アルジェリアのアルジェで開催されたOPEC臨時総会は、現行生産枠日量24.5百万バレルを、4月1日より1百万バレル引き下げ、日量23.5百万バレルとするという、減産を決議し終了した。
バスケット価格が40営業日以上28ドル/バレルを上回るという状況の中での減産決議は、不需要期にあたる第2・四半期における油価下落を食い止めようと先手をうち、原油価格を維持しようとするOPECの思いの強さを見せつけた。
しかしながら、同時に、現状1.5百万バレルとも言われるOPECの生産枠超過の動向が注目され、生産枠削減が名目だけに終われば、OPECのもくろみが崩れる可能性もある。
原油価格はOPECの減産アナウンス効果により、下降圧力が弱まると考えられ、暫時、バスケット価格はプライスバンドの上限付近(28ドル/バレル)で推移すると思われる。
