新年あけましておめでとうございます。
東京は好天に恵まれ、穏やかなお正月でありました。今年一年がこのような穏やかな年であって欲しいと願っております。現実は、大変厳しい経営環境が続くことを覚悟して1年を乗り切らなければなりません。
政治経済の面でも混乱があってもおかしくない状況であります。政治面においては、7月に参議院選挙、11月に米国の大統領選挙があり、結果によっては、政策的に大きな変化が起こりうることもあります。
一方、経済面においては、日本・中国も米国の景気頼みは否めず、特に今年後半の米国の景気動向が心配されます。為替は、日銀の介入により、円高傾向に歯止めがかかっておりますが、油断できない状況です。
国際面では、原油価格はやや高止まりをしております。原油価格は中東情勢如何で変化し、特にイラクの状況、或いはテロの動向を市場は憂慮しているということです。現実に需給面では、供給余力が需要を上回っており、OPECの下限値22$/Bを下回るような急落の場面もあるかもしれませんが、原油価格はOPECの協調が保たれる限り、22〜28$/Bのプライスバンド内に収まるものと考えます。
次に、国内の石油業界では、無秩序な競争が続き、収益環境は厳しいものとなります。それを打開するために、公正、且つ透明なEXリファイナリーの市場を創設し、市場価格により優勝劣敗が明らかになるような仕組みを構築することが必要であり、今年は市場創設に向け、今まで以上に積極的に働きかけていきたいと思っております。
それを踏まえ、私ども出光としては、今年、全ての面で競争力が求められ、競争に打ち勝つ体制を作り上げなければなりません。情報開示のニーズも高まり、結果を事実として数字で表すことが求められています。この春までに16年度の具体的な実行計画が策定されます。この目標に向かい、職場は違えど、一人ひとりがやるべきことを確実に誠実に実行していくことが何よりも大切です。言い訳せずに実績を出すことしかありません。しかし、何よりも皆さんには元気で明るく仕事をしていただきたいと思います。
