中国石油需要も引き続き高い伸びが予想される。 |
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| (2)供給要因 | OPECが木目細かな需給調整を効果的に実施している。 |
| (3)政治要因 | イラクやベネズエラ、パレスチナ等の情勢不安が注視されている。 |
