今年4月策定致しました中期経営計画に基づき、環境関連の取組みを強化すべく2002年度から2005年度までの環境中期計画を策定しましたので、内容をお知らせ致します。今後、この環境中期計画に基づき、環境報告書にて実績提示だけではなく、計画対比で報告する予定です。
I.出光グループの環境経営ビジョン
出光グループはエネルギー及び石油関連製品供給企業として、事業を通して環境問題に対する先進的な取組みを実行し、地球環境と調和した豊かな社会を形成することに貢献し、社会から信頼される企業になることを目指します。
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II.環境中期計画
上記ビジョンに基づき、5項目の重点課題と2005年度までの達成目標を以下のように設定致しました。
1.地球温暖化防止への貢献
| (1) |
商品、サービスを通した貢献
| 1. |
石油コージェネ累積25万kWの普及。 |
| 2. |
灯油型、LPG型燃料電池の早期実用化。(2006年度目標) |
| 3. |
DME(ジメチルエーテル)の事業化。(2006年度目標) |
| 4. |
自動車エンジン、家庭機器向け省エネルギー型潤滑油の次世代商品開発。 |
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| (2) |
生産部門の省エネルギー
| 1. |
出光興産における5製油所のエネルギー消費原単位を1990年度対比 15%削減。
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| 2. |
出光石油化学における2工場のエネルギー消費原単位を1990年度対比 10%削減。
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| (3) |
物流部門の省エネルギー
| 1. |
出光興産における物流部門の燃料消費削減量は、2001年度に1990年度対比20%。そのレベルを維持、更なる削減へ取組み強化。
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| (4) |
国際貢献
開発途上国への技術支援や共同取組みを通じて、地球環境改善に貢献します。
| 1. |
温暖化防止も含め総合的な生態系保全への貢献を目的とし、豪州の自社炭鉱跡地への植林規模拡大。
| a. |
現在135ha植林済み。植林可能面積約10,000haを対象に規模拡大。 |
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| 2. |
豪州での微生物資材を活用する炭鉱跡地修復技術や、クウェートでの砂漠土壌改良技術につき継続推進。
| a. |
豪州:NEDO補助。関西電力、電源開発、JCOALと共同推進。 |
| b. |
クウェート:JCCP補助。 |
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| 3. |
中国小型石炭ボイラの効率改善技術の実用化。(NEDO助成) |
| 4. |
世界銀行の途上国支援型炭素買取基金へ参加予定。(2003年) |
| 5. |
国内制度の進捗状況に応じ、クリーン開発メカニズム(CDM)などを活用した排出権確保の推進。 |
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2.省資源化対策への取組み
| |
循環型社会を目指し、企業の社会的使命の一環として、製油所・工場内における廃棄物のゼロエミッションを目指します。 |
| (1) |
出光興産5製油所での廃棄物最終処分量を、1990年度対比67%削減。
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| (2) |
千葉・徳山石油化学工場の廃棄物最終処分量を2001年度対比80%削減。
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| (3) |
千葉・徳山製油所におけるゼロエミッションの達成。 |
| (4) |
全製油所・工場のゼロエミッション化の計画策定、明確化。 |
3.環境汚染リスクの最小化
| (1) |
大気汚染対策 |
| |
| 1. |
出光興産は、2003年4月から超低硫黄軽油(50ppm以下)全国販売開始。 |
| 2. |
石油供給企業の使命として、更なる超低硫黄化燃料開発を継続。 |
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| (2) |
土壌汚染対策 |
| |
| 1. |
製油所、工場、油槽所、SSなど各事業所の土壌・地下水の汚染実態及び潜在リスクの調査実施。(2004年度完了目標) |
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4.環境経営基盤の強化
| (1) |
目標達成を目指し、グループでの環境経営システムを確立。 |
| |
| 1. |
商品のライフサイクルインベントリ(LCI:商品ライフにわたる環境負荷量)の集計や環境会計の仕組みを本年度末までに確立。 |
| 2. |
グループにおける環境活動の管理体制強化。
| a. |
ISO14001の環境管理システム認証事業所拡大。
(2002年11月時点23ヶ所→27ヶ所以上) |
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5.環境コミュニケーションの拡充
| (1) |
環境報告書の内容充実:連結ベースでの継続発行、第三者評価実施。 |
| (2) |
環境格付けの高位取得:2005年度までにAランク以上取得。 |
| (3) |
PRTRの地域説明会継続開催:本年12月2日、徳山地区にて実施。 |
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III.「出光環境報告書2002」の発行について
この度、2001年度環境保全活動の実績を取りまとめ、「出光環境報告書2002」を発行しました。
1.報告書の概要
| (1) |
対象期間 2001年4月〜2002年3月末の1年間 |
| (2) |
対象範囲 出光興産と主要関連会社 |
| (3) |
対象分野 出光グループの環境保全活動、出光石油化学のレスポンシブル・ケア活動 |
2.2001年度版からの主な変更点
| (1) |
出光石油化学など主要関連会社を加えたグループの報告書としました。 |
| (2) |
出光興産、出光石油化学の環境会計データを集計しました。 |
| (3) |
環境省のガイドラインに沿い、社会貢献、安全・衛生の項目を新たに加えました。 |